「因果応報」って言葉、こういう時のためにあるんかもな。アフリカ・ガボンで、アメリカ人の大富豪が狩猟中にゾウの群れに踏みつけられて死亡するという事件が起きたんやが、これがフランスのRedditで軽くバズってしまった。というのも亡くなった男性、ゾウやヒョウ、ライオンなんかを狩ってきた「トロフィーハンター」として有名やったらしく、コメント欄が終始「同情できない」ムード全開なんよ。海外では大型動物の狩猟が一部の富裕層の趣味として合法的に行われとって、これがしばしば動物愛護派との対立を生む定番の炎上ネタでもある。今回はそんな空気感がにじみ出たコメント欄をまとめてみたで。
> カリフォルニア州ローダイ出身のアーニー・ドシオは、熟練のハンターだった。長年にわたり、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファロー、ライオンなどの動物を含む、膨大な狩猟トロフィーのコレクションを築き上げていた。
そして、価値あるものは何ひとつ失われなかった。
原文を見る
> Originaire de Lodi, en Californie, Ernie Dosio était un chasseur chevronné. Il avait constitué au fil des ans une vaste collection de trophées de chasse, comprenant des animaux tels qu'un éléphant, un léopard, un rhinocéros, un buffle ou encore un lion.
Et rien de valeur ne fut perdu.
✍️ 管理人: いやこれ言い方えぐすぎて草。要は「本人が死んでも世界的には損失ゼロ」って皮肉ってるわけやな。ちなみにアメリカでは象やライオンの狩猟トロフィー1体あたり数百万円〜下手すりゃ1000万円超のツアー料金が動くビジネスになってて、こういう「トロフィーハンティング」は合法の富裕層趣味として確立されとる。日本にはこの文化自体ほぼ存在せんから、なかなか感覚として理解しづらいところやけど、海外だと定期的にニュースになる炎上ジャンルなんよな。個人的には趣味で命を金で買う感覚がどうしても引っかかるわ。
「うわ大変……で、それが何?」
原文を見る
"Oh no, anyway".
✍️ 管理人: この温度差、5chやなんJの「それがどうした」ノリとほぼ一致してて笑うわ。海外のReddit、特にヨーロッパ系サブでは富裕層の自業自得ネタに対してめちゃくちゃドライな反応するのがお約束で、同情の声はまず出てこん。日本のSNSでも炎上系ニュースだと似た「自業自得」コメントが伸びがちやけど、ここまで冷めきったコメントが最多いいねを稼ぐあたり、フランス人のシニカルさが出てる気がする。
象を殺すより、象に殺されるほうがよっぽどカッコいいし、それで本人が慰められるといいな。
原文を見る
se faire tuer par un éléphant, c'est plus stylé que tuer un éléphant, j'espère que ça le consolera
✍️ 管理人: 皮肉のレベルが高くてぐう正論。「せめてもの救いは名誉の死やろ」って言ってるようで実は全然フォローしてない、この韻を踏んだ嫌味の言い回しはフランス語ネットスラング的にもよく見る型なんよな。日本語の「せめて本望やろ」に近いニュアンスやけど、こっちの方が数段辛辣に聞こえる。動物を狩ってきた側が動物に仕留められるっていう構図自体、海外メディアでも「ポエティック・ジャスティス(詩的な因果応報)」として頻繁に扱われるテーマやね。
> 大型動物の狩猟に反対する人は多いものの、アーニーの狩猟はすべて厳格に許可された透明性の高いもので、動物の数を減らすことを目的とした保全活動として記録されていた。
>
> […]
>
> 国際自然保護連合(IUCN)は2021年、このゾウの種を「近絶滅種」に分類した。
さて、どこがおかしいでしょう。
原文を見る
> Bien que beaucoup soient en désaccord avec la chasse au gros gibier, toutes les chasses d'Ernie étaient strictement autorisées et transparentes, et étaient enregistrées comme des activités de conservation visant à réduire le nombre d'animaux
>
> […]
>
> L'Union internationale pour la conservation de la nature (UICN) a classé cet espèce d'éléphant en 2021 comme "en danger critique d'extinction"
Cherchez l'erreur.
✍️ 管理人: これぞ完璧なブーメラン提示。「絶滅危惧種を減らす保全活動」という矛盾を静かに突きつけるスタイルがオタク的で有能すぎる。実際サバンナゾウは密猟や生息地減少で個体数が激減してて、IUCNは2021年に「近絶滅種(Endangered)」に指定してるのはガチの話。日本だと捕鯨問題で似たような「資源管理か絶滅危機か」の水掛け論が繰り返されとるけど、こっちも構造は全く同じやなと思うわ。
シュメール語で、大麦は「チェー(cheh)」って言うんだよ。
原文を見る
En Sumérien, orge se dit "cheh".
