【海外の反応】なぜ人類の名字は絶滅しない? 英国では毎年2000姓が消えてるのに種類が減らない理由が興味深い

海外の反応

名字(姓)って、新しく「生まれる」ことはめったにないのに、死亡とか結婚で名前が変わったりして「消える」ことは普通にあるよな。しかもそれ、何世紀もずっと続いてるわけよ。じゃあ理論上、時間が経てば経つほど残る名字ってどんどん少数に絞られていくはずやん? なのに実際は世界中にめちゃくちゃ多様な姓が存在してる。この素朴な疑問がr/NoStupidQuestionsで話題になってて、数学モデルまで飛び出す大喜利になっとったから紹介するで。

📌 元スレッド情報

サブレディット: r/NoStupidQuestions

言語: 🇺🇸 英語

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実はその方向に向かってるんやで。

英国では平均して毎年2,000の姓が消滅してる。十分な時間が経てば、いずれ残る姓はほんの一握りだけになるやろな。

中国やベトナムみたいに、すでに少数の姓が大多数を占めてる国もあるし。

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We are trending that way.

On average 2000 surnames die out every year in the UK. Eventually there will only be a handful left given enough time.

Some countries, such as China and Vietnam, are already dominated by a small number of surnames.

✍️ 管理人: これがベストアンサー扱いなのも納得の情報量やな。中国だと「王・李・張」の3姓だけで人口の2割超えてるらしいし、ベトナムに至っては「グエン」姓だけで人口の4割近くを占めてるってのがマジで異常。日本は苗字の種類が10万以上あるって言われてて世界的にもかなり多様な部類なんよ、明治になって庶民も名字を持てるようになったタイミングで各家がバラバラに名乗ったのが理由らしい。同じ「人類全体で姓が減っていく現象」でも、国ごとの歴史でここまで差が出るのおもろいわ。

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名前は時々出てくるで。改姓する人もいれば、ダブルネームにする人もいるし、俺の友達夫婦なんかは名字を合体させてたわ。子どもがいないまま家系が途絶えることで時間をかけてある種の淘汰みたいなことは起きるかもしれんけど、それでも十分な変化があるから、いろいろ入れ替わっていくんやと思う。

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Names appear sometimes. Some change theirs, others double barrel, my friend and his wife smashed theirs together. Potentially there is a sort of winnowing process over time due to families dying out childless but there’s enough change to switch it up/

✍️ 管理人: 夫婦別姓が浸透してる国だと「名字を合体させる」って発想が自然に出てくるの面白いな。日本だと選択的夫婦別姓すらまだ議論の最中やのに、海外ではもう一歩先の「ハイフンでつなげて新姓誕生」まで行ってるという。個人的にはこの合体姓、子どもの代でまたどう継承するのか気になるところではある。ぐう正論よな、名字って固定システムじゃなくて常に微妙に変異してるんよな。

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人は新しい名字を作ったり、国を移って綴りを変えたり、理由は何であれ普通に名前を変えたりするし、王族なんかは戴冠すると新しい名前を名乗ったりもする。国によっては、アイスランドみたいに小さいから名字の種類が少ないところもあるで。

(追記:アイスランドには名字はなくて父称制だったわ。だからその例はナシで)

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People make up new last names, they might move countries and change the spelling, they may just straight up change their name for what ever reason, royalty create new names when they become crowned. Some countries there are only a few names like Iceland because it's small. Edit iceland doesn't have last names but a patronymic system so scratch that example

✍️ 管理人: 自分で訂正入れてるの草。アイスランドは「〇〇ソン(〇〇の息子)」「〇〇ドッティル(〇〇の娘)」っていう父称・母称システムやから、確かに姓とは別物なんよな。ちなみに移民の際に綴りを変える話、エリス島で入国審査官が発音できずに勝手に姓を変えちゃったってアメリカ移民あるあるは有名なネタで、Redditでも定番の家族史ネタとしてよく出てくるわ。日本でも帰化する時に漢字表記を新しく作るケースあるし、名字が「移動によって変異する」のは万国共通なんやな。

