ブルシーロフ攻勢って知ってた? 1916年、第一次大戦の東部戦線でロシア軍が仕掛けた大攻勢で、オーストリア=ハンガリー帝国軍が軍全体の50〜60%もの戦力を失ったって話なんだわ。当時のあの国は、ドイツ語もハンガリー語もチェコ語もごちゃ混ぜの多民族軍隊で、ただでさえ脆いと言われてたんよ。この一撃で完全にトドメを刺されて、以後は実質ドイツの付属品みたいになったらしい。Redditの歴史ガチ勢がいろいろ語ってたから見てくれ。
ブルシーロフ攻勢のあと、ウィーンは実質ベルリンの操り人形みたいなもんになった。帝国軍でまだ残ってた戦力のほぼ全部がドイツの指揮下に入れられて、ぶっちゃけヘッツェンドルフの下にいるよりそのほうがまだマシに戦えてた説ある。
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After Brusilov, Vienna effectively became Berlin's puppet. Nearly all of what remained of the Imperial forces were placed under German command (where they arguably performed better than under Hotzendorff).
✍️ 管理人: これ史実としてもほぼその通りで、1916年9月にはドイツ皇帝ヴィルヘルム2世を最高司令官とする中央同盟国の統一指揮体制ができて、主導権は完全にドイツ側に移ったんよ。ヘッツェンドルフ本人も1917年にカール皇帝に更迭されてる。日本で言うと、同盟国の司令部に自軍をまるごと預けるなんて想像しにくいけど、それくらい追い詰められてたってことやな。個人的には、名目は帝国なのに実態はドイツの下請けっていう状態が一番しんどかったと思うわ。
うわ、死傷者100万〜150万人って……スターリングラードよりひどいじゃん!
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Damn, 1 000 000 – 1 500 000 causilties. That's worse than Stalingrad!
✍️ 管理人: 数字だけ見ると目を疑うけど、スターリングラード攻防戦は両軍合わせて150万〜200万人規模の死傷者と言われてるから、実はそこまで単純な比較じゃないんよ。しかも死傷者には捕虜もガッツリ含まれてて、ロシア側は40万人前後を捕虜にしたと主張してる。ちなみにブルシーロフ攻勢は約4か月の戦いで、期間と人数のバランスで見るとやっぱり異常。日本人は第一次大戦をあまり実感せんけど、東部戦線のスケールは感覚をぶっ飛ばしてくるわ。
ロシア側の損害も同じくらいエグかったが、向こうは予備戦力がずっと分厚かった。最初に突っ込んだ攻撃部隊の少なくとも60%は死んだ。
相手側ほどボロボロになったわけではないにせよ、ブルシーロフ攻勢でロシア軍は残っていた戦力も士気もかなり使い潰してしまった。
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Russian losses were similarly high, though they had much deeper reserves. At least 60% of the intial attacking force perished.
While not as devastated as their counterparts, the Brusilov offensive exhausted much of the remaining resources and morale that the Russian army had left.
✍️ 管理人: ここ大事なポイントで、ブルシーロフ攻勢は勝ったロシア側もしっかり血を流してるんだわ。ロシア側の損害は50万〜100万人規模と言われてて、翌年の革命につながる疲弊の一因とも見られてる。勝ったけど消耗しすぎたって聞くと、日本人なら日露戦争の奉天会戦を思い浮かべる人も多いんじゃないかな。あっちも日本軍は弾薬も兵力もギリギリだったしな。個人的には、勝敗より誰がどれだけ余力を残したかで戦争を見たほうが理解しやすいと思うわ。
英語版とドイツ語版のWikipedia、温度差あってちょっと草だった。
英語版: ロシアの勝利。「この勝利はロシア軍の士気高揚につながった。」
ドイツ語版: ロシアのピュロスの勝利。【訳注: 「ピュロスの勝利」は、勝ちはしたけど損害がデカすぎて実質負けみたいな勝利のこと。】「……しかし同時に、彼ら自身が被ったあまりにも甚大な損害が、ロシア軍の士気低下を加速させた。」
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I found the difference of the English and German Wikipedia articles interesting.
English: Russian victory. "The victory contributed to a morale upsurge among the Russian troops."
German: Russian pyrrhic victory. "…but the enormously high losses they themselves suffered simultaneously accelerated the demoralization of the Russian army."
