モータウンの名曲、実はビートルズやエルヴィスより多くの全米1位ヒットを支えてた無名バンドがいるって知ってた?その名も「ファンク・ブラザーズ」。マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーの後ろで黙々と演奏してた彼らが、実はビートルズ、エルヴィス、ストーンズ、ビーチ・ボーイズを全部合わせたよりもチャート1位曲に関わってたってんだから震える。海外の反応まとめてくで。
レッキング・クルーやマッスル・ショールズ・リズム・セクションみたいに、あまり知られてはいないけど、誰と組んでもその人を輝かせるほどグルーヴがえげつない縁の下の英雄たちだよ。
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Just like the Wrecking Crew or Muscle Shoals Rhythm Section, unsung heroes who grooved so hard they could make anybody look good
✍️ 管理人: これぐう正論だわ。レッキング・クルーはビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』とかフィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドを支えたLAのセッション軍団で、マッスル・ショールズはアレサ・フランクリンとかを支えたアラバマ勢。日本で言うと歌謡曲全盛期のスタジオミュージシャン、いわゆる「職人集団」みたいなポジションやな。名前は売れないけど耳には毎日届いてる、っていうのが海外も日本も共通してて面白い。
ジェームス・ジェマーソンには記念碑が建てられてしかるべき。
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James Jamerson deserves a monument
✍️ 管理人: せやな、これは満場一致案件やろ。ちなみにデトロイトには2002年からモータウン歴史博物館にジェマーソンの功績を称える展示があるらしいけど、単独の銅像とかはまだ無いっぽい。個人的にはこういう「音は誰でも知ってるのに顔と名前が一致しない人」こそ真っ先に顕彰されるべきだと思うわ。
『Standing In the Shadows of Motown』は、ファンク・ブラザーズが再結集し、往年の名曲をライブで演奏する姿を収めた、まさに珠玉のドキュメンタリー。ベン・ハーパー、ブーツィー・コリンズ、チャカ・カーンといった面々も出演している。中でも「What Becomes of the Brokenhearted?」でのジョーン・オズボーンの歌声は、文句なしに最高。これは絶対観るべき!
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"[Standing In the Shadows of Motown](https://vimeo.com/306924495)" is a *superb* documentary that reunites the Funk Brothers playing their classics live. Features folks like Ben Harper, Bootsy Collins, Chaka Khan. Joan Osborne's vocals on "What Becomes of the Broken-hearted?" is totally fabulous. Must watch stuff!
✍️ 管理人: 2002年公開のこの映画、実は音楽ドキュメンタリー界隈だと結構な評価が高くて、サンダンス映画祭でも話題になったやつやな。日本だとこういう「裏方にスポットライト当てるドキュメンタリー」ってあんまりヒットしないイメージあるけど、海外だとNetflixとかでも定期的に人気ジャンルになってる印象。個人的にはブーツィー・コリンズが出てる時点でもう観る価値あると思うわ。
ベーシストのジェームス・ジェマーソンのくだりは、いつ聞いてもみんな度肝を抜かれる。何しろこの人、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズ、エルヴィスの4組を全部合わせたよりも多くの全米1位ヒットで、自らベースを弾いているんだ。
「I Heard It Through the Grapevine」「Reach Out I'll Be There」「What's Going On」「Bernadette」「Ain't No Mountain High Enough」でベースを弾いているのも彼だし、あの象徴的なモータウンのベースラインの多くも彼によるもの。しかも、それを右手の人差し指1本だけで弾いていた。本人はその指を「ザ・フック」と呼んでいた。
ファンク・ブラザーズは、1971年の『What's Going On』まで、モータウンのアルバムにクレジットすら載せてもらえなかった。マーヴィン・ゲイが自ら強く求めて、ジャケットに彼らの名前を載せさせたんだ。それまでモータウンでは前例のないことだった。その時点で、メンバーの大半は10年以上にわたり、名前も出ないままチャート首位曲を演奏し続けていた。
ベリー・ゴーディが彼らに支払っていたのは、セッションごとの労働組合規定の最低報酬だけ。印税もなければ、ヒット曲の収益分配もなし。ジェマーソンは1983年、無一文のまま47歳で亡くなった。2002年のドキュメンタリー『Standing in the Shadows of Motown』で、彼らの多くはようやく世間に広く知られるようになった。
ちなみに、自分はLearnClashというクイズアプリに携わってるんだけど、「クレジットされずにポップ史を作ったミュージシャンたち」は、かなり人気のあるカテゴリーの一つ。ファンク・ブラザーズのほか、ロサンゼルス版ともいえるレッキング・クルーや、マッスル・ショールズのリズム・セクションも並んでいる。60〜70年代を彩った音楽のどれほど多くが、総勢わずか50人ほどの手で作られていたのかと思うと、マジでとんでもない。
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The bassist James Jamerson is the part that always blows people's minds. The guy personally played on more #1 hits than the Beatles, Stones, Beach Boys, and Elvis combined. He's the bass on "*I Heard It Through the Grapevine*," "*Reach Out I'll Be There*," "*What's Going On*," "*Bernadette*," "*Ain't No Mountain High Enough*" and a ton of those iconic Motown bass lines are him. He played them with just his right index finger, which he called "The Hook."