✍️ 管理人: 急に古代メソポタミアの豆知識ぶっ込んでくるの、Reddit名物の「スレ脱線ネタ」やな。文脈完全無視で謎の雑学を挟むの、なんJで言うところの「唐突なコピペ」ムーブに近い。ちなみに調べてみたらシュメール語で大麦を意味する単語は本当に「she(シェー)」に近い発音で、あながちデタラメでもないのが逆に面白い。個人的にはこういう場違いなレスにこそ変な愛着湧くタイプや。
もう一人の、雄牛にケツを10cm裂かれたやつといい、自然はちゃんと自浄作用を取り戻してるな。
原文を見る
Avec l'autre qui s'est fait déchirer le fondement sur 10cm par un taureau, la nature se soigne.
✍️ 管理人: 「自然の自浄作用」って表現、皮肉効きすぎてて草。おそらく直近で話題になった別の「動物に反撃されたニュース」を引き合いに出してて、Redditあるあるの「関連事件をまとめてイジる」パターンやな。日本でも熊出没のニュースが続くと「山の主が怒ってる」的なコメントが伸びるけど、あれと近いノリで自然災害・動物被害を運命論的に語るのは万国共通っぽい。
ゾウ:
「なんかウンコ踏んだ気がする」
原文を見る
L'éléphant:
"je crois que j'ai marché dans une merde"
✍️ 管理人: このオチ、汚すぎて逆に最高すぎる。人間側の悲劇をゾウ視点でめちゃくちゃ矮小化することで、これまでの辛辣コメントの流れを一気にギャグに落とすの、締めとしての完成度が高いわ。海外ミームでは動物視点で人間を茶化す「animal POV」ネタが鉄板ジャンルで、深刻なニュースでも最後はこの手のオチで場を締めるのがReddit文化の定番なんよな。
💭 管理人の感想
今回のスレ、要はトロフィーハンターが皮肉にも狩猟対象そのものに命を奪われたことで「因果応報」ネタとして盛り上がった案件やな。コメント欄を見る限り、亡くなった富豪への同情の声はほぼゼロで、むしろ絶滅危惧種を狩ってきたことへの批判の方が強く出とったのが印象的やった。日本には大型動物のトロフィーハンティング文化自体がほぼ存在せんから感覚的に遠い話に思えるけど、実はこれ、捕鯨やイルカ漁を巡って日本が海外から受けてきた「資源管理か動物保護か」という批判と構造がそっくりなんよな。合法・許可制だから問題ないという理屈が、絶滅危惧種認定という現実の前でどこまで通用するのかって話は、業界や国が変わっても永遠に平行線になりがちなテーマや。個人的には「金を払えば希少動物を殺していい」という発想自体に違和感があるけど、地元の保全予算に還元される側面もあるらしく、単純に善悪で割り切れない難しさも感じたわ。前にアフリカでのライオン狩猟が国際問題になった「セシル・ザ・ライオン事件」もSNSで似たような大炎上をしてたし、この手のニュースは定期的に繰り返される構図なんかもな。みんなは、絶滅危惧種を狩る「合法的な保全活動」ってどこまで許されると思う?
🌍 他の言語では?
🇺🇸 英語: Spot the irony.(スポット・ザ・アイロニー)
→ 矛盾する事実を並べた後に皮肉交じりに添える、日常会話やSNSでよく使うカジュアルな一言。
🇩🇪 ドイツ語: Merkste was? (メルクステ・ヴァス)
→ 「気づかない?」というくだけた口語表現で、話の矛盾やおかしさを暗に指摘する際に使う。
🇰🇷 韓国語: 여기서 오류 찾기 (ヨギソ オリュ チャッキ)
→ 韓国のネット掲示板で矛盾点を指摘する時に定番として使われるフレーズ。
🇪🇸 スペイン語: Busca el error. (ブスカ・エル・エロール)
→ フランス語の原文とほぼ同じ構造・ニュアンスで、矛盾を皮肉って指摘する際に使う自然な表現。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/france
📖 この記事のチャンク〜フランス語フレーズを覚えよう〜
“Cherchez l’erreur.”
🔊 読み方: シェルシェ・レルール
🇯🇵 意味: 「どこが間違っているか探してみて」と、矛盾や皮肉を暗に指摘する表現。
💡 誰かの発言や状況に矛盾がある時、それを直接批判せずに「探してみて」とだけ言って気づかせる皮肉表現。例えば「絶滅危惧種なのに合法的に狩猟された」のような矛盾する2つの事実を並べた後に一言添えると効果的。


コメント