1968年のアポロ8号、実は月面着陸より先に「月の裏側を生身の目で見た初めての人類」になったミッションやって知ってた?ぶっちゃけアポロ11号の月面着陸の陰に隠れがちだけど、地球の重力圏を初めて完全に脱出した有人ミッションでもあって、これめちゃくちゃデカい快挙なんよ。しかもこのクルーの1人、後にアポロ13号で「奇跡の生還」を果たすことになる人物なんやわ。今回はそんな運命めいた話と、海外オタクたちのツッコミをまとめてみたで。
豆知識:月は地球に対してちょっとユラユラ揺れてるんですね(これを秤動って呼びます)。そのおかげで、宇宙時代が来る前でも「裏側」の約9%は地球上から見えてたんです。

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Fun fact: Because the Moon wobbles a bit with respect to Earth, a phenomenon called libration, a small part (~9%) of the "far side" had been seen from Earth before the space age.

✍️ 管理人: これ知らんかった人多いんちゃう?ワイも「裏側は完全に見えない」って思い込んでたわ。秤動のおかげで実際は月表面の約59%が地球から観測可能らしいで、有能すぎる豆知識やな。日本だと月見文化があるから「うさぎ模様」ばっかり注目されがちやけど、実はあの模様も秤動でちょっとずつ角度変わって見えてるんよな。ちなみに秤動には「経度秤動」「緯度秤動」「日周秤動」の3種類あって、月の公転軌道が楕円だったり自転軸が傾いてたりするのが原因なんやって。
1980年まで誰も『The Far Side』を見ることはできなかった。というのも、それまでゲイリー・ラーソンは『Nature's Way』という作品を描いていたからだ。【訳注: 『The Far Side』はゲイリー・ラーソンによる伝説的な一コマ漫画。『Nature's Way』はその前身作品で、後により広く知られるタイトルにリニューアルされた】
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No one could see The Far Side until 1980, because Gary Larson was drawing “Nature’s Way” before that.
✍️ 管理人: これ完全に「月の裏側(Far Side)」とダジャレかけてるやつやな、海外オタクのこういうノリ好き。The Far Sideはアメリカだと日本でいう「サザエさん」くらいの国民的知名度がある一コマ漫画で、シュールで動物ネタが多いのが特徴なんよ。日本だと一コマ漫画文化自体があんまり定着してないから、こういう「みんな知ってて当然」レベルの漫画があるのちょっと羨ましいわ。ちなみにゲイリー・ラーソンは1995年に一度引退したけど、2020年からデジタルで新作を細々と発表してるらしい。
ジェームズ・ラヴェル、このミッションの指令長なんだけど、その後アポロ13号のメンバーにもなるし、当時の人類最遠到達距離の記録も樹立してる。トム・ハンクスが映画で彼を演じたやつね。
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James Lovell, the mission captain, would go on to be a part of the Apollo 13 mission and set the then-record of farthest distance from Earth by humans. Tom Hanks played him in the movie.
✍️ 管理人: これがまさに今回の本筋やろ、ぐう運命的すぎる。月の裏側を人類で初めて肉眼で見た男が、その2年後にアポロ13号で酸素タンク爆発という絶体絶命のピンチに陥って、月を回り込むフリーリターン軌道を使ってギリギリ地球に生還するっていう、映画より映画みたいな実話なんよな。個人的には「アポロ13号」(1995年公開)はNASA映画の最高傑作だと思ってて、実際のミッションログにかなり忠実に作られてるから未見の人はマジで観てほしい。ちなみにラヴェルは結局一度も月面に降り立ってなくて、2回月に行って2回とも「見るだけ」で終わった唯一の宇宙飛行士なんやで、これはこれで数奇な運命すぎる。
それに、Artemis 2と違ってApollo 8は月に向かう軌道としてずっとリスキーなやつを選んでる。フリーリターン軌道なら、あんまり何もしなくても月の重力でスリングショットされて地球に戻れるから、basicallyそのまま乗ってるだけでいい。でもApollo 8は実際に月周回軌道に入って、約10周も回ってる。月面からわずか70マイル(約110km)まで近づいて、約20時間にわたって月を周回したあと、ロケットを噴射して地球に帰還した。
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And unlike Artemis 2 Apollo 8 took a much riskier trajectory towards the Moon. Instead of a free return trajectory where you don't really have to do much but enjoy the ride and get slingshot it back to Earth. Apollo 8 actually orbited the moon for about 10 rotations.They got as close as 70 miles above the moon's surface and orbited the moon for nearly 20 hours before burning the rockets back to earth.