The Funk Brothers weren't even credited on Motown albums until 1971's What's Going On. Marvin Gaye personally insisted on putting their names on the sleeve, which Motown had never done before. By then most of them had been playing on chart-toppers for over a decade without credit.
Berry Gordy paid them standard union scale per session with no royalties, and no points on hits. Jamerson died in 1983 at age 47, broke. The 2002 documentary "*Standing in the Shadows of Motown*" was the first wide recognition many of them ever got.

✍️ 管理人: 指1本で「ザ・フック」って二つ名つけるあたり、もうプロレスラーのニックネームみたいでカッコよすぎるわ。印税なし、最低報酬だけで無一文のまま47歳で亡くなったってエピソードはさすがに胸が痛い。日本でも作曲家や編曲家に印税が入って演奏者には定額報酬のみ、っていう構造は今も根強く残ってて、音楽業界の「誰にお金が流れるか問題」は洋の東西を問わず永遠のテーマなんやなって思う。個人的には、こういう歴史があったからこそ後年のミュージシャンのクレジット・著作権意識が強くなったんやろなと感じるわ。
あれだけの大物なのに、それでも「ファンク兄弟」の中では知名度2位止まりって、想像してみろよw
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Imagine being that important, and still being only the second most famous Funk Brothers!
✍️ 管理人: ファーwww 確かにバンド名を冠してるのに本人たちの知名度がバンド名以下って、なかなかシュールな状況やな。日本だと「作者不明の名曲」って演歌とか童謡でたまにあるけど、バンドまるごと匿名レベルってのはあんまり聞かん現象かも。ちなみに1969〜72年くらいのモータウンの黄金期って、ファンク・ブラザーズのメンバー表記自体がほぼ存在しなかったらしいから、これガチのガチで匿名集団やったんよな。
『永遠のモータウン』は、それまで陰の存在だった彼らの名前を、ようやくスクリーンに刻んだドキュメンタリーだ。どのベースがジェマーソンで、どれがボブ・バビットなのか、どのドラムがベニー・ベンジャミンで、どれがピストル・アレンなのかが分かるようになると、モータウンの全カタログの半分くらいが頭の中で再構成される。
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Standing in the Shadows of Motown is the documentary that finally gave them names on screen. Once you know which bass parts are Jamerson and which are Bob Babbitt, and which drum parts belong to Benny Benjamin vs Pistol Allen, half the Motown catalog reorganizes in your head.
✍️ 管理人: これ有能な聴き方やな、演奏者を知ったあとに聴き返すと解像度が段違いに上がるやつ。日本でもYMOのサポートメンバーとか裏方のアレンジャーを知ってから曲を聴き直すと印象変わる、みたいな体験に近いかもしれん。ちなみにファンク・ブラザーズは固定メンバーじゃなくて世代交代しながら約13人前後が入れ替わり立ち替わり参加してたグループやから、「誰がどの曲弾いてるか当てる」のがマニアの間では一種のクイズ文化になってるらしいで。
叔父が彼らのレコードを持ってて、たまに家へ遊びに行くと、ファンク・ブラザーズを一緒に聴きながら大麻をガンガン吸ってノリまくってる。
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My uncle has their records and sometimes when I go to his house we jam to the funk brothers and smoke hella weed.
