「数字ってときどき、どんなホラー映画より怖い」って知ってた? RedditのAskRedditに「初めて聞いたとき、マジでゾッとした統計は?」というスレが立って、世界中のネット民が「それは眠れなくなるやつ」を持ち寄ったんだわ。アメリカの教育、環境、暮らしの話が中心で、日本とは前提が違うものも多いけど、ひとごとではない数字ばっかりだった。今回はその中から10個ピックアップしたから、ちょっと覚悟して読んでくれ。
>2022年のNAEP(全米学力調査)によると、ボルチモア市の公立学校では、読解力が「習熟」レベルに達していたのは小学4年生のわずか10%、中学2年生でも15%にすぎなかった。
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>According to the 2022 NAEP test, only 10% of fourth-graders and 15% of eighth-graders in Baltimore City public schools were proficient in reading.
✍️ 管理人: このスレで一番票を集めたのがこれ。10人に1人しか読解力が「習熟」に届いてないって、そりゃゾッとするわ。NAEPはアメリカの「全国学力調査」みたいなもので、日本だと文科省の全国学力・学習状況調査が近い立ち位置やな。ちなみにボルチモアは貧困率や治安の問題が重なりやすい都市として知られてて、教育格差の話題では定番の例になりがち。読む力が弱いと他の教科も全部しんどくなるから、個人的にはこの数字が一番じわじわ効くと思うわ。
今や平均的な人は、人生の93%を屋内で過ごしている(車、バス、地下鉄での移動時間も含む)。
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The average person now spends 93 percent of their life indoors (this includes your transportation time in car, bus, or metro).
✍️ 管理人: 言われてみれば、ワイも日光を浴びた記憶が通勤の数分くらいしかなくて草も生えん。この「93%」はアメリカ環境保護庁(EPA)が1990年代にやった調査が元ネタで、屋内約87%+車内約6%という内訳らしいんよ。しかもそれは在宅ワークやスマホが普及する前の数字やから、今はもっと高いかもしれん。日本は夏が暑すぎて外に出ない問題もあるし、数字で見せられると「ちょっと散歩するか…」ってなるわ。
世界では約3人に1人が、安全な飲み水を利用できない。
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About 1/3 people in the world don’t have access to clean drinking water.
✍️ 管理人: 蛇口をひねれば飲める水が出る日本人からすると、マジで実感が湧かない数字だわ。国連の推計でも、安全に管理された飲み水を使えない人は世界で20億人以上いるとされてて、コメントの「3人に1人」は年や定義で幅がある感じやな。日本は水道普及率がほぼ100%で、水道水をそのまま飲める国は世界でもかなり少数派なんよ。海外旅行で「水を買え」と言われる理由は、こういう背景があるからなんだな。
アメリカでは、実に20人に1人もの人が胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)を抱えているということ。驚くほど多いのに、私たちはアルコールとの付き合い方や、それにまつわる偏見のせいで、この問題について語ろうとしない。
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That as many as 1 in 20 people in the US have fetal alcohol spectrum disorder. It's incredibly prevalent, but we don't talk about it because of our relationship to alcohol and the stigma involved.
✍️ 管理人: FASDは妊娠中の飲酒が原因で、子どもに学習面や行動面の障害が出る状態のこと。この「20人に1人」は2018年にアメリカの医学誌に載った研究が元で、小学生を調べて1〜5%程度と推計されたものだと思う。コメント主の言う通り、お酒は文化として根付いてるから、妊婦に「飲むな」と言いにくい空気があるのも問題なんだよな。日本でも厚労省が妊娠中の飲酒をやめるよう呼びかけてるけど、あんまり話題にならんのはたしかに同じかもしれん。
過去100年間にカリフォルニア州の山火事で焼失した面積のうち、実に70%が2017年以降に焼けたものだ。(しかも、山火事の「発生件数」自体は減っている。つまり、放火も、不注意なキャンプファイヤーも、自動車の排気系が原因の出火も減っている。それなのに焼失面積が増え、より標高の高い場所まで燃え、火災シーズンも長期化しているのは、ひとえに気温上昇と干ばつのせいだ)
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Of all the acres burned in California in the past 100 years from wildfires, 70% came from post-2017.
(And this is with less *number* of fires. So arson is down, reckless campfires are down, car exhaust ignitions are down, it’s the temperature and drought that is entirely responsible for the increase in acres, elevation and season length of burning)
✍️ 管理人: 100年分の7割がここ数年って、もう「異常」とかのレベルじゃなくて、別の世界線に入っちゃった感じやん。2020年だけで400万エーカー超(約170万ヘクタール)が燃えたって報じられてて、これは四国の9割くらいの広さに相当するんだわ。日本も毎年のように山林火災のニュースが出るようになったけど、規模の桁が違うというのが正直な感想。「人間のミスが減ってるのに被害が増えてる」ってくだりが、原因が気候そのものだって話を一番わかりやすくしてると思う。
マイクロプラスチックが人体に与える影響を完全に把握することはできない。なぜなら、マイクロプラスチックにさらされていない対照群が存在しないからだ。
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We cannot fully understand the impact microplastics have on the human body, because there is no control group that has not been exposed
✍️ 管理人: これ、言われるまで気づかなかったけど、確かに「比較できる人がいない」って研究者にとっては地獄やん。全人類が実験に巻き込まれてて、しかも誰も同意してないというホラー展開だわ。実際、2024年には頸動脈のプラークからマイクロプラスチックが見つかり、心臓発作や脳卒中のリスクとの関連が示唆された研究が医学誌に出て話題になってた。個人的には、ペットボトル水を減らすくらいしかできんけど、それでも「知っておく」だけで意識は変わるかなと思ってる。
障害のある子どもは、性的虐待を受ける可能性が3倍以上高い。
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Disabled children are more than three times as likely to be sexually abused
✍️ 管理人: 一気に空気が重くなったけど、これは目を背けちゃいかんやつやな。この数字は2012年に医学誌のランセットに載ったメタ分析が元になっていて、障害のある子の性的暴力被害は健常児の約3倍と報告されてる。理由としては、被害を言葉で伝えにくいことや、介助を受ける場面が多くて加害者に近づかれやすいことが挙げられてるんよ。日本でも「声を上げにくい子ほど被害が見えにくい」問題はずっと指摘されてるから、周りの大人が気づく仕組みがマジで大事だと思う。
アメリカでは、妊婦の死因第1位は殺人で、その多くはパートナーによるものです。
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In the US the number 1 cause of death for pregnant women is homicide, usually by their partner.
