ナルキッソスが水面に映った自分に恋して死ぬギリシャ神話、よく考えると「なんで水面ごときでそこまで?」って思わへん? でも当時はガラス鏡なんて存在せんし、自分の顔をまともに見る手段がほぼ無かったんよな。鏡がなかった時代、人は自分の顔をどうやって見てたのか…って切り口で見ると、この神話マジで解像度上がるわ。
当時ガラス鏡はほぼ存在しなかったはずやけど、「青銅の鏡」ならあったはず。ただそれがどんだけ珍しい/高価やったのか、ナルキッソスがどんだけ金持ち設定やったのかは知らん。そもそもアルキメデスの殺人光線ネタの前提って「彼らは鏡を持ってた」ってことやしな。
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Glass mirrors would have been basically non existent then but "bronze mirrors" would have existed although I don't know how rare/valuable they would have been or how rich narcissus is supposed to have been
The whole conceit of the Archimedes death ray is that they had mirrors
✍️ 管理人: いきなり考証ニキ降臨で草。確かに青銅鏡(ブロンズミラー)は古代ギリシャにもあったんやけど、磨いた金属やから映りは薄暗くてボヤけてて、今のピカピカ鏡とは別物なんよ。日本でも卑弥呼が魏から銅鏡100枚もらった話あるけど、あれも実用品というより権力の象徴・祭祀用の超高級品扱いやったわけで、庶民が毎朝顔チェックするような代物ちゃうかった。アルキメデスの殺人光線(シラクサ攻防戦で鏡を集めてローマ船を燃やしたって伝説)を持ち出すあたり、こいつ絶対歴史好きやろ。
トマス・ハーディの『ダーバヴィル家のテス』では、テスの母親が窓の後ろにショールを垂らして、テスに自分の姿を見せる場面があるんよ。だから本物の鏡が昔は珍しかったとはいえ、自分の姿を見る方法はいろいろあったわけや。
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In Tess Of The D'Urbervilles by Thomas Hardy, Tess' mother lets her see her reflection by draping a shawl behind a window. So although actual mirrors were once rare, there were ways to see your reflection.
✍️ 管理人: 暗い布を窓の裏に垂らして、ガラスを即席の鏡にするライフハックね。これ実は今でも夜の窓が鏡になる原理と同じで、背景が暗いと反射が勝って像が見えるんよ。日本でも昔は「水鏡」って言葉があって、桶や池の水面に顔を映す文化が普通にあったし、お歯黒や化粧も水鏡でやってたらしい。個人的には、こういう「無いなら工夫する」庶民の知恵の話めっちゃ好きやわ。
鏡のことを考えるたびに、フェルナンド・ペソアのこの言葉を思い出すんよな。「人間は自分の顔を見られるべきじゃなかった――これほど不吉なものはない。自然は人間に、自分の顔を見られず、自分の目をじっと見つめることもできないという贈り物を与えた。川や池の水面でだけ、人は自分の顔を見ることができた。…鏡を発明した者は、人間の心に毒を盛ったのだ」
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Whenever i think about mirrors I’m reminded of this Fernando Pessoa quote; “Man shouldn’t be able to see his own face – there’s nothing more sinister. Nature gave him the gift of not being able to see it, and of not being able to stare into his own eyes. Only in the water of rivers and ponds could he look at his face. And the very posture he had to assume was symbolic. He had to bend over, stoop down, to commit the ignominy of beholding himself. The inventor of the mirror poisoned the human heart”
✍️ 管理人: 急にポエム枠が来て一気に文学の香りで草。ペソアはポルトガルの詩人で、何十もの「別人格(異名)」を使い分けて書いた変人&天才なんやけど、この鏡=毒って発想、まさにナルキッソス神話のテーマそのものやん。今でいうと自撮り・SNS・盛り写真で自己イメージこじらせる現象に通じるよな。「鏡を発明した者は人間の心に毒を盛った」って、スマホのインカメ発明した奴に言ってるみたいでゾクッとするわ。
鏡自体はたぶん全然珍しくなかったんよ。ただ大きかったり固定式やったりはせんかったっぽい。考古学で見つかってる明らかな青銅鏡の多くは手鏡やったから、ナルキッソスも普通に日常生活送れたはずなんよね――それやと物語がだいぶ台無しになるけど。
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Mirrors probably weren't very rare at all, they just seemingly weren't large or stationary: Most of the evident bronze mirrors we've discovered through archaeology were handheld, which would've allowed Narcissus to largely go about their day – rather undermining the story.
