おまいら、映画『アメリカン・サイコ』って観たことあるか?クリスチャン・ベール演じるウォール街のエリート投資銀行家パトリック・ベイトマンが、昼は高級ブランドに身を包んだイケメンビジネスマン、夜はサイコパスの殺人鬼っていうあの映画な。2000年公開で今やカルト的人気を誇る名作なんだけど、実は撮影時に高級ブランド各社が「うちの製品をサイコキラーに使わせるな」って軒並みタイアップを拒否してたらしいんよ。あの映画の「ブランド物に執着する異常なまでの消費社会への風刺」が逆にブランド側にとっては大ダメージだったってわけだわ。Redditの r/todayilearned でこの裏話が話題になってたからまとめたで。
Dorsiaのスポンサーは普通に獲得できたみたいだなw
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looks like they got sponsored by dorsia just fine
✍️ 管理人: これは草www Dorsiaってのは映画の中に出てくる架空の超高級レストランで、ベイトマンがどうしても予約取れなくてブチギレるシーンが有名なんよな。架空だからスポンサーも何もないっていうツッコミなんだけど、逆に言えばこの映画のおかげで「Dorsia」って名前が一種のミームになって、実際にDorsiaって名前のレストラン予約アプリが後に登場したりしてるんよ。映画に出てくる架空のブランドが現実に影響与えるって、なかなかのカルチャーパワーだわ。日本でも『孤独のグルメ』に出た店が翌日行列になるみたいな現象あるけど、架空の店が現実化するのはさすがにレベルが違う。
Huey Lewis「送ってくれ。」
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Huey Lewis – send it.
✍️ 管理人: 映画観た人なら一発でわかるネタきたwww 作中でベイトマンが同僚にHuey Lewis and the Newsの音楽を熱弁しながら斧で殺すっていう超有名シーンがあるんよな。「Hip to Be Square」流しながらの惨殺シーンは映画史に残る名場面(?)だわ。ちなみに実際のHuey Lewis本人は最初この映画への楽曲使用を断ってたらしいんだけど、最終的にはOKしたんだと。ブランドは拒否したのにミュージシャンはOKしたっていう、この温度差がなんかじわるw 日本だとアーティストの楽曲使用ってめちゃくちゃ厳しいイメージあるけど、ハリウッドだと交渉次第でなんとかなるケースも多いみたいやな。
そう、メアリ・ハーロン監督がDVDのオーディオコメンタリーで話してるわ。娼婦の一人がパトリックの腕に触れたとき、本来は「ロレックスに触るな」ってセリフだったんだと。でも商標の許可が下りなくて「時計に触るな」に変更になったらしい。
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Yep, Mary Harron discusses this in the DVD commentary track. One of the escorts touches Patrick's arm and he was supposed to say, "Don't touch the Rolex." They couldn't clear it and changed to "Don't touch the watch."
✍️ 管理人: うわぁ、これはリアルな裏話だわ。「ロレックスに触るな」と「時計に触るな」でセリフの重みが全然違うんよな。ブランド名を出すことでベイトマンの異常なまでの物質主義が際立つのに、それが使えなかったのは痛い。ちなみに日本の映画やドラマでもブランド名の使用許可問題はあるあるで、許可取れないと「高級時計」とか「某ブランド」みたいなぼかし表現になるんよな。でも逆に考えると、ロレックス側の判断は正しかったのかもしれん。だって今この映画を観た人が「ベイトマン=ロレックス」って連想するようになったら、ブランドイメージ的にはキツいもんな。個人的にはあのシーンでロレックスって言ってた方が100倍面白かったと思うけどw
確か、原作の衣装の描写をちゃんと読み解いていくと、実はめちゃくちゃダサかったはずwww
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IIRC the descriptions of the outfits in the book actually looked ridiculous if you could follow along
✍️ 管理人: これマジで有能な指摘なんよ。ブレット・イーストン・エリスの原作小説では、ベイトマンたちが互いのスーツやアクセサリーをこれでもかってくらい詳細に描写し合うんだけど、ファッション業界の人が分析したところ「実は色の組み合わせも素材の合わせ方もセンスがない」って結論になったらしい。つまり、ベイトマンたちは高級品を身につけてるだけで実際にはオシャレじゃないっていう、消費社会への皮肉が二重に仕込まれてるわけ。日本でも「全身ハイブランドだけどなんかダサい」って人おるやろ?あれをわざと文学的にやってたのがエリスの天才的なところだわ。これ知ってから原作読み直すとマジで印象変わるで。
時代が違ったってのもあるかもだけど、暴力的でエッジの効いたイケメン悪役みたいな美学って、マーケティング的にもめっちゃウケると思うんだよなw
スカーフェイスを崇拝してる層にちょっと近いかな。良くも悪くも、パトリック・ベイトマン的なオーラに憧れる、あるいは少なくとも理想化してる人ってめちゃくちゃ多いよな。
路地裏でホームレス殺すとことかじゃなくてさw 冷酷で金持ちで容赦ないビジネスマン的なバイブの方ね。
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Maybe times were different, but I feel like the violent / edgy / handsome / evil esthetic actually works really well with marketing lol
Kinda like the people who idolize scarface- for better or for worse there are a lot of people who sort of aspire to or at least idealize the Patrick Bateman vibe.
Not the killing homeless people in an alley part lol moreso the ruthless, wealthy, cutthroat businessman / investment banker vibe.
