みんな『イリアス』とか『オデュッセイア』って聞いたことあるよな?世界史の授業とかで名前だけは聞いたやつ多いと思うわ。実はこの2つ、単独の傑作じゃなくて「叙事詩環(エピック・サイクル)」っていう全8作からなる巨大シリーズの一部だったらしいんよ。トロイア戦争の前日譚から戦後処理まで描く壮大な物語群やったのに、生き残ったのはこの2作だけ。残り6作は写本が失われて、今はもう断片とあらすじしか分からんという、なんとも切ない話題がredditのr/todayilearnedで盛り上がってたから紹介するで。
良い面を挙げるなら、古代の文献は「ホメロスの2作品が群を抜いて最高だった」という点でほぼ一致している。特に、物語群の締めくくりに当たる『テレゴネイア』を褒めた古代の評論家は、実際ほとんどいない。
というわけで、読めなくても別に大した損じゃなさそう!
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On the plus side, ancient sources were pretty consistent in saying that Homer's two poems were the best of the lot. In particular, there's really not any ancient reviewers who had anything good to say about the Telegony, the final story in the sequence.
So it seems we're not missing much!
✍️ 管理人: これ地味に救いのある話やな、ぐう正論すぎる。日本で言うたら「源氏物語は残ってるけど、当時流行った他の物語はほぼ消えた、でも源氏が別格だったから実質問題ない」みたいな感じか。古代ギリシャ人がすでに「ホメロス最強」って格付けしてたの、当時からガチの権威やったんやなって分かるわ。個人的には駄作でも読んでみたい派やけど、古代人のお墨付きなら諦めもつくな。
こういうのがあると、タイムトラベルができたらいいのにって思う。
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It's for stuff like this I would like time travel to be possible.
✍️ 管理人: それな、これはガチで共感するわ。図書館燃えた瞬間とか写本捨てられた瞬間に戻って「ちょっと待って!」って言いたい気持ち、めちゃくちゃ分かる。日本でも織田信長の焼き討ちで消えた文化財とか、関東大震災・戦災で燃えた古文書とか山ほどあるから、失われた文化財ロマンって世界共通なんやなって思うわ。ちなみに現存する古代ギリシャ文学って、当時書かれたものの1割にも満たないって説もあるらしい。
オデュッセウスが巨大な木馬作戦を3回目に使ったあたりで、さすがに話の説得力がなくなるよな。
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The story really loses its believability the third time Odysseus uses the giant wooden horse trick
✍️ 管理人: ファーwwwこれ完全にギャグコメントやけど地味に鋭いツッコミやわ。実際『テレゴネイア』(オデュッセイア続編)では息子のテレゴノスが絡む話になるから木馬は流石に出てこんのやけど、シリーズ全体で「トロイ戦争秘話」がインフレしていく感じは、なんか日本の人気漫画の続編ラッシュに似てる気がするな。1作目が当たったら似た展開で続編乱発するの、古今東西変わらんのかもしれん。
『キュプリア』(『イリアス』の前日譚)、『アイティオピス』(『イリアス』の一応続編みたいな作品で、どうやらアキレウスの葬儀で終わる)、『小イリアス』(アキレウスの死後を描く『イリアス』のサイドストーリーで、トロイアの木馬についてより詳しく語られる)、『イリオスの陥落』(木馬が持ち込まれたトロイア最後の夜をさらに詳しく描く)、『ノストイ』(『オデュッセイア』のような、『イリアス』後のもう一つのサイドストーリー)、『テレゴネイア』(『オデュッセイア』の続編)
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Cypria (Iliad's prequel), Atheiopis (Illiad's kinda sequel that apparently ends with Achilles' funeral), little Iliad (mid illiad side story post-Achilles' death with more details about the trojan horse), Iloupersis (more about Troy's final night with the horse), Nostoi (another post-iliad side story like odyssey), Telegony (Odyssey's sequel)
✍️ 管理人: これめちゃくちゃ有能なコメントで草。要は「前日譚→本編イリアス→サイドストーリー2本→本編オデュッセイア的ノストイ→続編テレゴネイア」って、がっつり時系列で繋がったシェアードユニバースだったわけやな。マーベル映画みたいなクロスオーバー構成を紀元前8世紀くらいの吟遊詩人がやってたと思うと胸熱すぎる。ちなみにこれ全部一人の作者じゃなくて、複数の詩人が別々に書いたって説が有力らしいで。日本の軍記物とか神話も、色んな語り部が付け足していったって構造は近いものがあるな。
炭化した巻物が見つかった古代ローマの図書館には、めちゃくちゃ期待してる。俺たちがアレクサンドリア図書館に最も近づける、千載一遇のチャンスだと思う。
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I have so much hope for the Roman library with the carbonized scrolls. The closest we will ever get to the library of Alexandria.