✍️ 管理人: 同じ戦いなのに言語版で評価が真逆になるの、歴史系のWikipediaあるあるなんよな。ピュロスの勝利の語源は、紀元前279年にアスクルムの戦いでローマ軍に勝ったエペイロス王ピュロスが、犠牲が大きすぎて「もう1回こんな勝利をしたら破滅だ」とぼやいたって逸話から来てる。日本語だと辛勝とか割に合わない勝ちって感じのニュアンスやね。個人的には、言語版を見比べて各国の史観の違いを眺めるのが地味に楽しい趣味だわ。
オーストリア=ハンガリー帝国軍とかいう、帝政ロシア軍ですら多少は有能に見せてしまう唯一の軍隊。
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Kaiserlich und königlich armee, the only army that could make the Imperial Russian army look somewhat competent.
✍️ 管理人: ぐう正論すぎて草。帝政ロシア軍は日露戦争や1915年の大撤退でボロクソ言われがちだから、それを相対的に有能に見せるってもう才能だわ。ちなみにオーストリア=ハンガリー軍は約10の民族がいて、命令は80語くらいの共通ドイツ語でやり取りしてたと言われてる。日本で言えば、方言どころか別言語の人たちを同じ部隊に突っ込んでる状態やな。ただ個人的には、山岳戦なんかでは意外と粘ってるから、ただのダメ軍隊と言い切るのはちょっと雑かなとも思う。
うちの国、ヘッツェンドルフの名前が付いた通りとか場所が十数か所もあるのほんと草。まるであいつがガチでうち史上最悪の司令官じゃなかったみたいな扱いでさ。
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I love that my country has like a dozen streets and places named after Hötzendorf as if he wasn't literally the worst commander we ever had.
✍️ 管理人: これは完全にオチとして美しすぎる。コンラート・フォン・ヘッツェンドルフは参謀総長で、1916年にイタリア方面へ仕掛けたトレンティーノ攻勢のために東部戦線の兵力を引き抜いて、そこをブルシーロフに突かれたって経緯があるんよ。つまりこの大惨事の原因を作った張本人なのに、グラーツあたりには今も彼の名前の通りが残ってるらしい。日本だと失敗した作戦の指揮官の名前を通りに付けるのはあまり聞かないし、そこは国民性の違いなんかな。ワイは歴史を美化しすぎるのもどうかと思うけど、評価が割れる人物なのは確かやね。
💭 管理人の感想
今回の話の本質は、ブルシーロフ攻勢が単なる一つの戦闘ではなく、オーストリア=ハンガリー帝国が自力で戦争を続ける力を失った転換点だったってことやね。軍の半分以上を失って、以後はドイツの指揮下に入るしかなくなったわけで、国としての独立性まで削られたのが重い。しかも勝ったロシアも大きな損害を出して、翌年の革命に向かって疲弊していくから、誰も得してない戦いにも見える。日本の第一次大戦での戦死者は青島攻略などで数百人規模と言われてて、日本人の感覚とは桁がまったく違う世界なんよな。それを考えると、東部戦線の数字は理解の外にあるレベルだわ。コメントで出てたヘッツェンドルフ通りの話みたいに、国によって歴史上の人物への評価や記憶の残し方が全然違うのも面白いところ。これ前に別の歴史ネタのスレでも、戦犯なのに銅像が残ってる問題が話題になってた気がするわ。みんなは、失敗した指揮官の名前を街に残すのってアリだと思う? それとも負の歴史として別の形で残すべきだと思う?
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“I love that…”
🔊 読み方: アイ ラヴ ザット
🇯🇵 意味: 〜なところが最高だね(皮肉を込めて「〜なのが素晴らしいよね」と言う表現)
💡 不条理なことや矛盾を、あえて褒める口調で皮肉るときに使う。例: "I love that the meeting could've been an email, but we all showed up anyway."(メールで済む会議なのに、全員ちゃんと集まってるのが最高だよね)
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Ich find's ja super, dass…(イヒ フィンツ ヤー ズーパー ダス)
→ 「ja」を入れると皮肉っぽい響きになり、日常会話で不満や呆れを込めて言うときによく使われる。
🇫🇷 フランス語: J'adore le fait que…(ジャドール ル フェ ク)
→ 皮肉を込めて「〜なのが最高」と言うときの定番で、友人同士のくだけた会話でよく使う。
🇰🇷 韓国語: ~다니 참 대단하네(〜ダニ チャム テダナネ)
→ 「〜だなんて本当にすごいね」という褒め言葉の形で、呆れや皮肉を表すときによく使う。
🇪🇸 スペイン語: Me encanta que…(メ エンカンタ ケ)
→ 直訳に近いが、スペイン語でも皮肉を込めて「〜なのが最高だよね」と言う場面で自然に使われる。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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