ニューヨーク州ナイアガラフォールズに、かつて「ラブ・カナル」っていう住宅地があったの知ってる?普通の家が並ぶ普通の街に見えて、その地下には化学会社が埋めた2万2,000トンもの有毒廃棄物が眠ってたんやわ。1970年代になってそれが漏れ出して、先天異常やがんが多発、住民は避難する羽目になった。この事件がきっかけで、今もアメリカの環境政策の柱になってる「スーパーファンド制度」が生まれたんよ。今回はredditで盛り上がってたこの話を紹介するで。
そこにある学校に通ってた友人がいたんだけど、連絡を取り続けていた同級生の40%ががんで亡くなった。
彼女自身も2000年代に亡くなった。死因は、そう、ご想像の通り、肝臓がん。
一部のクソ野郎どもがもっと儲けたがったせいで、彼女の人生は悲劇的に奪われた。
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Had a friend of mine that had a school there, 40% of her classmates she kept in touch with died from cancer
She passed away back in the 2000s from, you guessed it, liver cancer
Her life tragically cut short b/c some shitbags wanted more profit
✍️ 管理人: 40%って数字、盛ってるかと思ったら本当にそのレベルの被害が報告されてるから震える。日本だと水俣病やイタイイタイ病が近い構図で、企業の廃棄物垂れ流しが住民の健康を長期間蝕んだって点はまさに同じなんよな。ちなみにラブ・カナルの化学会社フッカー社は、土地を学校区に「1ドル」で売る代わりに危険性を伝えてたって主張してたけど、後の調査でその警告は全然不十分だったことが判明してる。個人的にはこういう「儲けが人命より優先される」話、時代も国も関係なく繰り返されてて、ぐう腹立つわ。
そしてEPA(環境保護庁)は骨抜きにされてるし。
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And the EPA is being gutted.
✍️ 管理人: 皮肉効いてて草。ラブ・カナル事件がきっかけでEPA主導のスーパーファンド制度ができたのに、その肝心のEPAが政権によって予算削減や規制緩和の対象になりがちってのは確かに皮肉な話やな。日本だと環境省がこれに近いけど、アメリカの場合は政権交代のたびに環境規制の強弱がガラッと変わるのが特徴なんよ。個人的には、こういう「教訓から生まれた組織が骨抜きにされる」パターンを見ると、歴史は繰り返すんやなって思わされるわ。
1942年から1952年にかけて、フッカー・ケミカル社は産業廃棄物を埋め立てた。それが1970年代になると地下室や庭に漏れ出し始め、深刻な健康被害を引き起こした。この危機をきっかけに、1980年に連邦政府のスーパーファンド制度が創設された。
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Between 1942 and 1952, Hooker Chemical buried industrial waste, which began leaking into basements and yards in the 1970s, causing severe health issues. The crisis prompted the federal Superfund program in 1980.
✍️ 管理人: これ、事件の経緯をコンパクトにまとめてくれてて有能なコメントやな。豆知識を足すと、この土地はもともと運河(キャナル)建設用に掘られた溝で、それが未完成のまま放置されてて、フッカー社が「ちょうどいい埋立地」として目をつけたのが始まりなんよ。日本だと似たケースで豊島(てしま)の産業廃棄物不法投棄事件があって、あっちも住民運動が国を動かすきっかけになった点が共通してる。スーパーファンド制度は今も現役で、汚染者が特定できない場合は税金や基金で浄化するっていう仕組みが今のアメリカの環境行政の土台になってるんよ。
行ったことある。あの辺、住宅街が唐突に途切れるんだよ。道路の片側には普通の家が並んでるのに、反対側は完全に空っぽの野原。不気味だよ。
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I've been. The neighborhood abruptly stops. Normal houses on one side the the road, completely empty field on the other side. It's eerie.
✍️ 管理人: この光景、想像するだけでゾワッとするわ。実際には当時ラブ・カナル周辺の家屋約800戸が買い上げられて解体され、住民は移住させられたんよな。日本でいうと原発事故後の帰還困難区域に近い雰囲気で、人がいた形跡だけが残って街として機能してない場所ってやっぱり独特の不気味さがある。ちなみに現在は一部エリアが「ブラック・クリーク・ビレッジ」として再開発されて人が住んでるらしいけど、住民の間では今も不安の声があるみたい。
記憶が正しければ、この問題はまだ続いてる。ラブ・カナルのすぐ北にあるブラック・クリーク地区の住民は、がんや先天異常の発生率が高くて、その件で政府を訴えてる。もちろん政府は「何も問題ありません」って言ってるけどね。
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Iirc this issue is still going on. The people of the black creek neighborhood immediately north of love Canal have had high rates of cancer and birth defects, and have sued the government over it. Obviously the government is saying everything is fine.
