「献血者の人種比率」って気にしたことあった? カナダの非営利血液バンクで働く投稿者が「ウチの献血者、約98%が白人なんだが…」と気づいて、Redditで理由を聞いたのがこのスレ。職場で聞くと人種差別扱いされてしまうらしく、匿名掲示板に駆け込んだらしい。ちなみに輸血用の血液は型だけでなく、民族ごとに多い抗原の違いも関わってくるから、実は医療的にもかなり重要な話なんよ。
📝 スレ主
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I work for a non profit blood bank in Canada and over years working there, my colleagues and I noticed a pattern amongst donors. Non whites are very under represented amongst donors. Close to 98% of our donors are white according to our stats.
I tried to find out why but every time i bring it up i get labeled as a racist for asking. So I'm trying here.
Edit to clarify. My area is ~85% white
あなたの血液バンクが対象としている地域では、人種の構成比はどうなっていますか?
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What's the distribution of races in the catchment area of your blood Bank?
✍️ 管理人: まあ最初に出る疑問はこれだよな。ぐう正論。投稿者は後から「地域の約85%が白人」と追記してるんだけど、それでも献血者98%は人口比より明らかに偏ってるんよな。つまり「地域に白人が多いから」だけでは説明がつかない部分が残るってことだわ。日本は献血者の人種を集計する発想自体ほぼないけど、海外だと「人口比と比べてどうか」を数字で見る文化があるのが面白いところ。ワイも最初は地域差だけかなと思ったけど、この後のコメントを読んで考えが変わったわ。
アメリカで血液銀行に勤務する医師として、この話は何度もしてきた。赤十字の全血献血から、血小板のような成分献血、謝礼が出る血漿採取センターまで、アフリカ系の人々が献血者に占める割合は実際の人口比をかなり下回ってる。業界の共通認識は、医療・献血制度全体への不信感や抵抗感が主な原因ってこと。過去にひどい扱いを受けてきたことを考えれば不信感ももっともだけど、それでも非常に悲しい。
血液を大量に必要とする患者の代表例が鎌状赤血球症の患者。黒人の献血者がもっと増えれば、複数の赤血球抗体ができてしまうなどの輸血合併症を減らせる可能性が高い。
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So, as a blood bank physician in the US I have had this discussion a lot. From the standard red cross type whole blood donations, separate component donations like platelets, to the plasma donation centers that will pay you for the donation (because we do infection control measures differently than red cross type donations) people of African descent really are a minority of donors below population percentages. In my industry the consensus is that its driven by distrust and discomfort with the entire system. It makes sense given the horrible way institutions have treated them in the past, but its very sad.
One of our big blood users is sickle cell patients. If there were more black donors they would likely experience fewer transfusion complications like developing multiple red cell antibodies.
✍️ 管理人: 現場の専門家が出てきて一気に説得力が増したコメントだわ。「差別だ」と騒ぐ話じゃなく、患者の命に直結する問題だと分かるのが重い。鎌状赤血球症はアフリカ系の人に多い遺伝性の病気で、頻繁に輸血が必要になるから、血液型の相性が近いドナーが多いほど安全になるんよ。日本だとこの病気自体ほとんど聞かないから、同じ「献血不足」でも事情がまるで違うなと思った。個人的には「謝礼が出る血漿センターでも少ない」ってのが、お金の問題ではなく信頼の問題だと示していて一番刺さったわ。
アメリカの視点から言うと、政府や医療界がマイノリティ集団を食い物にした悪名高い事例がいくつもあって、そのせいで、こうした人々は政府や医療機関をずっと信用しにくくなってるんだと思う。
たとえば医学研究ではHeLaがん細胞が大量に使われてる。名前は細胞の提供元の女性、ヘンリエッタ・ラックスに由来する。問題は、彼女が自分の細胞を研究に使うことに一度も同意してなかったこと。それどころか知らされることすらなく、いかなる補償も受けなかった。
さらにひどいのがタスキギー梅毒実験。研究者たちは、梅毒に感染した黒人男性に対し、病気がどう進行するかを観察するため、意図的に治療を受けさせなかった。研究対象の男性の多くが若くして亡くなったり失明したりした。本来なら治療できる病気だったのに。
献血が善意の行いなのは確かだけど、自分たちのコミュニティが過去に騙されてきたなら、「また何か悪だくみがあるのでは」と強く疑うのも無理はないと思う。
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Speaking from the perspective of the United States, there are some notorious examples of the government/medical establishment exploiting minority groups that I think have made these groups much less trusting of these instutions.
For instance, TONS of medical research is conducted on the HeLa cancer cells, named for the woman who they came from, Henrietta Lacks. The problem is that Henrietta Lacks never consented to her cells being used for research, in fact she was never even told or compensated in any way.
Even worse was the Tuskegee Syphillis Study, where medical researchers in Missippippi deliberately withheld treatment from Black men infected with syphillis so they could study the disease's progression. Many of the men studied died young, went blind — all from a treatable disease.
Even though blood donation is for a good cause, I'd imagine when your community has been lied to before, you are much more likely to be suspicious of nefarious activity.