✍️ 管理人: 「妊娠中の死因トップが殺人」って、初めて見たときは何かの間違いかと思ったわ。調べた限り、アメリカでは妊娠中や産後の女性の死因として殺人が上位に来るという研究が複数あって、地域や集計方法で順位は変わるものの、深刻なのは確かみたい。銃社会であることと、DVの問題が重なってる面が大きいと言われてる。日本では妊産婦の死因は病気や自殺の割合が目立つ国だから、同じ「妊婦の危険」でも全然違う風景なんだな、と考えさせられたわ。
命を奪うには至らない絞首行為を受けた被害者は、その後、加害者に殺害されるリスクが750%増加し、約8倍になる。
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The act of non-fatal strangulation increases the risk of homicide that the victim faces by 750% making them nearly 8 times more likely to end up dead at the hands of their abuser after strangulation occurred
✍️ 管理人: 「首を絞められたけど生きてる」からといって軽く見ちゃダメ、って話だわ。この750%という数字は、DV被害者を対象にした2008年の研究が元ネタで、非致死性の絞首は将来の殺害を予測する最大級の危険信号とされてるんよ。このため、アメリカの多くの州では首を絞める行為を重い犯罪として扱う法律が整備されてきた。日本でも、DV相談で「首を絞められた」という訴えがあったら、すぐに警察や支援機関につなぐのが大事なんだと思う。
毎年、サメに襲われて死ぬ人より、ビーチの砂や砂浜に掘った穴が原因で死ぬ人のほうが多い。
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More people die from beach sand or holes in the sand in the beach than shark attacks per year.
✍️ 管理人: 最後はちょっと笑っていいやつ来たわ。サメ映画の影響で「海=サメが怖い」と思いがちだけど、実際はサメに襲われて亡くなる人って世界でも年に数人〜10人前後なんだよな。一方で、砂浜に掘った深い穴が崩れて埋まってしまう事故が毎年起きてるのは、アメリカでもたびたび報じられてるらしい。日本の潮干狩りやビーチで子どもが穴掘りしてるのを見るとほっこりするけど、深い穴を放置するのだけはやめとこうって話やな。サメより砂遊びのほうが危険って、映画のタイトルにできそうでワロタ。
💭 管理人の感想
今回のスレを眺めてて思ったのは、「怖い統計」って派手な事件じゃなくて、静かに進んでる問題ほど数字にすると破壊力があるってことだわ。読解力10%、飲み水に困る人20億人超、屋内で93%の生活、これ全部、日常の延長線上にあるのが余計にゾッとするポイントやな。日本は水道が飲めて、治安も比較的良くて、学力調査でも読解力の底がまだ高い国だから、数字だけ見ると「アメリカは大変だな」で終わりそうになる。でも、屋内生活の話や、マイクロプラスチックの話、山火事が増えてる話は、日本もまったく他人事じゃないんよな。DVや障害のある子への虐待みたいな話は、数字が示してるのは「見えてない被害がこれだけある」ってことで、日本でも暗数がかなり大きいと言われてる。ワイが個人的に大事だと思うのは、怖い数字を見たときに「ヤバいな」で終わらせず、「自分に何ができるか」を一個だけでも考えることだと思ってる。ちなみに最後のサメと砂の穴みたいに、思い込みで怖がってるものと、気づいてないだけで実は怖いものがあるっていうのも、統計の面白さなんだよな。みんなはどうだった? 初めて聞いて「ウソだろ」ってなった統計、ワイに教えてくれ。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Darüber spricht man nicht.(ダリューバー シュプリヒト マン ニヒト)
→ 「man(人は一般に)」を使い、社会的なタブーを暗黙の了解として示す定番の言い回し。
🇫🇷 フランス語: On n'en parle pas.(オン ナン パルル パ)
→ 「on」を使った口語的な言い方で、家族や社会で触れない話題に対して日常的に使われる。
🇰🇷 韓国語: 그 얘기는 아무도 안 해.(ク イェギヌン アムド アン ヘ)
→ 「誰もその話はしない」という意味で、タブー視されている話題について友人同士で自然に使う。
🇪🇸 スペイン語: De eso no se habla.(デ エソ ノ セ アブラ)
→ 「se」を使った非人称表現で、話題にしてはいけない暗黙のタブーを表す定番フレーズ。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/AskReddit
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“we don’t talk about it”
🔊 読み方: ウィー ドント トーク アバウト イット
🇯🇵 意味: そのことは(気まずいので)誰も話題にしない、触れない
💡 家族や職場など身内の間で、暗黙のタブーになっている話題を指すときに使う。「その話はもうなしね」と話題を打ち切る場面でも使える。例: “Money is a big issue in our family, but we don’t talk about it.”(うちはお金の問題が大きいけど、誰もそれには触れないんだ)


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