✍️ 管理人: ヘルクラネウム・パピルスの話やな、これマジで胸アツなプロジェクトなんよ。ヴェスヴィオ火山の噴火で炭化した巻物をAIとCTスキャンで解読しようっていう「Vesuvius Challenge」っていう国際プロジェクトが実際に進行中で、賞金総額も数千万円規模になってる。もし失われた叙事詩の断片とか出てきたら世界中の古典学者が発狂すると思うわ。個人的にはこの手のロストメディア発掘系の話、ガチでロマンあって好きなんよな。
💭 管理人の感想
今回のスレ、まとめると「みんなが知ってる『イリアス』『オデュッセイア』は実は8部作のうちの生き残り2作品でした」って話やったな。前日譚・本編・サイドストーリー・続編まで繋がった壮大なトロイア戦争ユニバースが存在してたのに、写本文化の限界で6作は失われて今はあらすじと断片しか残ってへんという、なんとも儚い話やった。日本で例えるなら、『平家物語』の異本の大半が失われて、今伝わってるのは一部の系統だけ、みたいな感じに近いかもしれん。しかも古代の評論家たちがすでに「ホメロスの2作が別格」って格付けしてたっていうのが面白くて、失われた作品も実はそこまで惜しくなかった説があるのも救いやわ。ヘルクラネウムの炭化巻物解読プロジェクトみたいに、AI技術で今後発見される可能性もゼロじゃないから、今後のニュースにも注目しといたほうがええな。前に「デスノートの続編構想がボツになった話」とかもそうやけど、続編・シリーズものが後世でどう評価されるかって話は普遍的に盛り上がるテーマなんよな。もしタイムトラベルできたら、みんなはどの失われた文学作品を真っ先に読みに行く?ワイは正直、火事とかで燃えた日本の古文書のほうが気になるわ。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“we're not missing much”
🔊 読み方: ウィアー ノット ミッシング マッチ
🇯🇵 意味: 大したものを見逃していない、という意味(実はそれほど価値がないというニュアンス)
💡 何かを見ていない・体験していないことについて「別にたいしたことないから気にしなくていいよ」と伝えたい時に使う。例:『新作見た?』『まだ』『You're not missing much, it was pretty mediocre.(大して面白くなかったから見逃しても平気だよ)』
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Da verpasst man nicht viel (ダー フェアパスト マン ニヒト フィール)
→ 「見逃してもたいしたものじゃない」という同じ軽い慰めのニュアンスで日常会話でよく使われる。
🇫🇷 フランス語: On ne rate pas grand-chose (オン ヌ ラット パ グラン ショーズ)
→ 友人同士のカジュアルな会話で「別に見逃しても損はない」と言う時にそのまま使える定番表現。
🇰🇷 韓国語: 별거 없나 보네 (ピョルゴ オプナ ボネ)
→ 「たいしたものじゃなさそう」というニュアンスで、期待外れだったものについて話す時に自然に使われる。
🇪🇸 スペイン語: No te pierdes de mucho (ノ テ ピエルデス デ ムーチョ)
→ スペイン語圏で非常によく使われる口語表現で、見逃したことを気にする相手を軽く安心させる時に使う。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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