✍️ 管理人: 歴史の授業みたいなコメントだけど、これが一番ガツンとくるやつだわ。細かい補足をすると、ヘンリエッタ・ラックスの細胞が採られたのは1951年のジョンズ・ホプキンス病院で、タスキギー実験の舞台はコメントのミシシッピ州じゃなくてアラバマ州なんよ。1932年から1972年まで、約40年も続いたというのが本当にヤバい。日本でも1980年代の薬害エイズ事件で血液製剤への不信が広がったし、カナダにも汚染血液事件があって公的な調査委員会まで開かれてるから、「血液をめぐる不信」は他人事じゃない。個人的には、献血キャンペーンを増やすより先に、地域の信頼を取り戻す地道な取り組みが必要なんだと思う。
自分はBC州に住んでるけど、シク教徒の人たちは毎年、大規模な献血活動をやってる。具体的な数字は分からないけど、間違いなく国内でもトップクラスの献血者だと思う。
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I am in BC. The Sikhs do a huge blood drive every year. I don’t have access to the numbers but they have to be one of the biggest donators.
✍️ 管理人: いい話が来たわ、これはほっこり。カナダにはシク教徒のコミュニティが大きくて、特にBC州(バンクーバー周辺)は有名なんよ。宗教的な「奉仕(セヴァ)」の考え方があって、寺院で一斉に献血会をやる例もあるらしい。つまり「非白人は献血しない」って単純な話じゃなくて、コミュニティ単位で声をかけて呼びかければ参加率が一気に変わるってことなんだよな。日本でも学校や会社でまとめて献血バスを呼ぶ形が多いから、ここは日本と似た成功パターンだと思った。
私はアジア人で、体格が小さすぎて献血できない。献血センターに行って挑戦したとき、「名誉献血者の殿堂」みたいな壁を見たら、載ってるのはみんなデカい白人ばっかりだったw
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I’m Asian and not big enough to donate. When I went down to the blood bank and tried, I saw the donor hall of fame wall and they were all BIG white people.
✍️ 管理人: 最後にこういうオチが来るの、ずるいだろ草。でもこれ、真面目に見ても地味に効いてる要素なんよな。献血は体重や血管の太さなどに条件があって、日本でも400mL献血は男女とも体重50kg以上が必要で、小柄な人は断られがちなんだわ。ワイも「もっと食っとけば良かった」と思ったことが何度かある。献血の人種差って、不信感、体格、地域の人口比、呼びかけ方とか、いろんな理由が重なってるんだなと最後に実感したわ。
💭 管理人の感想
今回のスレは「献血者の98%が白人」という数字から始まったけど、結論は単純な差別や無関心じゃなくて、いろんな要因が絡んでるって話だったわ。大きいのは、タスキギー実験みたいな歴史が生んだ医療への不信感で、これは謝礼が出る血漿センターでも差が出るくらい根が深い。一方で、BC州のシク教徒みたいに、コミュニティ単位で呼びかけると献血者が一気に増える例もあって、「参加しない人たち」ではなく「呼びかけが届いてない人たち」だと見ると景色が変わるんよな。そこに体格条件や地域の人口比も加わって、数字が偏る。日本だと献血者を人種別に集計する文化はほぼないし、そもそも献血は無償で、400mLは50kg以上みたいな条件も全国共通だから、同じ問題は表面化しにくい。でも日本も若い世代の献血者が減ってるのは知られた話で、「呼びかけが届いてない層がいる」って構図は他人事じゃないと思う。鎌状赤血球症の患者さんにとっては、型が近いドナーがいるかどうかが本当に命に関わるって話も重かったわ。ワイは、投稿者が「差別だ」と言われても聞き続けたのは偉いと思うし、聞かないと何も変わらないのも確かだと思った。みんなは、自分の国の献血って誰が支えてると思う? そして、もし献血者を増やすなら、まず何から始めるべきだと思う?
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“I'd imagine”
🔊 読み方: アイド イマジン
🇯🇵 意味: たぶん〜だろうね、〜なんじゃないかな(確信はないが、状況から自然にそう推測するときの言い方)
💡 断定は避けつつ、自分の推測をやわらかく述べたいときに使う。例:「I'd imagine it's pretty crowded on weekends.(週末はかなり混むんじゃないかな)」
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Ich könnte mir vorstellen, dass …(イヒ ケンテ ミア フォアシュテレン ダス)
→ 自分の推測をやわらかく述べる定番の言い方で、日常会話でもよく使われる。
🇫🇷 フランス語: J'imagine que …(ジマジヌ ク)
→ 状況から自然にそう推測するときの口語表現で、英語の I'd imagine にいちばん近い。
🇰🇷 韓国語: 아마 그럴 것 같아요(アマ クロル コッ カタヨ)
→ 「아마(たぶん)」と「것 같아요(〜のようだ)」で断定を避ける、会話でよく使う推測表現。
🇪🇸 スペイン語: Me imagino que …(メ イマヒノ ケ)
→ 日常会話で推測を述べるときに頻繁に使う、気軽で自然な表現。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/NoStupidQuestions


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