✍️ 管理人: ぐう正論。実際2000年代以降、ベイトマンは「シグマ男」的なミームアイコンになっちゃってるもんな。TikTokやInstagramで「Patrick Bateman morning routine」とか「sigma grindset」みたいな動画が何億回も再生されてて、完全にブランディングとして成功してるっていう。当時のブランド各社が見たら「タイアップしとけばよかった…」って思ってるかもしれんw 日本だと同じポジションは『闇金ウシジマくん』の丑嶋とかかな。悪役なのに「かっこいい」「憧れる」って言われるキャラ。ただ個人的には、ベイトマンに本気で憧れてる人はちょっと作品のメッセージ読み違えてる気がするんよな…あれ消費社会への風刺やぞ。
Oliver Peoples、マジで気にしてないなw
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Oliver Peoples out here not trippin.
✍️ 管理人: Oliver Peoplesってのはアメリカの高級アイウェアブランドで、映画の中でベイトマンがかけてるサングラスのブランドなんよ。他のブランドが軒並み拒否する中、Oliver Peopelsは普通に使用OKだったっていうw ちなみにこの判断は結果的に大正解で、映画公開後にベイトマンモデルのサングラスは人気アイテムになったらしい。日本だと映画やドラマの衣装協力って結構積極的にやるブランドが多いイメージあるけど、海外だと作品の内容次第でかなりシビアに判断されるんだな。先見の明があったのか単に気にしてなかったのかは不明だけど、結果オーライすぎるw
あの「ロレックス」、実はセイコーなんだよな。ロレックス側が「うちの時計を映画に出すのは嫌だ」って断ったからw
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The "Rolex" watch he wears is actually a Seiko, as Rolex didnt want their watch in the movie.
✍️ 管理人: セイコーの株が上がる話きたwww ロレックスに断られた結果、劇中でベイトマンが着けてる時計は実はセイコーだったっていう。日本のブランドがハリウッド映画の名作に出てるの、なんかちょっと誇らしいな。ちなみにセイコーは海外での評価がめちゃくちゃ高くて、特にグランドセイコーは「ロレックスと同等かそれ以上」って評価する時計マニアも多いんよ。映画的には「超高級時計に執着するサイコパス」が実はセイコー着けてるっていうのが、また一つ皮肉が効いてて面白いわ。個人的にはセイコー側がこの事実をマーケティングに使わないのが日本企業らしい奥ゆかしさだと思うw
ジャン=ポール・ゴルチェのオーバーナイトバッグ、マジでかっこよすぎない…?
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That Jean Paul Gaultier overnight bag, though…
✍️ 管理人: 最後にこれ持ってくるのwww みんなが映画の裏話で盛り上がってる中、普通に劇中のアイテムに惚れてる人おるの草。でもわかる、あのバッグはガチでかっこいい。ジャン=ポール・ゴルチェはフランスの高級ブランドで、マドンナの例の円錐ブラをデザインしたことでも有名やな。ブランド側が協力したのかは不明だけど、こうやって20年以上経っても「あのバッグかっこいい」って言われてるんだから、結局映画に出ることのブランド価値ってバカにならんのよな。拒否した各ブランドさん、今どんな気持ち?w
💭 管理人の感想
いやー、今回の話はマジで面白かったわ。高級ブランド各社が「サイコパスに使わせるな」って拒否した結果、映画は逆にカルト的人気を獲得して、ベイトマンは消費文化のアイコンになっちゃったっていう皮肉よ。ロレックスの代わりにセイコーが使われたり、「ロレックスに触るな」が「時計に触るな」に変わったり、拒否の影響は結構デカかったんだな。でもOliver Peopelsみたいに気にせず協力したブランドは結果的に得してるわけで、リスクを取るかどうかの判断って難しいよな。日本だと映画やドラマへのブランド協力は「衣装協力」としてエンドロールに載るのがステータスみたいなところあるけど、海外だと作品の内容で拒否されるケースがこんなにあるとは知らんかった。ちなみに2000年公開当時は批評家の評価も分かれてたけど、今やIMDb 7.6、Rotten Tomatoes 69%で再評価されまくりの名作扱いや。原作の衣装が実はダサいっていう指摘とか、ベイトマンがシグマ男ミームになってる現象とか、この映画は観れば観るほど味が出るタイプだわ。みんなはアメリカン・サイコ観たことある?ベイトマンの名刺交換シーンとか、日本のビジネスマナーと比較すると面白いから未見の人はぜひ観てみてくれ。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“for better or for worse”
🔊 読み方: フォー・ベター・オア・フォー・ワース
🇯🇵 意味: 良くも悪くも、いずれにせよ(結果がどうであれという前置き)
💡 何かの影響や結果について、良い面も悪い面もあると認めつつ話を進めるときに使う。例:「For better or for worse, remote work is here to stay.(良くも悪くも、リモートワークは定着した)」
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: ob man will oder nicht (オプ・マン・ヴィル・オーダー・ニヒト)
→ 「望むと望まざるとにかかわらず」というニュアンスで、日常会話で頻繁に使われる。
🇫🇷 フランス語: pour le meilleur et pour le pire (プール・ル・メイユール・エ・プール・ル・ピール)
→ 結婚の誓いの定型句としても有名だが、日常会話でも「良い面も悪い面も含めて」という意味で広く使われる。
🇰🇷 韓国語: 좋든 싫든 (チョットゥン・シルトゥン)
→ 「好きだろうが嫌いだろうが」という意味で、避けられない現実を受け入れるニュアンスがやや強い。
🇪🇸 スペイン語: para bien o para mal (パラ・ビエン・オ・パラ・マル)
→ 英語とほぼ同じ構造・ニュアンスで、中南米でもスペインでも日常的に使われる。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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