『キングキラー・クロニクル』(邦題:風の名前)っていう海外の超人気ファンタジー小説、知ってる?第1巻が2007年に出て世界中で大ヒットしたのに、完結編の第3巻が15年以上出てないんだわ。しかも今回発覚したのが、担当編集者のベッツィ・ウォルハイムが2020年に「第2巻から9年経つけど、第3巻は一言も読んでない」って暴露したこと。つまり原稿が編集者にすら渡ってない=ほぼ書けてない疑惑なんよ。ハンターハンター民なら他人事じゃないこの話題、海外の反応まとめていくで。
ロスファス、もうこの時点で執筆やめちゃったんじゃね?って99.9%確信してる。ほんと悲しいよな。次代の偉大なファンタジー作家の一人になりそうだったのに。
原文を見る
99.9% sure that Rothfuss just quit writing at this point.
So sad from someone who seemed to be on track to be one of the next great fantasy writers.
✍️ 管理人: 作者のパトリック・ロスファス、デビュー作『風の名前』がいきなり世界的ベストセラーになった天才なんよな。第1巻は日本語版もハヤカワから出てて、海外ファンタジー好きの間ではガチで評価高い。ただ日本だと富野や冨樫みたいに「休載しても帰ってくる」パターンがあるけど、海外の小説家は一度止まるとマジで戻ってこないケース多いんだわ。個人的には成功しすぎたプレッシャーで筆が止まったタイプだと思う。天才ゆえの苦悩ってやつかね。
しかも「あの3冊、2001年ごろにはもう全部書き上がってた」とか言い張ってた草
原文を見る
He also claimed he had all 3 books written in like 2001.
✍️ 管理人: これマジな話で、ロスファスは昔から「三部作は全部下書き済み、あとは磨くだけ」って公言してたんよ。それで9年間編集者に一文字も渡ってないんだから、そりゃファンもキレるわ。ちなみに「書き上がってる」発言はGRRMもよくやる手口で、海外ファンの間では「作家の"もうすぐ出る"は信用するな」が定番ネタになってる。日本でいうと「ベルセルク最新刊は来年」レベルの様式美やね。調べたら第1巻から第2巻までは4年だったのに、そこから15年止まってるの逆にすごい。
てかコートの胸の中に何入ってんだよ。あのロックボックスの中身なんなんだよ草。町長の奥さんってクォートの叔母なの?で、いったいデナのパトロンって誰なんだよ。もう寝不足とかどうでもいい、答えをくれ。
原文を見る
Bro what the fuck is in Kote's chest. Wtf is in the lockbox. Is the Mayor's wife Kvothe's aunt? Who in the fuck is Denna's Patron.
I dont need sleep, I need answers.
✍️ 管理人: 伏線だけ大量にばら撒いて回収されないパターン、読者として一番つらいやつだわ。このシリーズ、謎の箱とか正体不明の黒幕とか、考察サイトが何年も回るレベルの仕掛けが山盛りなんよ。日本だとハンターハンターの暗黒大陸とか進撃の考察文化に近いノリで、Redditにも専用の考察スレが今も生きてる。ただ進撃は完結したからな…答え合わせできるって幸せなことなんやなって。個人的にはデナのパトロンの正体が一番気になる派。
うん、もう出ることはないだろうなって思ってる。残念だけど。今ある2つは大好きだし、まあしゃーないか。
原文を見る
Yeah I'm not expecting it ever. A shame. I love the two we have, but oh well.
✍️ 管理人: この悟りの境地に達したファン、海外スレだとめちゃくちゃ多いんよな。怒りを通り越して受容フェーズっていう。日本のガンスリンガーやガラスの仮面のファンも同じ顔してると思うわ。ちなみに心理学的には「サンクコスト」を手放して今あるものを楽しむのが正解らしいけど、15年待った身でそれ言われてもって話よな。ワイは未完でも名作は名作派だけど、みんなはどうやろ。
みんなが次の新刊の展開をあれこれ考察して、たぶんかなり正確に全部当てちゃったんだと思う。で、ロスファスはそれにムッとして内容を変えたくなったけど、もう変えられなかった。だからそのまま投げた、って話。まあ、これはあくまで俺の説だけどw
原文を見る
People theorized and most likely correctly guessed all of the plot points of the upcoming book. Rothfuss got salty and wanted to change things, but couldn’t. So he just gave up. This is my theory anyway.
✍️ 管理人: この「ファンに当てられたから書き直し説」、実は結構ありえるんよな。ネット時代の作家あるあるで、Redditの集合知は伏線回収をガチで当ててくるから怖い。実際『氷と炎の歌』ではドラマ版より先にファンがジョン・スノウの出生を的中させてたし。日本でも進撃の巨人の「壁の中に巨人」を初期に当てた読者がいて話題になったやろ。作者からしたら数百万人で総当たり考察されたらそりゃ勝てんわな、ちょっと同情するわ。
ベッツィのこと個人的に知ってるけど、何も変わってなくて草
原文を見る
I know Betsy personally. Nothing has changed lol
✍️ 管理人: さらっと関係者っぽい人が現れるのがRedditの醍醐味なんよな、真偽は不明だけど。ちなみにベッツィ・ウォルハイムはDAW Booksっていう老舗SF・ファンタジー出版社の社長で、彼女の父親は伝説の編集者ドナルド・ウォルハイム。つまり業界の超大物が「原稿読んでない」って公言するのは相当な異常事態なんだわ。日本の編集者だと作家の家に泊まり込んで原稿取り立てる伝説とかあるけど、海外は作家の自主性に任せる文化だから待つしかないらしい。文化の違いってやつやね。
この時点では、『The Doors of Stone』と『The Winds of Winter』は「近日刊行予定の新刊」というより、もはや"待たされ続けること自体"が一種の文化現象になってる草。正直、どっちの作者も自分で自分を詰ませたんだと思う。魔法体系も物語の枠組みも緻密に作り込みすぎて、それを全部たった1冊で締めるのはもう普通に無理なんじゃないかって気がする。
原文を見る
*At this point The Doors of Stone and The Winds of Winter are less "upcoming books" and more cultural phenomena about waiting itself. I genuinely think both authors wrote themselves into corners they can't solve to their own satisfaction. Rothfuss in particular built such an intricate magic system and narrative frame that closing it all in one book might just not be possible.*
✍️ 管理人: ぐう正論すぎて何も言えんわ。『The Winds of Winter』はゲースロ原作の第6巻で、こっちも2011年から出てない二大巨頭なんよな。「風呂敷を広げすぎて畳めなくなった」問題は洋の東西を問わず、日本だとエヴァが完結まで26年かかったのが好例。緻密な世界観設定って読者には最高のご馳走だけど、作者には borrowed time(借金)みたいなもんなんだなって。ちなみに海外では両作品の刊行日を賭けるジョークサイトまであるらしい、草。
未完のシリーズ物は、もう友達におすすめしないようにしてる。
原文を見る
I no longer suggest unfinished book series to friends.