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現代の私たちが知ってるような姓、しかもヨーロッパ的な文脈での姓って、実はかなり新しいものなんよね。短いものだと200年未満(ロシア帝国の命名法を見てみるといい)から、長いものだと数千年(ギリシャとか。ヘラクレスの子孫を名乗るヘラクレイダイを見てみるといい)まで幅はある。でもヨーロッパのほとんどの国では、だいたい1000年前から500年前くらいに姓を導入し始めた。歴史のスケールで見れば、そんなに長い時間じゃない。少なくとも、姓のほとんどが消え失せるほどの長さでは全然ないで。

特に、姓がそれぞれ違う場所に由来してることを考えるとなおさらそう。イタリア系の姓とかアイルランド系の姓を思い浮かべてみ。どっちもすごく特徴的やろ? なぜか? それぞれ特定の文化に根ざしてるから。イタリア系の姓が近いうちにアイルランド系の姓を駆逐する、なんてことはたぶんない。地域ごとの“かたまり”が多すぎるんよ。

3つ目の理由は、特に今では、多くの人が意識的により珍しい姓を残そうとしてること。妻の姓のほうが珍しくて、それを残したいからって理由で妻の苗字を名乗った男性を何人も知ってる。その子どもたちも今はその姓を持ってる。こういうケースは今後ますます増えると思うで。

とはいえ、あんたが言ってるような現象が実際に起きてる場所もある。韓国では人口の20%以上が「キム(金)」姓や。だから、その疑問はまったく的外れってわけじゃない。

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Surnames, as we know them today and in a European context, are fairly young. Ranging from less than two hundred years old (look at Russian Empire naming laws) to thousands of years (Greece, look at the Heracleids who purport to be of Herculian descent). But most countries in Europe started introducing them around about one thousand to five hundred years ago. That's not very long in the scale of things. Certainly not long enough to lose nearly all of our surnames.

That's especially true when you think about the fact that different surnames come from different places. Think of Italian surnames or Irish surnames. They're both very distinctive. Why? Because they're from a particular culture. Italian surnames probably aren't going to wipe out Irish surnames any time soon. There's too many pockets of places.

The third reason is that many people, especially now, are intentionally passing on the more unique surname. I know multiple men who took their wife's last name because she had a more unique surname and wanted to preserve it. Their kids now have that surname. I suspect this will become increasingly common.

But you do also see exactly what you're talking about in some places. Over 20% of South Korea's population has the surname Kim. So it's not an unfounded question at all.

✍️ 管理人: 情報量が学術論文レベルで有能すぎるコメントやな。日本の場合は明治8年(1875年)の平民苗字必称義務令で全国民が名字を持つことになったから、実は「姓の歴史」で言えばまだ150年くらいしか経ってないんよな、このコメントで言う「短い方」の部類。韓国の金・李・朴の3姓だけで人口の半分近くを占めるって話は有名で、だから韓国ドラマだと同姓の人多すぎて名前呼びが基本になるらしいで。妻の姓を残すために夫が改姓するって発想、日本でもこれから増えてきそうな流れやと個人的には思う。

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Sato問題に誰も触れてないのが意外や。
https://sakura.co/blog/the-sato-2531-problem-what-can-be-done

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Surprised nobody has mentioned the Sato problem. https://sakura.co/blog/the-sato-2531-problem-what-can-be-done

✍️ 管理人: 「Sato問題」ってつまり、日本で夫婦同姓が続くと計算上2531年には全国民が「佐藤さん」になるっていう、ある研究者が試算したネタ話やで。もちろん実際にそうなる可能性は低いけど、選択的夫婦別姓の議論でこのシミュレーションがたびたび引き合いに出されるんよな。海外のスレでまさかこの日本ローカルな小ネタが出てくるとは思わんかったわ、Redditの守備範囲広すぎ。ちなみに現状の佐藤さんの人口比率は約1.5%くらいらしい。

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これはすごくいい質問で、これに関係してるで。
https://en.wikipedia.org/wiki/P%C3%B3lya_urn_model

