ディズニー映画『リトル・マーメイド』のアリエルといえば、あの鮮やかな赤毛がトレードマークだけど、実はディズニーの偉い人たちは「金髪にしろ」って言ってたらしいんよ。それを制作陣が「いや、技術的にも金髪はキツいし、他にも理由あるんで」ってゴリ押しで赤毛にしたっていうTILスレがRedditで盛り上がってたから紹介するわ。しかもその理由がめちゃくちゃ合理的で、アニメ制作の裏側ってこんな泥臭い事情があるんだなって感心したわ。
ほんとそれ。黄色って暗くするのが地味にむずいんだよね、特に絵の具ベースのセルだと。
暗くしすぎると、影じゃなくてただの縞模様みたいになる。
薄すぎると、フィルムにすると見えない。
グレー寄りすぎると、くすんで汚く見える。
緑寄りすぎると、なんか不健康そうに見える。
オレンジ寄りすぎると、生姜みたいな色になるw
赤くて暗すぎると、茶色っぽくて汚れた感じになる。
で、ここにセルを何枚も重ねると、色の管理がさらに地獄になる!
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Can confirm, yellow is tricky to darken, especially with paint-based cels. Too dark, it looks like a stripe instead of a shadow. Too light, it doesn't show up on film. Too gray, it looks mucky. Too green, it looks sickly. Too orange, it looks ginger. Too red + dark, it looks brown/dirty. Now add multiple layers of cels on top of each other, and it's even trickier to manage the colors!
✍️ 管理人: プロのアニメーターさんかな?ガチ勢の解説きたわ。日本のアニメでも金髪キャラの影色って昔から難しいって言われてて、ジブリ作品でもハウルの金髪の影に薄紫を使ったりと工夫してるんよな。セルアニメ時代は絵の具を実際に混ぜて塗ってたから、色の調合ミスったら全部やり直しっていう地獄。デジタル彩色が当たり前の今じゃ想像もつかない苦労だわ。ちなみに当時のディズニーは1作品で何万枚もセルを使ってたから、色の一貫性を保つだけでも神業レベルだったらしい。
既存のプリンセスの3分の2が金髪だったってことも忘れちゃダメ。4分の3が金髪になってたら、さすがに地味すぎてつまらんかったと思うw
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Not to mention 2/3 of the existing princesses were blonde. It would've been so boring to have 3/4
✍️ 管理人: それなー。当時のディズニープリンセスってシンデレラ(金髪)、オーロラ姫(金髪)、白雪姫(黒髪)の3人だけだったから、確かに金髪率高すぎたんよな。日本のアニメだとキャラごとに髪色バラバラにするのが当たり前だけど(ピンクとか青とか現実離れした色も平気で使う)、ディズニーはリアル寄りだからこそ差別化が難しかったんだろうな。マーケティング的にもシルエットだけで誰かわかるのが最強だし、赤毛にして正解だったと思うわ。
ディズニーの幹部は金髪のアリエルにしたかったらしいけど、アニメーター側が「いや、黄色って影つけるの地獄なんで無理w」って感じで却下して、結果的にそれが伝説になったの草
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So Disney execs wanted blonde Ariel, but animators basically said "nah, shadowing yellow is a nightmare," and somehow that became iconic.
