「死んでも未来の技術で生き返らせてもらう」って発想、SF映画の見過ぎちゃうの?って思うかもだけど、実は本当にそれを信じて大金払ってる人たちが現実にいるんよな。アメリカにはAlcorっていう団体が60年代からマジで冷凍保存事業をやってて、会員になって死んだら体(or頭だけ)を液体窒素で保存してもらえる仕組みがある。今回はNoStupidQuestionsで「人体冷凍保存って本当に効果あるの?」って聞いた投稿が伸びてたから、その辺のガチな話まとめてくで。
📝 スレ主
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I keep hearing about people getting frozen after they die hoping future tech can bring them back but is that actually legit or just sci fi cope
Like I get the idea is you get preserved until science is good enough to fix what killed you but has anyone actually been frozen and brought back properly or is it more like people just hoping for the best like yeah future tech will sort it out
Also what even happens to your brain in that process does it actually stay intact enough for that to even be possible
おおお、こんにちは。あなたは私の「めちゃくちゃニッチだけど異常にハマってる話題」に迷い込んでしまいました。
まず、はい、実際に冷凍保存されている人たちはいます。アメリカにはAlcorみたいにこれをやってくれる機関がいくつかあって、60年代から続いています。会員になったうえで、信じられないくらい高額なお金を払う必要があります。住んでいる場所や施設までの距離によっては、地元の葬儀社と手配しておく必要があったり、あるいはそうした機関側が、あなたが亡くなったあとに回収しに来る手配をしてくれたりします。というのも、映画と違って、冷凍されるにはまず死んでいなきゃいけないからです。
亡くなると、血液が抜かれて、体内に不凍液が満たされます。これは、凍結すると細胞が膨張して、かなり深刻なダメージを受けるからです。人間の冷凍保存は60年代から行われていますが、初期の人たちの多くはこの処置を受けていませんでした。現在の科学と経験からすると、そういう人たちは解凍されたら、ダメージが大きすぎてほぼドロドロの液体になってしまうと考えられています。
不凍液で満たされたら、次に冷却されます。この不凍液によって、細胞は「ガラス化」と呼ばれる、ほとんどガラスみたいな状態になります。すべての損傷を完全に防げるわけではありませんが、かなり大幅に抑えられます。その後、液体窒素で満たされた巨大な低温保存タンクの中に、ほかの人たちと一緒に頭を下にして保管されます。脳こそが一番重要な部分だと考える人も多いので、頭だけを冷凍する選択肢もあります。
人間を丸ごと蘇生させることには、まだ成功していません。単一の細胞なら蘇生できています(精子や卵子を凍結して、それでもちゃんと赤ちゃんを作れるのはこの仕組みです)。心臓や腎臓のような臓器を凍結して、うまく復活させた例もあります。ですが、臓器系全体や動物一匹まるごとを解凍して蘇生させることには、まだ成功していません。そもそもその人を死なせた原因をどう解決するかだけでなく、体をどうやって再び生き返らせるのか、さらに凍結によって生じたあらゆる損傷をどう修復するのかも解明しなければならないのです。
「人体冷凍保存の父」と呼ばれるロバート・エッティンガーは、60年代に『The Prospect of Immortality』という実に愉快な本を書きました。そこでは科学的な話だけでなく、その背後にある倫理についても語っています。たとえば、もしあなたが冷凍されて200年後に蘇生されたら、誰があなたの面倒を見るのか?どこに住むのか?誰かがあなたのお金や持ち物を全部取っておいてくれるのか?死者を蘇らせ始めたら、世界は人口過多になるんじゃないか?といったことです。そして本全体に、ロバート・エッティンガーという人のちょっと小生意気でお茶目な感じがにじみ出ています。当時起きていた宇宙開発競争よりも、人体冷凍保存の研究のほうが重要だ、なんて提案していたりするんです。あの時代特有の、すごく希望に満ちた未来志向のミッドセンチュリー感で書かれていて、そこが私はたまらなく面白いと思っています。
まあ、とにかく話がそれました。これは長年ずっと私を完全に魅了しているテーマで、まるで自分の命がかかっているかのように調べているので、一日中でもベラベラ語れます。
そして、いいえ、私は絶っっっ対に自分を冷凍保存しません。永遠を過ごすなら、タンクの中で逆さまに凍らされるより、大地に還りたいです。
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Ooooo hi, you have stumbled across my absolute favorite niche hyper-fixation topic.