✍️ 管理人: これ地味にヤバい話で、フリーリターン軌道は「失敗しても自動で帰れる保険付き」なのに対して、Apollo 8は月周回軌道に自らエンジン噴射して入って、また噴射して帰るという「保険なし」の完全人力ミッションだったんよな。当時アポロ計画は月着陸機もまだ完成してなくて、正直かなり無茶な賭けだったらしい。日本人の感覚だと「石橋を叩いて渡る」文化やから、こういう国家の威信をかけたギャンブル的判断は逆にすごいなと思うわ。現代のArtemis 2が安全マージン重視のフリーリターン軌道を選んでるのも、当時の技術的余裕のなさと今の慎重さの対比で面白いポイントやな。
Pink Floydがチャットに参加しました
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That linked article clearly states this, as did OP’s headline. So why does the media keep saying this mission carries “THE FIRST HUMANS TO EVER SEE THE FAR SIDE OF THE MOON”?
There’s obviously some semantic distinction between this mission and Apollo 8 having been there in 1968. So what’s the difference?
✍️ 管理人: これは「The Dark Side of the Moon」(月の裏側)とかけたネタやな、海外Redditあるあるの一発ボケコメントってやつ。1973年発売のこのアルバム、全世界で4500万枚以上売れてて、ロック史に残る名盤中の名盤なんよ。日本でも「狂気」ってタイトルで有名やし、あのプリズムのジャケットは見たことある人多いはず。ちなみに「月の裏側」は英語で"dark side"とも"far side"とも呼ばれるけど、実際は太陽光当たってるから真っ暗ではなく、単に地球から常に見えない側ってだけなんよな。
そのリンク先の記事にもそう明記されてるし、スレ主のタイトルにも書いてある。なのに、なぜメディアはこのミッションが「月の裏側を人類史上初めて目撃した人々」を乗せているって言い続けるんだ?
このミッションと、1968年にあそこに行ってたアポロ8号との間に、明らかに何か言葉の綾的な違いがあるんだろう。で、何が違うわけ?
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That linked article clearly states this, as did OP’s headline. So why does the media keep saying this mission carries “THE FIRST HUMANS TO EVER SEE THE FAR SIDE OF THE MOON”?
There’s obviously some semantic distinction between this mission and Apollo 8 having been there in 1968. So what’s the difference?
✍️ 管理人: これぐう正論なツッコミやわ、たぶん最近のArtemis 2関連ニュースと混同されてる説が濃厚やな。メディアが「〇〇史上初」を使いたがるのはどこの国も一緒で、日本のニュースでも「令和初の〜」みたいな煽り文句よく見るからこの気持ちわかるわ。正確には「Artemis 2は月の裏側に向かう次の有人ミッション」くらいの意味で書かれるべきなのに、見出しだけ見ると誤解を生む書き方になっとるんちゃうかな。ちなみにこの手の「文言のニュアンス問題」はNASA関連ニュースだと頻発してて、Redditの宇宙クラスタが毎回律儀に訂正してくれるの地味に有能だと思う。
こちらが【地球の裏側】(https://www.thefarside.com)だけど、普通に見れるよ。
【訳注: "the far side of Earth"は「地球の裏側」という意味ですが、リンク先は"The Far Side"というGary Larsonの有名なコミックシリーズのサイトです。地球の裏側(Far Side of the Moon)とコミックのタイトル(The Far Side)をかけたジョークです。】
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And here is [the far side of Earth](https://www.thefarside.com) which is easily viewable.