✍️ 管理人: 「いや手鏡くらいあったやろ」って真顔で神話ぶち壊しにくるの草。確かに発掘される古代の鏡って柄付きの手鏡サイズが多くて、貴族や女性の化粧道具やったみたいやね。日本の銅鏡も基本は手のひらサイズで、全身が映る姿見が一般家庭に普及したのなんてガラス鏡が安くなった近代以降やし。とはいえ神話は「水面でしか見たことなかった美少年」って前提で楽しむのが粋ってもんで、ここで考証マウント取るとロマンが死ぬのは内緒や。
そして思い出すんよな、水なんて昔からクソ安かったって。
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And then you remember a bucket of water was always dirt cheap
✍️ 管理人: 「鏡は高いけど水はタダ同然」っていう身も蓋もない経済ツッコミで地味にワロタ。確かにナルキッソスからすれば最も手軽な自撮りデバイスが池やったわけよ。日本は水道水そのまま飲める数少ない国で、海外旅行でミネラルウォーター1本300円とかにビビった経験ある人多いと思うけど、古代でも飲み水確保は地域によっちゃ命がけやったから「水=安い」は地域によるんよな。とはいえ反射する水面はどこにでもあったって意味では、こいつの言い分も一理あるわ。
チャットボットに恋しちゃう人たちの話を読むと、それもだいぶ納得できるんよな。
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It also makes a lot more sense when you read about people falling in love with chat bots
✍️ 管理人: オチ担当が現代に話を戻してきて綺麗に着地、有能。ナルキッソスが「自分の鏡像」に恋したように、AIチャットボットって結局ユーザーの言葉や好みを反射して返してくる存在やから、構造としてめっちゃ似てるんよな。実際2023年以降、AIキャラに本気で恋愛感情持つ人のニュースが世界中で増えてて、日本でもキャラ恋愛アプリの市場は普通にデカい。2000年以上前の神話が現代のテック問題をピタリ言い当ててるの、人間の本質って変わらんなって考えさせられるわ。
💭 管理人の感想
今回は「ナルキッソス神話、当時は鏡がレアだったと思うと急に納得」っていうシャワー中の閃き系スレやったけど、コメ欄が考証ニキ・文学ニキ・経済ニキでカオスになってて最高やったわ。要は、古代は青銅の手鏡くらいはあったけど高級品&映りもボヤボヤで、自分の顔をハッキリ見る手段が水面くらいしか無かったって話よな。日本でも銅鏡は卑弥呼が100枚もらうレベルの権力の象徴で、庶民は水鏡で顔を映してた時代が長かったわけで、洋の東西問わず「自分の顔を見る」のは特別な行為やったんやなって。そう考えると、自撮りやインカメで一日に何回も自分の顔を確認できる今がいかに異常事態か分かるよな。ペソアの「鏡は人の心に毒を盛った」って言葉、SNSで盛り写真こじらせる現代にグサッと刺さるわ。最後の「AIに恋する話も納得」ってオチがマジで秀逸で、2000年前の神話が現代のテック問題を予言してた感あって鳥肌立った。みんなは最後に「鏡無しで」自分の顔をちゃんと見たのいつや? もし生まれてこのかた水面でしか自分を見たことなかったら、自分の顔好きになれると思う?
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“dirt cheap”
🔊 読み方: ダート・チープ
🇯🇵 意味: (驚くほど)激安だ、ものすごく安い
💡 値段がびっくりするほど安いときに使うカジュアルな口語表現。例: "I got these shoes dirt cheap at the sale."(このスニーカー、セールで激安で買えたよ)のように、買い物やお得情報を話す場面でよく使う。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: spottbillig (シュポットビリヒ)
→ 「ばかばかしいほど安い」という意味の日常的な一語で、英語のdirt cheapとほぼ同じ感覚で使える。
🇫🇷 フランス語: c'est donné (セ・ドネ)
→ 直訳は「タダ同然だ」で、値段の安さに驚いたときに口語でよく使う表現。
🇰🇷 韓国語: 껌값이다 (コムガビダ)
→ 「ガム代みたいなもの」という比喩で、はした金で買えるほど激安なときに使うくだけた言い方。
🇪🇸 スペイン語: está tirado de precio (エスタ・ティラード・デ・プレシオ)
→ 「値段が投げ売り状態」という意味で、掘り出し物の安さを語るときの口語表現。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/Showerthoughts


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