First off, yes there are people that are frozen. There are several institutes across the United States that will do this, like Alcor, and have been doing it since the 60s. You have to join a membership and then pay them ungodly amounts of money. Depending on your location and proximity to one of the sites, you will either have to make arrangements with a local funeral home or else one of these institutions will make arrangements to come collect you once you pass. Because you have to pass away before you can be frozen, unlike in the movies.
Once you pass away, your blood is drained and your body is filled with an antifreeze. This is because freezing expands cells and damages them heavily. People have been being frozen since the '60s and many of the early ones did not undergo this process. Science and experience tells us now that when these people are unfrozen, they pretty much just melt into goop due to all the damage.
Once you are filled with antifreeze, you are then cooled. The antifreeze will actually turn your cells into an almost glass-like state called vitrification. It does not completely prevent all damage but it greatly minimizes it. Then you are stored head-down in a giant cryovat full of liquid nitrogen with several other people. You can also opt to just freeze your head because many believe the brain is the most important part.
We have not successfully revived an entire human yet. We have revived single cells (This is how we freeze sperm and eggs and still use them to make viable babies) And we have frozen organs such as a heart and a kidney and successfully revived them. However, we have not successfully unfrozen and revived any organ systems or an entire animal. We have to not only figure out how to solve what killed them, but then how to bring the body back to life, and undo all of the damage caused by freezing.
Robert Ettinger, the so-called Father of Cryonics, wrote a delightful book called The Prospect of Immortality back in the 60s to talk about not only the science of it, but the morality behind it. For example if you could frozen and then revived in 200 years, who's responsible for you? Where do you live? Did someone hang on to all of your money and your stuff for you? Are we going to start overpopulating the world if we start bringing back the dead? And the whole book is punctuated by the fact that Robert Ettinger is a cheeky little fellow, doing things like suggesting the study of cryonics is more important than the space race which was happening at the time. It's written in that so very hopeful futuristic midcentury attitude that I find so intriguing.
Anyway I digress. I'm happy to blather on about this all day because it is something that has absolutely fascinated me for many years and I study it like my life depends on it.
And no, I would never in a million years freeze myself. I want to spend my eternity returned to the earth rather than frozen upside-down in a vat.
✍️ 管理人: この熱量、完全にオタクの早口説明で草。でもマジで有能な解説で、不凍液で血液置換してガラス化させるとか、ちゃんと科学的な手順踏んでるのは知らんかったわ。日本だと土葬より火葬が99%以上って国だから、そもそも「体を残す」って発想自体があんまり馴染みないんよな。ちなみにAlcorの全身プランは20万ドル(日本円で約3000万円)くらいするらしくて、頭だけの「神経保存」プランだと8万ドルくらいに下がるんだと。個人的にはこのコメ主と同じで、逆さまに凍らされて未来人に「あ、こいつ21世紀の人間かw」って見られるくらいなら普通に灰になりたい派やわ。
「未来の技術がなんとかしてくれるっしょ」っていう、かなり希望的観測だね。
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Very much “future tech will sort it out” wishful thinking.
✍️ 管理人: 身も蓋もないけどこれが一番的確なんよな。ぐう正論すぎる。日本でも「量子コンピュータでガンが治る」的な未来への丸投げ論はネットでよく叩かれるけど、構造的にはこれと全く同じ話やと思うわ。個人的には「まだ存在しない技術に賭ける」ってギャンブル性がロマンでもあり怖さでもあるなって感じる。
冷凍保存されてる人たちはいる。けど今のところ、科学や医学は、冷凍されてようがされてなかろうが、「実際に死んだ人間」を蘇生させたことは一度もない。彼らはただ、いつかそれが可能になって、しかも自分たちが冷凍された後でもちゃんと上手くいくことを期待してるだけ。
で、そこから必ず「そもそも死んでるって何?」論争が始まるんだよね。
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There are people who are cryogenically frozen. As yet, however, science/medicine has never reanimated an actually-dead human, frozen or not. They are merely hoping that one day it can happen AND it will work after they've been frozen.
And, that always starts the argument of "what is dead"?
