「ジム」って名前、アメリカじゃ昔から超メジャーなのに、身近に1人もいないよな。そんな疑問から始まったのが、r/AskLatinAmericaの「あなたの国で、50歳未満にはまずいない名前って何?」ってスレなんよ。スペイン語圏は聖人の名前をそのまま子どもに付ける文化が長く続いたから、おじいちゃん世代の名前がやたらと渋いんだわ。日本でいう「トメ」「ウメ」「キヨ」みたいな枠やろな。ってことで、ラテンアメリカの住民が挙げた「令和には絶滅した名前」を見ていくで。
📝 スレ主
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I was thinking recently about how I don't know a single person named "Jim" despite it being a very common American name historically.
[](https://www.reddit.com/submit/?source_id=t3_1tnbdky&composer_entry=crosspost_prompt)
うちの祖父母のきょうだいの名前がこちら:アガピト、プルタルコ、フロレンシオ、アマポロ、イグナシオ、ドロテオ、ソレダ、アウシリアドーラ、ブエナベントゥーラ、フェリックス、ビクトリアノ、マクシミリアノ、セサレオ、エルメネヒリオ、クレメンテ、カンディド、ヘロニモ、フルメンシア、セベラ、カタリナ、コンセプシオン、バルビアナ、フェリシタス、テオドロ、ウルバナ、ロレト、エバリスタ、プラヘディス、サビナ、パンフィロ、そしてペトラ。
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Here are the names of all my grandparents' siblings: Agapito, Plutarco, Florencio, Amapolo, Ignacio, Doroteo, Soledad, Auxiliadora, Buenaventura, Felix, Victoriano, Maximiliano, Cesareo, Hermenegilio, Clemente, Candido, Geronimo, Flumencia, Severa, Catalina, Concepcion, Balviana, Felicitas, Teodoro, Urbana, Loreto, Evarista, Prajedis, Savina, Panfilo, and Petra.
✍️ 管理人: 数えたら31人分もあって草。祖父母の世代は子だくさんが普通だったんだろうな、日本でも昭和初期は兄弟8人10人が珍しくなかったし、その辺は共通してる。名前の方は「ブエナベントゥーラ(幸運)」「アウシリアドーラ(助け手)」みたいに、聖母や聖人の称号をそのまま付けるのがスペイン語圏らしいところ。日本の名付けでいうと、名前に願いを込めるのは同じでも、向こうは「カトリックのカレンダー」が元ネタなんよな。個人的には「パンフィロ」の響きが一番好きだわ、強そうで。
プロクーロ。ヘミニアーノ。セベリアーノ。ソティコ。
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Procuro. Geminiano. Severiano. Zótico.
✍️ 管理人: ガチで見たことない名前が4連発で来てワロタ。「ソティコ」とか、日本人の感覚だと何の呪文かと思うレベルだわ。こういう名前は古代ローマや初期キリスト教の聖人由来が多くて、「セベリアーノ」は「厳格な」って意味のラテン語がルーツらしい。日本でいえば「〜衛門」「〜之助」が若者にいないのと同じ現象やな。スレ最多の69票だから、地元民も「あー、いたいたそういうじいちゃん」ってなったんやろ。
僕の曽祖父の名前、ウェンセスラオ。
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El nombre de mi bisabuelo, Wenceslao
✍️ 管理人: ウェンセスラオは、チェコの聖ヴァーツラフ(ウェンセスラウス)のスペイン語形なんだよな。クリスマスキャロルの「Good King Wenceslas」のあの王様やで。それがメキシコとかで曽祖父の名前になってるの、地味に壮大な話だわ。日本だと、ひい祖父さんの名前が外国の聖人由来ってまずないから、この距離感が面白い。ちなみに「ウェンセスラオ」は長すぎて、愛称が「ウェンチョ」になることが多いらしい。それでも今の子には付けないんだろうな。
トランシト、エベル、ウィルソン、エルビオ、プラシダ、エビデリア、イルダ
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Transito, Eber, Wilson, Elbio, Placida, Evidelia, Hilda
✍️ 管理人: 「ウィルソン」が混ざってるのが地味に面白いんよ。ウルグアイとかだと、昔は英語圏っぽい名前を付ける流行があったらしくて、ウィルソンさんは普通にいる世代なんだと思う。ウルグアイの政治家にも「ウィルソン・フェレイラ・アルドゥナテ」って人がいたはず。日本でも昭和に「ジョージ」「ケン」が流行ったのと近い感覚かもな。個人的に「エビデリア」は初見で、これが祖母の名前だったら二度見するわ。
アルシデス
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Alcides
✍️ 管理人: 一言だけなのに54票も入ってるの、潔くて好き。アルシデスはギリシャ神話のヘラクレスの別名「アルキデス」から来てる名前で、実はめっちゃカッコいいんよな。ウルグアイには1950年のW杯でブラジルを沈めた「マラカナンの悲劇」のゴールを決めたアルシデス・ギジャって英雄がいて、あの世代の名前って印象が強いんだと思う。日本でいう「長嶋茂雄」世代に「茂雄」が多かったみたいな話やな。今の子に「ヘラクレス」って付ける勇気ある親はそうそういないわ。
プリニオ
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Plínio
✍️ 管理人: プリニオって、あの古代ローマの博物学者プリニウスのスペイン語読みなんだよな。日本人からすると、いきなり『テルマエ・ロマエ』の世界から名前が降ってきた感じで草。こういう古代ローマ系の名前は、昔は知識人の家庭が付けたりして、ちょっと文化人っぽい響きがあったらしい。日本でも「紫式部にあやかって」みたいなのは今あまり聞かないし、教養系の名前が消えていくのは万国共通かもな。ちなみにワイの周りにもプリニオはゼロだわ。
マルタ、ミルタ
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Marta, Mirta
✍️ 管理人: これはガチで「おばあちゃんの名前ランキング」の常連なんだわ。特にミルタは、アルゼンチンのテレビ司会者ミルタ・レグランが1927年生まれで、今でも現役級の国民的おばあちゃんだから、あの世代の象徴みたいな名前になってる。日本でいう「黒柳徹子さん」の世代に「徹子」が多いのと近い話やな。マルタは聖書のマルタとマリアの姉妹から来てて、実は今もゼロではないらしいけど、確かに新生児では見ない印象。ちなみにミルタは花のミルトスが由来で、意外と可愛い意味なんよ。
私の高祖母の名前は「ワルディナ」だった。今どきそんな名前の人、もう誰もいないよ。
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My great great grandmother’s name was WALDINA, no one is named like that anymore.