✍️ 管理人: 現場の「技術的に無理です」が一番強いの、どこの業界も同じで草。日本のアニメ業界でも「このデザインだと動画枚数がヤバい」みたいな理由でキャラデザが変更されることあるらしいし、クリエイティブの裏には常に技術的制約があるんだよな。でもその制約があったからこそ赤毛のアリエルが生まれたわけで、制約って実はクリエイティビティの母なのかもしれん。個人的にはこういう「現場vs上層部」のエピソード大好きだわ。
Wikiの該当箇所まるごと:
「1989年の映画でアリエルを動かすうえでの課題のひとつは、海の中と地上という変化する環境の中でもちゃんと見える色にすることだった。そのためアニメーターたちは、衣装替えを除いても32種類ものカラーモデルを必要とした。アリエルの海藻っぽい緑色の人魚の尾びれは、ディズニーのペイント部門が特別に調合した色で、その色自体がキャラクターにちなんで『Ariel』と名付けられた」
あと、1989年に『リトル・マーメイド』が公開された時点では、ディズニーには他に赤毛のプリンセスがいなかったんだよね。マーケティングとかブランディング的にも、キャラはかぶらないほうが強いし。
追記: 調べたら、「ディズニープリンセス」をマーケティング上の概念としてディズニーが打ち出したのは2000年だったらしい(自分が思ってたよりだいぶ後で草)。
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Full paragraph from the Wiki:
>A challenge in animating Ariel for the 1989 film was the color required to show Ariel in the changing environments, both under the sea and on land, for which the animators required thirty-two color models, not including costume changes. The sea-green color of Ariel's mermaid tail was a hue specially mixed by the Disney paint lab; the color was named "Ariel" after the character. The choice of red as Ariel's hair color was the subject of dispute between the filmmakers and studio executives who wanted the character to have blonde hair. It was noted that red hair contrasted better with Ariel's green tail, red was easier to darken than yellow, and Disney's live-action branch [Touchstone Pictures](https://en.wikipedia.org/wiki/Touchstone_Pictures) had recently released [*Splash*](https://en.wikipedia.org/wiki/Splash_(film)) that had a blonde mermaid; Ariel's red hair was ultimately kept.[^(\[7\])](https://en.wikipedia.org/wiki/Ariel_(The_Little_Mermaid)#cite_note-MTLM-7)
Another factor that I'm surprised wasn't mentioned in the Wiki – Disney didn't have any other redhead princesses in 1989 when *The Little Mermaid* came out. Distinct characters are better from a marketing and branding perspective.
ETA: Turns out Disney didn't come up with "Disney Princesses" as a marketing concept until 2000 (way later than I would've guessed), so at the time they weren't comparing Ariel specifically to Sleeping Beauty, Cinderella, etc.
✍️ 管理人: 32種類のカラーモデルってヤバすぎるだろ…。しかも尾びれの色に「Ariel」って名前つけたのエモすぎん?日本だとジブリの色彩設計で有名な保田道世さんが、『もののけ姫』でタタリ神の色を何十回も調合し直したって話があるけど、それと同じレベルの職人芸だわ。ちなみに「ディズニープリンセス」ブランドが2000年からってのも驚き。あれって元ナイキのマーケ担当だったアンディ・ムーニーって人が考案したらしくて、今やディズニーの超ドル箱コンテンツになってるんよな。
赤が象徴的で最高!あの子がめっちゃ目立ってたよね(まあ、しっぽがあったのもかなりデカいけどw)
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The red is iconic! It really made her stand out (also having a tail did that too)
✍️ 管理人: そらしっぽあったら目立つわなwww でもマジで赤毛って画面映えするんよ。日本のアニメでも赤髪キャラって印象に残りやすいよな、シャンクスとかエルザ・スカーレットとか。色彩心理学的にも赤って「情熱」「冒険心」を表すから、好奇心旺盛で冒険好きなアリエルのキャラクター性にもピッタリだったんだと思うわ。金髪だったら「お上品なお姫様」感が強くなりすぎて、あの冒険心溢れるアリエルにはならなかったかもしれん。
そもそも魚には魂なんてないし、だから筋は通ってたw
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Also fish don't have souls, so it made sense
✍️ 管理人: これマジ?と思ったけど、原作のアンデルセン童話では人魚は「魂を持たない存在」で、人間の愛を得ることで魂を手に入れるって設定なんよな。ディズニー版はだいぶマイルドにしてるけど、原作はガチで悲劇だからな…。日本だとデンマーク・コペンハーゲンの人魚姫像が有名だけど、あれ実物見ると意外と小さくてがっかりスポットとしても有名らしいw ちなみにアンデルセンが『人魚姫』を書いたのは1837年で、失恋の痛みを投影したって説もあるんよ。
ついでに、当時小学2年生だった俺に芽生えかけの"赤毛フェチ"まで植え付けようとしてたのも忘れんなよ草
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They also wanted 2nd grade me to develop a nascent redhead fetish, don't forget that part
✍️ 管理人: 性癖の原点、ディズニーだった説www でもこれRedditだとあるあるネタで、「子供の頃のディズニー映画で性癖が決まった」ってスレ定期的に立つんよな。日本でもナディアとかラムちゃんとかで同じこと言ってるオタクいっぱいいるし、幼少期のアニメ体験って人格形成にガチで影響するんだなと。個人的にはアリエルよりジャスミン派だったけど、赤毛の魅力に目覚めた人が世界中にいるのは間違いないわ。
正直、ほんとに唐突でどうでもいい話なんだけど。
この映画が大好きで、観に行ったその足でカセットを買った。
それで、「相棒が必要だな」と思って保護犬を引き取りに行った。帰り道、車が壊れてたから小さいカセットプレーヤーでこの映画のサントラを流しながら帰って、その子の名前をアリエルにしようって決めた。
その犬は私の人生そのものだった。すごく大切な思い出です。だから、ありがとう。
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Random and irrelevant really.