✍️ 管理人: 「問題ありません」のくだり、皮肉効いてて草生えるけど笑えない話やな。実際ラブ・カナル跡地の再開発エリアでは住民から健康被害の訴えが今も続いてて、集団訴訟が起きてるのは事実なんよ。日本だと公害問題の因果関係の立証が長年争われた水俣病訴訟を思い出すわ、あれも国や企業側が長期間因果関係を認めなかった。個人的には、一度「安全宣言」を出した行政は面子もあってなかなか非を認めにくいっていう構造がどこの国でもあるんやろなと思う。
それについてのPBSのドキュメンタリーを貼っておくね。今まで見た中でも、最高に腹が立つし、同時にめちゃくちゃ示唆に富んだドキュメンタリーの一つ。

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Let me post the PBS documentary on it. One of the most infuriating and insightful documentaries I have ever watched.
✍️ 管理人: 地雷案件だからこそドキュメンタリーで深掘りする価値あるよな、こういう資料提供してくれるコメントはもっと評価されるべき。PBSは日本でいうNHKみたいなポジションの公共放送で、こういう社会派の調査ドキュメンタリーを結構作ってるんよ。ちなみにこの事件を主導的に告発したのは当時のラブ・カナル住民でシングルマザーだったロイス・ギブスって女性で、彼女は後に環境正義運動のリーダーとして全米で活動を続けてる。個人的にはこういう「一人の市民が国の制度を変えた」実話、めちゃくちゃ胸熱やわ。
💭 管理人の感想
改めてまとめると、ラブ・カナル事件は「知らずに有毒廃棄物の上で暮らしてた住民が、健康被害をきっかけに声を上げて国の制度を変えた」っていう、社会運動の教科書みたいな話なんよな。企業が利益優先で廃棄物を埋め、行政のチェックが甘くて、被害が出てから初めて動くっていう構図は、日本の水俣病やイタイイタイ病、豊島の不法投棄事件とも重なる部分が多い。アメリカはこの事件をきっかけにスーパーファンド制度っていう「汚染者不明でも国が浄化に動く」仕組みを作ったのが特徴的で、日本の土壌汚染対策法とはまたちょっと違うアプローチなんよ。興味深いのは、40年以上経った今も近隣のブラック・クリーク地区で同じような健康被害の訴えが続いてる点で、「一度解決したはずの公害」が実は終わってなかったってパターンは世界中どこでも起きうるんやなって考えさせられたわ。これ、前に豊島の産廃スレでも「行政が動くまでに何十年もかかった」って話で盛り上がってたの思い出したな。結局こういう問題って、被害が可視化されて世論が動かないと制度って変わらないんかもしれん。みんなの街の近くにも、実はこういう「知られざる歴史」がある土地、あったりしない?
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: wie du dir denken kannst (ヴィー・ドゥー・ディア・デンケン・カンスト)
→ 「察しの通り」というニュアンスで、皮肉やオチを予告する際に会話でよく使われる。
🇫🇷 フランス語: comme tu peux t'en douter (コム・チュ・プー・タン・ドゥテ)
→ 予想通りの展開を語るときに自然に挟む口語表現。
🇰🇷 韓国語: 예상했겠지만 (イェサンヘッケッチマン)
→ オチや予想通りの結果を話す前に使うカジュアルな前置き表現。
🇪🇸 スペイン語: como te imaginarás (コモ・テ・イマヒナラス)
→ 話の展開が読める内容を語る際に日常会話でよく使われる自然な表現。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“you guessed it”
🔊 読み方: ユー・ゲスト・イット
🇯🇵 意味: 「ご想像の通り」「案の定」という意味の相槌フレーズ
💡 皮肉っぽく、あるいは予想通りの(多くは残念な)結末を明かす直前に挟む言い回し。例: ‘I forgot my umbrella, and you guessed it, it started pouring.’のように会話や語りの中で使う。


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