みんな「見える」って感覚、100%信用してない?実はコレ、脳が壊れると簡単に裏切ってくることがあるらしいんよ。今回紹介する「アントン症候群」は、後頭葉っていう視覚を司る部分がダメージ受けて完全に失明してるのに、本人は「見えてる」と本気で主張し続ける激レア症状。しかも周りが「じゃあこれ何色?」って聞いても、脳が勝手に答えをでっち上げて、本人はそれを疑いもしないんだと。報告例が世界でたった28件しかないってのもまた不気味さ増してるわ。
デザイナーとして働いてるけど、一緒に仕事してる人の中にはこれを患ってる人がいても全然おかしくない。
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As a designer, it’s quite possible some of the people I work with suffer from this.
✍️ 管理人: これ地味に一番怖いコメントかもしれん。本人も周りも気づかないまま「見えてる」体で会話が成立しちゃう可能性あるってことやろ?日本でも高次脳機能障害って本人に自覚がないケース多いって聞くし、脳のバグって本当に見た目じゃ分からないんよな。ちなみにアントン症候群は脳卒中とか外傷が原因で起きることが多いから、突然発症するのも怖いポイント。
そして、その逆は「盲視」と呼ばれる。脳に物理的な損傷がある人が、物を避けるように動けるのに、本人はまったく見えていないと訴える現象だ。
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And the opposite is called blindsight. People with physical damage to the brain that will move to dodge things, but report complete blindness.
✍️ 管理人: 有能コメントで草。盲視(blindsight)は結構有名な神経科学ネタで、意識では「見えてない」のに障害物を避けたり顔の表情を無意識に読み取ったりできるっていう、まさにアントン症候群の真逆パターンなんよな。要は「意識」と「脳の情報処理」が別レイヤーで動いてるってことがこの2つの症状から分かるわけで、脳科学マジで奥深い。個人的にはこっちの盲視の方がSF味あって好き。
>さらに、本人が周囲にいる人々や物について話し始めると、疑念はいっそう強まる。というのも、実際にはそれらはまったく存在しないからだ。
うわ、つまり脳が全部でっち上げて、完全に架空の光景を見せてるのに、本人はそれを本当に見てるって確信してるってことか。
そんな状態で生きるのはつらすぎる。自分が見ている世界はまったく現実じゃなくて、全部頭の中で作られたものだなんて言われたら、どうすればいいのか分からない。「この目で見ている」ものと、そんな話をどう折り合わせればいいんだろう。
それと、アファンタジアの人はこういう体験をしないのかな?
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>Suspicion is still further alerted when he begins to describe people and objects around himself which, as a matter of fact, are not there at all.
Whoa so their brain is making it all up and presenting a totally imaginary scene to them that they are CONVINCED they are seeing.
Thats horrible to live with, i dont know what id do if you told me the world i was looking at wasnt real at all, it was all in my head. How could i reconcile that information with what i was "seeing with my own eyes", so to speak.
And would people with aphantasia not be able to experience this?
✍️ 管理人: これガチで恐怖映画のプロットになるレベルやわ。脳が「作話(confabulation)」っていう、記憶や知覚の穴を無意識に埋めるためのでっち上げをする現象と関連してて、アルコール依存症の人が見せる記憶障害とかでも似た現象が起きるらしい。ちなみにアファンタジア(頭の中でイメージが描けない体質)との関係は研究途上で、まだハッキリした答えは出てないんよな。個人的には「自分の見てる世界が本物か分からない」って考え出すとマトリックス思考にハマりそうで怖い。
この症状を患っていたかもしれないし、そうじゃなかったかもしれない主人公が出てくる小説を読んだことがあるんだけど、タイトルが思い出せたらなあ。すごく面白かった!
追記:ルパート・トムソン『The Insult』。
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I read a novel where the main character may or may not have had this condition, wish I could remember was a great read!
Edit: The Insult, Rupert Thomson.