✍️ 管理人: 高祖母ってことは、ひいひいおばあちゃん。そこまで名前を覚えてる時点で、家族の歴史を大事にしてるのが伝わってほっこりしたわ。ワルディナはゲルマン系の「ヴァルド(統治)」由来っぽい響きで、ラテンアメリカにドイツ系移民が入ってきた影響かもしれんな。日本でもひいおばあちゃんの名前が「ヤス」とか「ミツ」とかで、今の子に付ける人はまずいないやろ。個人的に、ワイのひいばあちゃんの名前も戸籍を見るまで知らなかったから、ちょっと反省したわ。
輪廻転生、苦痛、孤独【訳注:「ドローレス」と「ソレダッド」はスペイン語圏の女性名でもある】
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Reencarnación, Dolores, Soledad
✍️ 管理人: これを最後に持ってきたの、ワイの趣味だわ。スペイン語の「レエンカルナシオン(輪廻転生)」「ドローレス(苦痛)」「ソレダッド(孤独)」は、全部ガチで存在する名前なんよ。ドローレスは聖母マリアの「悲しみの聖母(ノストラ・セニョーラ・デ・ロス・ドローレス)」、ソレダッドは「孤独の聖母」が由来で、信仰的には深い意味がある。日本人の感覚だと、娘に「苦痛ちゃん」って付けるようなもんだから、衝撃がデカすぎて草。名付けの文化差が一番出てるのがこの3つやな。
💭 管理人の感想
今回のスレは、ラテンアメリカの「おじいちゃん・おばあちゃん世代にしかいない名前」を持ち寄る話だったわ。見ていくと、ほとんどがカトリックの聖人や聖母の称号、古代ローマ・ギリシャの人名がルーツなんだよな。昔は「カレンダーの聖人の日に生まれた子にその聖人の名前を付ける」のが普通だったから、名前の選択肢がそもそも宗教に縛られてたんだと思う。日本でも「〜子」が付く名前は、1980年代あたりまでは女の子の名前の定番だったけど、今はほとんど見なくなったやん。逆に今の日本は、キラキラネームや漢字の自由度が高くて、名前の幅がむしろ広がりすぎてる感じがするわ。スペイン語圏はスペイン語圏で、ウィルソンみたいな英語系の名前が昭和っぽく流行ったりしてて、時代ごとの流行があるのが面白い。ワイとしては、ドローレスやソレダッドみたいに、意味を知ると重いけど信仰的には美しい名前が、世代交代で消えていくのはちょっと寂しい気もするんだよな。ちなみにスレ元の「ジム」の話も、英語圏で似たような現象が起きてるわけで、名前の流行は万国共通なんやな。みんなの周りにも、「この名前の若者は見たことない」ってのある?それと、もし自分の子に古風な名前を付けるなら、どんな名前にする?
📖 この記事のチャンク〜スペイン語フレーズを覚えよう〜
“El nombre de mi bisabuelo”
🔊 読み方: エル ノンブレ デ ミ ビサブエロ
🇯🇵 意味: 私のひいおじいちゃんの名前
💡 家族の古い名前や昔の名前の話題で、「うちの場合は…」と自分の例を挙げるときの出だしに使う。例: «El nombre de mi bisabuelo era Wenceslao, ¡ya nadie se llama así!»(ひいおじいちゃんの名前はウェンセスラオで、今はもう誰もそんな名前じゃないよ!)
🌍 他の言語では?
🇺🇸 英語: My great-grandpa's name was… (マイ グレイトグランパズ ネイム ワズ)
→ great-grandfatherよりgreat-grandpaのほうがくだけていて、家族の話を気軽に切り出すときに自然。
🇩🇪 ドイツ語: Mein Uropa hieß… (マイン ウーロパ ヒース)
→ 「Urgroßvater」の口語形「Uropa」を使い、「〜という名前だった」は「hieß」で表すのが日常会話の定番。
🇫🇷 フランス語: Mon arrière-grand-père s'appelait… (モン アリエールグランペール サペレ)
→ 名詞で「名前」と言うより「s'appelait(〜という名前だった)」の動詞で言うのが自然。
🇰🇷 韓国語: 우리 증조할아버지 성함이… (ウリ チュンジョハラボジ ソンハミ)
→ 「이름」ではなく敬語の「성함」を使うのが目上の家族の話をするときの自然な言い方で、「우리」は「私の」の意味で使われる。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/AskLatinAmerica


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