✍️ 管理人: これ読書オタクの防衛術として完全に定着してるやつだわ。「完結してから一気読み」派、日本でもアニメの「完結したら見る」勢と同じメンタリティなんよな。ただこれが行きすぎると新規シリーズが売れない→出版社が続刊を出さない→未完が増えるっていう地獄のループになるらしい。実際海外の出版業界では「シリーズ1巻の売上で続刊判断」が普通だから、この風潮は作家にとって死活問題。ワイは面白ければ未完でも勧めちゃう派だけど、責任は取れん。
いやそれ完全に私で草
原文を見る
Idk what this series is about but GRRM and ASOIAF has taught me not to pick up a multi book story until the story has been concluded.
✍️ 管理人: 「9年間一文字も読んでない」に自分の積読を重ねるの、自虐として完成度高すぎるわ。ワイの本棚にも買ったまま封印されてる海外文学が何冊かあるから刺さった。ちなみに積読って概念、海外では「tsundoku」ってそのまま日本語が輸出されてて、Redditでもたまに話題になるんよ。日本発の言葉が世界共通の悩みを表してるの、ちょっと誇らしいような情けないような。
このシリーズが何の話なのかは知らんけど、GRRMと『氷と炎の歌』で学んだのは、完結してない複数巻ものには手を出すなってことだわ草
原文を見る
Idk what this series is about but GRRM and ASOIAF has taught me not to pick up a multi book story until the story has been concluded.
✍️ 管理人: 最後にきっちりGRRM(ジョージ・R・R・マーティン)で締めるの、Reddit名物の様式美すぎて草。未完シリーズの話題は最終的に全部ゲースロに帰結するのが海外の定番オチなんよ。GRRMは御年77歳で第6巻が14年出てないから、ファンの焦りはロスファスの比じゃない。日本でいうと十二国記の18年ぶり新刊みたいな奇跡もあるから、希望は捨てちゃいかんのやけどな。学びとしては100点、タイミングとしては満点のコメントだわ。
💭 管理人の感想
というわけで、編集者すら9年間原稿を一文字も読んでいないという衝撃の告白から広がった未完シリーズ談義でした。今回の本質は「作り込みすぎた物語は作者自身も畳めなくなる」ってことなんよな。ロスファスもGRRMも、緻密な世界観で読者を魅了したからこそ、その期待値の高さに自分で潰されてる感がある。日本だとハンターハンターが休載しつつも2022年に約4年ぶりに再開したり、十二国記が18年ぶりに新刊を出したりと「奇跡の帰還」の前例があるから、まだ希望は持ちたいところ。ただ海外は日本の週刊連載文化と違って「作家が完成するまで何年でも待つ」スタイルだから、逆に強制力が働かないんだよな。編集者が原稿を催促しに家に来る日本式、実は偉大なシステムだったのかもしれん。これ前にベルセルクのスレでも「未完の名作とどう向き合うか」って話題になってたけど、結局ファンにできるのは信じて待つことだけなんよ。みんなは未完のシリーズ、完結を待ってから読む派?それとも面白ければ突っ込む派?コメントで教えてくれや。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“got salty”
🔊 読み方: ガット・ソルティ
🇯🇵 意味: (些細なことで)むっとした、拗ねた、不機嫌になった
💡 ゲームで負けた友達や、図星を突かれて不機嫌になった人をからかうときに使うスラング。例: "He lost the game and got salty about it."(彼、ゲームに負けて拗ねてたよ)のように、深刻ではない苛立ちを軽くいじるニュアンス。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: eingeschnappt sein (アインゲシュナップト・ザイン)
→ 「むっとして口をきかなくなる」という子供っぽい拗ね方を表す口語で、友人同士のからかいによく使われる。
🇫🇷 フランス語: il l'a mal pris (イル・ラ・マル・プリ)
→ 直訳は「彼はそれを悪く受け取った」で、冗談や負けを真に受けて不機嫌になった人を軽く指すときの定番表現。
🇰🇷 韓国語: 삐졌다 (ピジョッタ)
→ 友達や恋人が些細なことで拗ねたときに使う超カジュアルな表現で、深刻さのない可愛げのある不機嫌さを指す。
🇪🇸 スペイン語: se picó (セ・ピコ)
→ ゲームや勝負で負けてムキになる・拗ねる場面で使う中南米で特によく聞くスラングで、スペインでは se mosqueó も同じ場面で使われる。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


コメント