✍️ 管理人: これがオチやな、ファーwww最初のコメントのFar Sideダジャレをここで回収してくるの構成として綺麗すぎる。実際thefarside.comは今でも普通にアクセスできて、ゲイリー・ラーソンの過去作を毎日ランダムで見られる仕様になっとるんよ。日本だと有名漫画家の公式サイトで無料公開ってあんまりないから、こういうファンサービス精神は見習ってほしいわ。海外まとめ民のこういう「一周回ってオチをつける」構成力、毎回感心させられるな。
💭 管理人の感想
今回のスレ、表向きは「月の裏側を初めて見た」豆知識ネタやったけど、掘れば掘るほどジェームズ・ラヴェルっていう1人の宇宙飛行士のドラマチックな人生に行き着く構成になってて、まとめてて普通に感動したわ。アポロ8号で人類初の月裏側目撃者になった男が、その2年後にアポロ13号の酸素タンク爆発という絶体絶命のピンチから生還するっていう、フィクションでも「出来すぎ」って言われそうな実話なんよな。日本だと宇宙開発の英雄っていうと最近のJAXA宇宙飛行士(若田さんとか)のイメージが強いけど、アポロ計画の時代は今よりずっとリスクを許容してた"ギャンブル寄りの宇宙開発"だったのが、フリーリターン軌道の話からもよくわかる。あと今回改めて気づいたのが、秤動のおかげで実は月の裏側の一部は昔から地球から見えてたっていう事実で、こういう「常識だと思ってたことが実は違う」系のTILはやっぱり読んでて気持ちいいな。Far Sideダジャレのオチも含めて、Redditらしい知的なノリと下ネタ紙一重のユーモアが同居してる良スレやったと思う。ちなみにこの手の「アポロ計画の裏話」系スレは過去にも何度かバズってて、以前は月面着陸時の通信トラブルの話がまとめで話題になってたのを思い出したわ。みんなは「アポロ13号」観たことある?ラヴェルの人生、映画とセットで知るとさらに感慨深いから未見の人はぜひチェックしてみてほしいな。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“Pink Floyd enters the chat”
🔊 読み方: ピンク・フロイド・エンターズ・ザ・チャット
🇯🇵 意味: 話している内容にちょうど関連する有名人・作品などが引き合いに出された時に使うネットミーム表現で、「はい、ここでキター」というツッコミのニュアンス。
💡 誰かの発言や話題が、既存の有名な作品・人物と偶然リンクした瞬間に、ふざけてその名前を持ち出す時に使う。例えば月の話をしていて「そういえばPink Floydのアルバムジャケットも月だよね」→「Pink Floyd enters the chat」のように使う。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Pink Floyd betritt den Chat (ピンク・フロイト・ベトリット・デン・チャット)
→ このミーム構文はドイツ語圏のネットでも英語由来のままよく使われ、話の流れに絶妙にはまる固有名詞を茶化して挙げる時に使う。
🇫🇷 フランス語: Pink Floyd entre dans le chat (パンク・フロワイド・アントル・ダン・ル・シャ)
→ フランス語のネットスラングでも同じ型がそのまま定着しており、会話中に話題とリンクする有名人・作品を面白がって召喚する時に使う。
🇰🇷 韓国語: 핑크 플로이드 등장 (ピンク・プルロイドゥ・トゥンジャン)
→ 「~ 등장」だけで「ここでキターッ」というノリを表す韓国語のネット口語表現で、話の流れに絡めて何かを面白おかしく挙げる時に使う。
🇪🇸 スペイン語: Pink Floyd entra al chat (ピンク・フロイド・エントラ・アル・チャット)
→ スペイン語圏でもこのミーム構文がそのまま使われ、会話の流れにぴったりはまる名前をふざけて呼び出す時に使う。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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