✍️ 管理人: これ日本だとさすがに再現不可能なエピソードやなw アメリカだと嗜好品としての大麻が州によっては合法化されてるから、こういう「叔父の家でレコード鑑賞会」的カルチャーがリアルに存在するんよな。個人的にはドラッグ云々は置いといて、レコードを世代間で共有する文化自体はめちゃくちゃ良いなと思う。日本でもアナログ盤ブーム再燃してるし、親子でレコード聴く家庭増えてきてるって話も聞くわ。
デニス・コフィーは今でも街のあちこちで演奏してるよ。数年前まではデトロイトのノーザン・ライツで毎週レギュラー出演してた。まあ、わざわざ人が行くような店でもないんだけど。
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Dennis Coffey still plays around town; up to a few years ago he had a weekly residency at northern lights in Detroit, which is not like a place people really go.
✍️ 管理人: それなwww 「わざわざ行くような店でもない」の一言で急に現実に引き戻される感じ好き。デニス・コフィーはファンク・ブラザーズのギタリストで「Theme from Shaft」とかにも関わった人やから、今もローカルのハコで現役演奏してるってだけでめちゃくちゃ贅沢な話なんよな。日本で言うと、レジェンド級のスタジオミュージシャンが今も地元の小さいライブハウスにふらっと出てる、みたいな感じで、知る人ぞ知る贅沢ってやつやわ。
💭 管理人の感想
今回のスレ、要は「ヒット曲の裏には無名の職人集団がいる」ってお話やったな。ファンク・ブラザーズはビートルズ・エルヴィス・ストーンズ・ビーチボーイズを全部合わせた以上の全米1位曲を演奏しといて、1971年まで自分の名前すらレコードに載らんかったっていう、控えめに言ってヤバい扱いを受けてた集団やねん。日本で言うなら、歌謡曲全盛期に活躍したスタジオミュージシャンや、アニソン・CMソングを支えた無名の演奏家たちに近いポジションかもしれん。彼らの名前は出なくても、そのグルーヴだけは何十年も残り続けてるっていうのがなんとも皮肉というか、音楽の面白いところやわ。印税なしの最低報酬でチャート1位を量産して、リーダー格のジェマーソンが無一文で亡くなったってエピソードは、業界の構造的な闇も感じさせる。これ前にレッキング・クルーのドキュメンタリーのスレでも似たような「裏方が正当に評価されてなかった」って話が盛り上がってたの思い出したわ。みんなは好きな曲の「本当に弾いてる人」って気にしたことある?ぜひコメントで教えてくれ。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“blows people's minds”
🔊 読み方: ブロウズ・ピープルズ・マインズ
🇯🇵 意味: 人々を驚愕させる、度肝を抜く
💡 誰かの才能や事実を知って周りが心底驚く場面で使うカジュアルな表現。例: 'The way he plays guitar blows people's minds.'(彼のギターの腕前はみんなの度肝を抜く)
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: das haut alle um (ダス・ハウト・アレ・ウム)
→ 直訳は「それはみんなをなぎ倒す」で、驚きのあまり圧倒される様子を表すくだけた口語表現。
🇫🇷 フランス語: ça bluffe tout le monde (サ・ブラッフ・トゥ・ル・モンド)
→ 「bluffer」は英語のblowと同じく驚嘆させる意味で、日常会話でよく使うカジュアルな言い回し。
🇰🇷 韓国語: 사람들이 깜짝 놀라 자빠져 (サラムドゥリ・ッカムチャク・ノルラ・チャッパジョ)
→ 直訳は「人々が驚いてひっくり返る」で、友人同士の会話で使う誇張気味のくだけた表現。
🇪🇸 スペイン語: le vuela la cabeza a todos (レ・ブエラ・ラ・カベサ・ア・トドス)
→ ラテンアメリカ圏でよく使われる口語表現で、「みんなの頭を吹き飛ばす」というニュアンス。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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