I love this movie. I went and saw it and immediately bought the cassette.
I went and rescued a dog because I needed a companion. We listened to the soundtrack to this movie on the way home with the cassette playing on a small player because my cars was broken. We decided her name was Ariel.
That dog was my life. It is a great memory so thank you.
✍️ 管理人: うわぁ…不意打ちで泣かせにくるやつやめてくれ。Redditってこういう何気ないスレで突然エモい体験談がぶっ込まれるから油断できないんよな。映画をきっかけに保護犬を引き取って、その子に映画のキャラの名前をつけるって最高のストーリーじゃん。日本でもペットにアニメキャラの名前つける人多いけど(ナウシカとかトトロとか)、こういう出会いのエピソードがあると名前の重みが全然違うよな。カセットプレーヤーでサントラ流しながら帰るってのも時代を感じてエモい。
💭 管理人の感想
今回はアリエルの赤毛の裏話だったけど、蓋を開けてみたら「技術的制約」「マーケティング戦略」「他作品との差別化」っていう超合理的な理由のオンパレードだったな。特にセルアニメ時代の黄色の影つけ問題は、アニメ制作のリアルな苦労が伝わってきてめちゃくちゃ面白かった。日本のアニメ業界でも、キャラデザの色選びは放送媒体やグッズ展開まで考慮して決めるらしくて、『エヴァンゲリオン』の綾波レイの青髪も企画段階では別の色だったって話がある。結果的にディズニー幹部の金髪案を現場が押し返したことで、映画史に残るアイコニックなキャラクターが生まれたわけで、やっぱり現場の判断って大事なんだなと。ちなみに2023年の実写版ではハリー・ベイリーがアリエルを演じて、髪の色以前にキャスティング自体が大議論になったのも記憶に新しいよな。一つのキャラクターの髪の色ひとつでここまでドラマがあるの、創作の世界は奥が深いわ。みんなはアリエルが金髪だったら今と同じくらい人気出てたと思う?個人的には赤毛じゃなかったらここまでのアイコンにはなってなかったと思うわ。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“Not to mention”
🔊 読み方: ノット・トゥ・メンション
🇯🇵 意味: それに加えて、言うまでもなく(追加の論点を強調して持ち出すときに使う)
💡 すでに理由や根拠を述べた後、さらにダメ押しの一点を付け加えるときに使う。例:「あの店は遠いし高い。Not to mention、予約も取れない」のように、会話の流れで追い打ちをかける場面で非常に便利。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Ganz zu schweigen von (ガンツ・ツー・シュヴァイゲン・フォン)
→ 直訳は『~については完全に黙っているとして』で、英語版と同様に追加の論点を強調する定番表現。
🇫🇷 フランス語: Sans parler de (サン・パルレ・ドゥ)
→ 直訳は『~について話さないとしても』で、日常会話でも書き言葉でも幅広く使われるフランス語の定番。
🇰🇷 韓国語: 말할 것도 없고 (マラル・ゴット・オプコ)
→ 『言うまでもなく』に近いニュアンスで、話し言葉でも自然に使えるカジュアルな表現。
🇪🇸 スペイン語: Por no hablar de (ポル・ノ・アブラール・デ)
→ 直訳は『~について話さないとしても』で、スペイン語圏の日常会話で追加情報を強調する際の定番。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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