✍️ 管理人: 「死の定義論争」に発展するのそれなwww Redditあるあるで、こういうテーマだと必ず哲学クラスタが湧いてくるんよな。ちなみに医学的には「心臓死」「脳死」「細胞死」で線引きが違ってて、日本の脳死判定基準もこの辺の議論の延長線上にあるらしい。個人的には、生死の境界が曖昧だからこそビジネスとして成立してる面もあると思うわ。
凍らせるところまでは可能。問題は解凍する方なんだ。現時点では、人間の体を安全に解凍する方法なんてないし、ましてやそもそもその人を死なせた原因から蘇生させる方法なんてない。
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The freezing part is possible. It’s the thawing that’s the issue. As of now, we have no way to thaw out a human body safely, much less resuscitate them of whatever killed them in the first place.
✍️ 管理人: これめちゃくちゃ核心突いてて草。「冷凍」は今の技術でもできるけど「解凍」が詰んでるって、なんかゲームの実装バグみたいで笑えん話やな。日本の再生医療研究でもiPS細胞レベルの話はあっても、臓器丸ごと・体丸ごとの冷凍蘇生なんて聞いたことないわ。個人的には解凍技術が実用化される頃には、そもそも人間の寿命問題自体が別のアプローチ(遺伝子治療とか)で解決されてそうな気がする。
「低温スラッジ」って言葉、あんまり希望が持てないんだけど。
でも、ボブにはなってみたい。
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The term "crogenic sludge" does not give me much hope.
But I would love to be a Bob.
✍️ 管理人: 最後の「ボブにはなってみたい」で急に癒し系になるの好きすぎるwww ちなみに「低温スラッジ」ってのは要するに解凍したらドロドロの液体になっちゃう現象のことで、上のコメントでも言及されてたやつやな。日本語のオチのつけにくいジョークやけど、こういう軽いオチコメがスレを締めるの、海外掲示板でも定番の空気感なんよな。個人的にはこの「怖い話→急にほっこりオチ」の落差がRedditらしくて好き。
💭 管理人の感想
まとめると、人体冷凍保存(クライオニクス)は「凍らせる」技術自体はもう確立されてて、不凍液で血液を置換してガラス化させる方法で60年代からずっと運用されてるってのがガチな現実なんよな。でも肝心の「解凍して生き返らせる」パートは、単一細胞や小さい臓器レベルでしか成功してなくて、人間丸ごとの蘇生例はゼロ。つまり今のところは「壮大な賭け」であって「確立された延命手段」とは呼べないってのが結論やと思う。日本だと火葬文化が根強くて土葬すら少数派やから、こういう「体を数十年〜数百年単位で保存する」って発想自体があんまり浸透してないのも面白いポイントやね。あと個人的に気になったのは、蘇生できたとしても「200年後に誰が面倒見るの?」「資産どうなるの?」っていう社会制度の問題で、これは技術以上に厄介な壁な気がする。前にAIによる「デジタル不老不死」(脳をデータ化して残す系の議論)のスレでも似たような倫理論争が盛り上がってたの思い出したわ。技術的には夢があるけど、費用も数千万円クラスでハードル激高だし、みんなは自分が同じ状況になったら数千万払って冷凍される方を選ぶ?それとも普通に灰になる方を選ぶ?意見聞いてみたいわ。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“ungodly amounts of money”
🔊 読み方: アンゴッドリー・アマウンツ・オブ・マネー
🇯🇵 意味: とんでもない額のお金、法外な金額
💡 何かの費用が異常に高いことをカジュアルに強調したいときに使う。例:'This wedding cost us ungodly amounts of money.'(この結婚式、とんでもない金額がかかったよ)
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: ein Heidengeld (アイン・ハイデンゲルト)
→ 口語で「べらぼうな金額」を表す昔からの言い回しで、'Das hat ein Heidengeld gekostet.'のように使う。
🇫🇷 フランス語: coûter une fortune (クテ・ユヌ・フォルチュン)
→ 「財産並みにかかる」という意味の日常会話で頻出する表現。
🇰🇷 韓国語: 말도 안 되는 돈 (マルド アンドゥエン ドン)
→ 「話にならないほどの金額」という驚きを含んだカジュアルな表現。
🇪🇸 スペイン語: un dineral (ウン・ディネラール)
→ スペイン語圏で日常的に使われる「莫大な金額」を指す口語表現。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/NoStupidQuestions


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