✍️ 管理人: 追記で自己解決してて草。ルパート・トムソンはイギリスの作家で、この『The Insult』は視力を失った男が実は見えていると主張し始めるっていう、まさにアントン症候群をモチーフにしたっぽいサスペンス小説なんよな。日本だと未翻訳っぽいから読みたい人は洋書で探すしかなさそう。こういう実在の症例が小説のネタ元になってるパターン、Redditの読書スレでは定番の盛り上がりポイントなんよ。
このコンセプトや類似のテーマをファーストコンタクト小説で掘り下げた、ピーター・ワッツの『ブラインドサイト』もぜひ推したい。ちょっと読みづらいけど、ここ数年で読んだSFの中では屈指の傑作で、オリジナリティも抜群だった。
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Shoutout to Blindsight by Peter Watts that explored this concept and similars in a first-contact novel. A bit tricky of a read but one of the best most original sci fi books ive read in years
✍️ 管理人: 『ブラインドサイト』は日本でも早川書房から翻訳出てて、ハードSF好きの間ではかなり有名な一冊なんよな。タイトルからも分かる通り、まさに上のコメントに出てきた「盲視」がテーマの一つになってて、意識とは何かをガチで問うてくる系の話。個人的にも読んだけど、正直専門用語多めで難易度高いから覚悟して挑むべき本。SF好きなら積読リストに入れとく価値ありやで。
💭 管理人の感想
今回のアントン症候群、要するに「脳は現実をそのまま映してるわけじゃなくて、都合よく編集・でっち上げすることがある」っていう話なんよな。目という器官自体は生きてても、脳の視覚処理部分がやられると「見える」という感覚そのものが幻になっちゃうのがマジで怖いところ。日本だと高次脳機能障害への理解がまだまだ発展途上で、本人も周囲も「見た目は普通なのに何かおかしい」ってなかなか気づけないケースが多いのと通じるものがあるわ。しかも報告例が世界で28件しかないってことは、実際は見過ごされてる患者がもっといる可能性も十分あるんよな。コメント欄で出てきた「盲視」との対比も面白くて、意識と脳の情報処理が別物だってことがこの2症状だけでもよく分かる。ちなみに脳科学系のスレって定期的にRedditで盛り上がるんやけど、フィニアス・ゲージの人格変化の話とかと合わせて「脳って場所によって別人になれる」系のネタは鉄板人気。みんなは自分の「見えてる」って感覚、100%信用できると思う?もし家族がある日突然こうなったら、どうやって向き合う?ちょっと考えさせられるテーマやったわ。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“making it all up”
🔊 読み方: メイキング・イット・オール・アップ
🇯🇵 意味: 何かを完全にでっち上げる、頭の中で作り出しているという意味
💡 誰かの話や記憶、認識が事実に基づかず完全な作り話・想像であることに驚いたり指摘したりする場面で使う。例: 'Wait, are you making this all up?'(それ全部でっち上げなの?)のように友人同士のカジュアルな会話で使える。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: sich das aus den Fingern saugen (ズィッヒ・ダス・アウス・デン・フィンガーン・ザウゲン)
→ 直訳は「指から吸い出す」で、根拠なく話をでっち上げるというニュアンスを持つ非常に口語的なドイツ語の慣用句
🇫🇷 フランス語: inventer de toutes pièces (アンヴァンテ・ドゥ・トゥット・ピエス)
→ 「一から完全に作り上げる」という意味で、話や事実が完全な創作であることを強調する際に日常会話でよく使われる
🇰🇷 韓国語: 다 지어내다 (タ・チオネダ)
→ 「全部でっち上げる」という意味のカジュアルな表現で、友人同士の会話で相手の話を疑うときに自然に使われる
🇪🇸 スペイン語: sacárselo de la manga (サカールセロ・デ・ラ・マンガ)
→ 直訳は「袖から取り出す」で、根拠なく何かをその場ででっち上げるという意味のスペイン語の慣用表現
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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