『クロウ/飛翔伝説』って知ってた?ダークヒーローものの名作として今も語り継がれてる映画なんやけど、実は幻の続編企画があったの知ってるやつ少ないんちゃうかな。原作者のジェームズ・オバー本人が「結婚式当日に殺された女性が蘇る」っていうめちゃくちゃ面白そうな話を考えてたんやけど、ミラマックスの幹部が「女性主人公のアクション映画なんて誰も見ない」って理由でボツにしたらしいんよな。この発言、当時のハリウッドの空気を象徴しててReddit民が総ツッコミ入れとったから紹介するわ。
しかもそれ、『エイリアン』(1979年)と『エイリアン2』(1986年)の“後”なんだよな……
原文を見る
And that was *after* Alien (1979) and Aliens (1986)…
✍️ 管理人: これ一番のツッコミどころやわ。シガニー・ウィーバー演じるリプリーなんて女性アクションヒーローの元祖みたいな存在で、しかも『エイリアン2』は当時の興行収入でも大成功してるんよな。日本だと『GHOST IN THE SHELL』の草薙素子とか女性主人公のアクション作品自体は割と受け入れられてた印象があるから、ハリウッドの“前例あるのに見ないフリ”感がよけい滑稽に見えるわ。個人的にはこの時点で幹部の言い訳が破綻してると思う。
もちろんだよ。女性主演のアクション映画なんて、ついこの前ジェニファー・ローレンスが発明したばっかりだからなw
原文を見る
Of course. Female led action movies were invented by Jennifer Lawrence not that long ago.
✍️ 管理人: 皮肉が効いてて草。ジェニファー・ローレンスは『ハンガー・ゲーム』(2012年〜)のカットニス役で一気に有名になった人やけど、それ以前の女性アクションヒーローの歴史をまるっと無視してるのが笑いどころなんよな。日本だと『るろうに剣心』とか男性主人公が主流やったから、逆に海外のこの手の議論の熱量にちょっと驚くわ。ネット民あるあるで「〜が発明した」って皮肉表現、Redditだとめちゃくちゃよく使われるテンプレやで。
ああそうだね、『キル・ビル』なんて大コケだったもんなw
原文を見る
Yeah, Kill Bill was such a failure.
✍️ 管理人: これも完全に皮肉。『キル・ビル』(2003年)は制作費3000万ドルに対して世界興収1億8000万ドル超えの大ヒットで、しかもタランティーノ監督の代表作の一つなんよな。日本だと栗山千明が出演してることでも有名で、劇中の日本描写も含めて根強い人気があるわ。数字も出てんのに「女性主人公=コケる」って先入観だけで判断されてたのが、当時のハリウッドの闇って感じやな。
厳密に言えば、あれは自分たちの*性的暴行(SA)*の被害者を「自立してる」とか「勇敢だ」とかいう扱いにできなかったからなんだよね。だって90年代初頭に女性が力を持てるって空気になったら何が起きるか、想像しただけで嫌だったんでしょ、っていう。
原文を見る
Well technically it was because they couldn't let any of their *SA* victims being cast as independent or courageous, imagine what might happen if women felt empowered in the early 90's.
✍️ 管理人: ぐう正論すぎて草も出ない。90年代のハリウッドって今のMeToo以降の価値観とはまるで違ってて、被害者女性を“強く描く”こと自体がタブー視されてた空気があったんよな。日本でも同時期の作品を見返すと似たような扱いの雑さはあるから、これは海外だけの話じゃないと思うわ。個人的にはこの手の構造的な問題こそ、当時の企画がボツになった本当の理由なんやろうなって感じる。
また『クロウ』の映画を懲りずにもう一本やるっていうなら、行き着く先はそこだろうね。
原文を見る
If we are going to tackle yet another Crow film, that’s where it should go.
✍️ 管理人: 実際『クロウ』シリーズは続編・リメイクが何度も企画されては迷走してるシリーズなんよな。2024年にもビル・スカルスガルド主演でリブート版が公開されてるけど、賛否両論やったわ。日本だと『デビルマン』とか『修羅雪姫』みたいな“復讐からの再生”系ダークヒーローものが人気やから、この手の設定自体は文化を超えてウケる土壌があると思うわ。
ミラマックスかよw
タランティーノ、この脚本読んだのかな?
原文を見る
Miramax, huh?
Wonder if Tarantino read the script?