実際に計算シミュレーションもできる。26種類の異なる文字(姓を表すもの)が入った袋から始めて、そこから2文字を取り出し、そのうち1つを選んで複製して袋に戻す。これは結婚による姓の変更をシミュレートしてる。しばらくすると、袋の中の文字の種類は減っていくはずやで。

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This is a great question and related to this https://en.wikipedia.org/wiki/P%C3%B3lya_urn_model

You can actually do a computation simulation of it. Start with a bag of 26 distinct letters (representing surnames), then, take 2 letters out, and select one of the two to duplicate, and put it back in the bag. This simulates name conversion based on marriage. After awhile you'd end up with fewer letters.

✍️ 管理人: ポリアの壺モデルとか出てきて完全に数学の学会になってて草。要は「多いものはさらに増えやすい」という正のフィードバックを表す確率モデルで、経済格差とか人気投票の偏りを説明するのにも使われる有名な理論なんよな。名字の分布にまでこれが応用できるっていうのは目から鱗やったわ。文系の疑問に理系のガチ回答がついてくるの、まさにRedditって感じで好き。

💭 管理人の感想

今回のスレ、素朴な疑問から始まって最後は数学モデルまで飛び出す展開が最高やったわ。結論としては「名字は実際に減ってはいる」けど、①姓の歴史自体がまだ数百年〜千年程度と意外と浅い、②各文化・地域ごとに独立して姓が生まれてきた「かたまり」が多すぎる、③むしろ珍しい姓を意識的に残そうとする人が増えてる、っていう複数の要因が拮抗してるから急激には均一化しないってことみたいやな。日本と海外を比べると面白くて、日本は明治時代に一斉に苗字を義務化した結果、逆に世界トップクラスの多様性(10万種類以上)を獲得したのに対して、韓国・中国・ベトナムはむしろ少数の姓に集中してる真逆のパターンなんよな。「佐藤さんだらけの未来」みたいなシミュレーション話、前に選択的夫婦別姓のスレでも似たような試算が話題になってた記憶あるわ。個人的には、名字ってただの記号じゃなくて家族史や移民の記録でもあるから、この先AIとかデータベースで系譜がどんどん可視化されていくと「自分のルーツ」に興味持つ人も増えていきそうやなと思う。みんなの名字っていつ頃どこから来たか知ってる? ルーツ調べたことある人いたらコメントで教えてほしいわ。

📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜

“smashed theirs together”

🔊 読み方: スマッシュト・ゼアズ・トゥゲザー

🇯🇵 意味: (2つのものを)ガチャッと一つにくっつける、無理やり合体させる

💡 元のコメントでは、友人夫婦が互いの苗字を組み合わせて新しい苗字を作った話に使われている。フォーマルな『combine』よりくだけた響きで、『二つのスケジュールをむりやり合体させた』『二つのアイデアをくっつけて一つにした』のように、日常のカジュアルな会話で幅広く使える。

🌍 他の言語では?

🇩🇪 ドイツ語: die einfach zusammengewürfelt (ディー・アインファッハ・ツザメンゲヴュルフェルト)

→ 『würfeln(サイコロを振る)』由来で『適当にガチャっとくっつける』ニュアンスがあり、smash togetherのカジュアルさに近い。

🇫🇷 フランス語: ils ont fusionné leurs noms (イルゾン・フュジオネ・ルー・ノン)

→ 『fusionner』は日常会話でも自然に使われ、二つを勢いよく一つにする感じがsmash togetherと重なる。

🇰🇷 韓国語: 성을 합쳤대 (ソンウル・ハプチョッテ)

→ 『합치다(合わせる)』はカジュアルな口語表現で、友人同士の会話で『二つを一緒にした』と言う時によく使う。

🇪🇸 スペイン語: mezclaron sus apellidos (メスクラロン・ストゥス・アペジードス)

→ 『mezclar(混ぜる)』は口語的で、二つのものをラフに一つにするsmash togetherの勢いをよく表す。


※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/NoStupidQuestions

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