✍️ 管理人: ここ地味に皮肉が効いてるとこなんよな。ミラマックスは元々ハーヴェイ・ワインスタインが共同創業した会社で、後に彼自身が性加害スキャンダルでMeToo運動の火付け役になった人物なんよ。女性主人公を却下した会社のトップが後にそういう問題を起こしてたって知ると、余計にゾッとする話やわ。日本だとあまり報道されない海外映画業界の裏事情やけど、こういう繋がりを知るとRedditの皮肉コメントの深みが分かるな。
「女主人公ってあんま好きじゃないんだよね」
原文を見る
Translation "I don't like female leads"
✍️ 管理人: たった一言やけど一番刺さるコメントやわ。当時のハリウッド幹部の本音を代弁してる感じで、悪気なく差別的な判断がまかり通ってた時代の空気をよく表してると思う。日本のアニメ・漫画業界だと『美少女戦士セーラームーン』とか女性主人公作品が普通にヒットしてた時代やから、余計にハリウッドの保守性が浮き彫りになるコメントやな。個人的にはこういう“何となくの偏見”が一番厄介やと思うわ。
該当箇所へのリンクはこちらです:
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Crow%3A_City_of_Angels#Development
✍️ 管理人: こういうソース貼ってくれる几帳面な人、Redditにはめっちゃ多いんよな。ちなみにこのリンク先は実際に公開された続編『クロウ/シティ・オブ・エンジェルズ』(1996年)の開発経緯のページで、興行的にも批評的にもかなり厳しい評価を受けた作品なんよ。日本だとWikipediaの英語版を読み込む文化はそこまで浸透してないから、海外ネット民の“出典厨”気質にはいつも感心するわ。
自分も当時まったく同じこと考えてた! ブランドンがもう亡くなってるんだから、新しいクロウは彼とはできるだけ別物にすべきだったんだよ。自分の案は金髪の女性。どうせ原作のあれをそのまま再現しようとしてもロクなことにならないんだから、いっそ違いを前面に出せって話。
で、実際にやったのはというと、ただ元ネタを丸パクリして、しかも最悪な出来にしただけ。
原文を見る
I had this same idea at the time! Since Brandon was dead, make it the new crow as far different from him as possible. My thought was a blonde woman. Lean into the difference, since you can’t really copy the original in a way that’s not terrible.
So, they just copied the original, and made it terrible.
✍️ 管理人: ブランドン・リーが撮影中の事故で亡くなった話は映画史でも有名な悲劇なんよな。1993年の本編撮影中に小道具の銃から実弾が発射されるという事故で、この件があったからこそ続編製作にはずっと慎重にならざるを得なかった背景があるわ。日本だと似たケースは思いつかんけど、俳優の不慮の死が作品の方向性まで縛るのは業界としてかなり重い話やと思う。個人的にはこのコメント主の“差別化案”の方が絶対面白かったやろなって思うわ。
ぶっ飛びすぎな『クロウ』続編案を読みたくなったら、ロブ・ゾンビが昔考えてたやつがある。クロウが復活したうえに世界は核で吹っ飛んで、記憶喪失になった不死身の賞金稼ぎとして終末後の世界をさまよう、っていう話。
原文を見る
If you ever want to read about a batshit Crow sequel idea, Rob Zombie once wanted to do a sequel where the Crow comes back, the world gets nuked, and the Crow wanders around a post-apocalyptic world as an unkillable bounty hunter with amnesia.
✍️ 管理人: ファーwwwオチとして完璧すぎる案やわ。ロブ・ゾンビは『ハロウィン』リメイクとかで有名なホラー系監督兼ミュージシャンなんやけど、こういう振り切った設定を考えるあたりが彼らしいなって思う。日本の特撮・アニメだと“核戦争後の世界”設定は『北斗の拳』とかで割とお馴染みのジャンルやから、意外と親和性ありそうなんよな。個人的にはこっちの企画が通ってた世界線も見てみたかったわ。
💭 管理人の感想
今回のスレ、単に「昔の企画がボツになった」って話やなくて、90年代ハリウッドの構造的な偏見がめちゃくちゃ露骨に出てたケースやったと思う。『エイリアン』シリーズや後の『キル・ビル』『ハンガー・ゲーム』みたいな成功例が既にあった(or後に出てくる)のに、「女性主人公のアクションは売れない」っていう思い込みだけで企画が潰されるのは、データより偏見が優先された典型例やんな。日本だと『セーラームーン』や『GHOST IN THE SHELL』みたいに女性主人公作品が普通に受け入れられてた土壌があるから、余計にハリウッドの保守性が際立って見えるわ。しかもミラマックスがハーヴェイ・ワインスタインの会社やったって知ると、この却下の裏にある空気感がさらに生々しく感じられるよな。これ、前に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ叩きが起きた時のスレでも似たような「女性主人公アレルギー」の話が盛り上がってたの思い出したわ。結局、企画が通ってたら『クロウ』シリーズの評価も違ってたかもしれんし、女性アクションヒーロー映画の潮流ももっと早く来てた可能性もあるんよな。こういう“実現しなかったif”の話ってロマンあると思わん?みんなはこの幻の続編、観てみたかった?
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“Lean into it”
🔊 読み方: リーン・イントゥ・イット
🇯🇵 意味: 弱点や特徴を隠さず、思い切って受け入れてそれを活かすこと
💡 欠点や個性的な部分を誤魔化そうとするのではなく、逆にそれを強調して長所に変える時に使うカジュアルなフレーズ。例:"If your voice cracks on stage, just lean into it and make it part of the show."
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Sich voll reinhängen (ジッヒ・フォル・ラインヘンゲン)
→ 直訳は「完全にのめり込む」で、開き直って全力で取り組むニュアンスの口語表現
🇫🇷 フランス語: Assume à fond (アシュム・ア・フォン)
→ 「assume」は自分の個性や欠点を堂々と受け入れる意味でよく使われるカジュアルな動詞
🇰🇷 韓国語: 그냥 밀어붙여 (クニャン ミロブチョ)
→ 迷わず押し進める、開き直って突き進むニュアンスの口語表現
🇪🇸 スペイン語: Dale con todo (ダレ・コン・トド)
→ 全力で思い切ってやる、という日常会話でよく使われるカジュアルな表現
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned



コメント