おまいら、チェロキー族って知ってるやろ?アメリカの先住民で一番有名な部族のひとつなんだが、なんと現在のチェロキー・ネーションの最大半数が、1700年代初頭にたった一人のスコットランド人毛皮商人にルーツを遡れるらしいんよ。しかもこのスコットランド人、母国で処刑される予定だったのを逃げてアメリカに渡ったっていうとんでもない経歴の持ち主。ネイティブアメリカンとスコットランド人の知られざる歴史的交流が、Redditの「今日知ったこと」スレで話題になってたから紹介するで。
ワイはチェロキー族なんだが、ジョン・ロス首長はチェロキーの血が8分の1で、スコットランドの血が8分の7だったんよ。あの「涙の道」(1830年代にチェロキー族が強制移住させられた歴史的悲劇)を率いた首長がそれだからな。
ワイらの多くにはアイルランドの血も流れてる。大飢饉の時、チョクトー族がアイルランドの人々に食糧を送ったんだ。ちなみに『ゴールデン・ガールズ』のルー・マクラナハン(ブランチ役)はチョクトー族の出身やで。
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I'm Cherokee. Chief John Ross was 1/8th Cherokee and 7/8ths Scottish. He was the Chief that lead the tribe during the Trail of Tears.
A lot of us have Irish blood, too. During the famine, the Choctaw Nation sent food to the Irish. Rue McClanahan, from the Golden Girls (Blanche) was Choctaw.
✍️ 管理人: これマジで衝撃的なんよな。チェロキー族の中でも最も偉大な首長の一人が血統的には8分の7スコットランド人って、血の割合じゃなくて文化的アイデンティティで民族が決まるってことなんだよな。日本だとアイヌ民族の認定も血統だけじゃなくて文化的帰属が重要視されてるけど、アメリカの先住民部族はさらに独自の市民権制度を持ってて、部族ごとに「血統の割合」の基準が全然違うらしい。あとチョクトー族がアイルランド大飢饉の時に寄付した話、これ2020年のコロナ禍でアイルランド人がネイティブアメリカンの支援基金に大量に寄付し返すっていう感動エピソードに繋がるんよ。170年越しの恩返し、尊すぎる。
記事から引用:
「スコットランド人はインディアンと非常に相性が良く、1750年以降、東部インディアンの間で毛皮商人のほぼ全員がハイランド・スコットランド人だった。」
これ、個人的にずっと面白いなと思ってたことの裏付けになるんだけど、一部のネイティブアメリカンの部族に酒さ(顔が赤くなる慢性皮膚疾患)が多い理由なんよ。酒さは俗称で「ケルト人の呪い」って呼ばれてる。
あと共通の祖先はスコットランド人のLudovick Grantだと考えられてて、こいつスコットランドでの処刑日から逃げるために年季奉公人としてサウスカロライナに渡って、7年の奉公を終えた後に毛皮商人になったんよ。スコットランド系移民のパターンとしてはお約束。アパラチア訛りって要するにスコットランド訛りだし。
さらにすごいのが、1964年にオクラホマのクリーク・ネーションの首長Waldo McIntoshが、スコットランド高地の一族再会集会にフル装備のネイティブ正装で登場したんよ。しかもチョクトー・ネーションの首長にもMcIntoshって名字のやつがいたっていう。
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From the article:
“The Scots were so compatible with the Indians that after 1750 nearly all the fur traders among the Eastern Indians were Highland Scots.”
This anecdotally explains something I always found interesting, which is the prevalence of rosacea in some American Indian tribes. Rosacea is colloquially referred to as “Curse of the Celts.” https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26304030/
Also interesting: the common ancestor is believed to be the Scotsman Ludovick Grant. He escaped his execution date in Scotland by fleeing to South Carolina as an indentured servant, did his 7 year sentence, and then became a fur trader in the southern U.S. This is pretty on par for Scottish immigration patterns. The Appalachian accent is just a Scottish one.
Oh this is cool too: in 1964 the Chief of the Creek Nation of Oklahoma, Waldo McIntosh, showed up to a clan reunion in the Scottish Highlands in full native regalia. Photo of him here (though this isn’t THE photo of the event, as far as I’m aware): https://www.findagrave.com/memorial/10825035/waldo_emerson-mcintosh#:~:text=He%20attended%20the%20McIntosh%20Clan,and%20Daniel%20%22Newnon%22%20McIntosh. What’s funny is that in searching for his full name I found another Chief, this one of the Choctaw Nation, who *also* had the surname McIntosh. Source here: https://archives.libraries.ou.edu/repositories/2/resources/7816
✍️ 管理人: 有能すぎるコメントだわ。情報量がえぐい。「ケルト人の呪い」って酒さのことなんだけど、スコットランド人との混血が多かったネイティブアメリカンにもそれが遺伝してるって話、遺伝学的にめちゃくちゃ面白い。日本でも「お酒で顔が赤くなる」のはアセトアルデヒド分解酵素の遺伝的な問題だけど、こっちは全然別のメカニズムなんよな。あとアパラチア訛り=スコットランド訛りって話、日本で言うと東北弁のルーツを辿ったら古い京都の言葉だったみたいな話に近いかも。言語って移民の歴史がそのまま残るから面白いんよ。
なんかこいつ、ビーバーのハントばっかりしてたみたいっすね草
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Sounds like he was mainly trading in beaver.
✍️ 管理人: さすがReddit、下ネタを逃さないwww 英語で「beaver」は毛皮商人的にはビーバーの毛皮のことなんだが、スラングだと女性器の意味もあるんよな。つまり「毛皮のハンティング=女遊び」っていうダブルミーニング。チェロキー族の半数の祖先になったってことは、それだけ子孫を残しまくったってことだから、まぁ的を射てると言えば射てる。日本だと源氏の血統が日本中に広がってるみたいな話だけど、規模感がまた違うよな。一人の男から部族の半数って、ジンギスカン並みのポテンシャルやんけ。
ジョックジス・カン
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Genghis Jock.
✍️ 管理人: ファーwww これ「Genghis Khan(ジンギスカン)」と「Jock(スコットランド人の愛称・体育会系の意味もある)」をかけたダジャレなんよ。ジンギスカンは世界人口の約0.5%、つまり約4000万人が子孫だと言われてるけど、この毛皮商人もチェロキー族限定とはいえ似たようなことやってるわけで、的確すぎるネーミングで草。日本だとジンギスカンって言ったら北海道の焼肉料理のほうが先に浮かぶけど、海外だと「子孫残しまくった男」の代名詞なんよな。文化の違いを感じるわ。
マジでOutlander最高すぎるんだが
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Fricking Outlander
✍️ 管理人: Outlanderってのは18世紀のスコットランドを舞台にした大人気ドラマ/小説シリーズなんよ。スコットランド人がアメリカに渡って先住民と交流する展開もあるから、まさにこの話題とドンピシャなんよな。日本だとNHKの大河ドラマみたいなポジションで、歴史ロマンス好きには堪らん作品。ちなみにこのドラマの影響でスコットランド観光が爆増したらしくて、聖地巡礼は日本だけの文化じゃないってことがよく分かる。個人的にはこういう歴史系ドラマから実際の歴史に興味持つ流れ、めっちゃ良いと思うわ。
💭 管理人の感想
いやー、今回の話はマジで面白かったわ。たった一人のスコットランド人毛皮商人が、現在のチェロキー族の最大半数の祖先になってるとか、歴史のスケールがデカすぎるんよ。しかもこの人、母国で処刑される予定だったのを逃げてアメリカに渡ったっていう波乱万丈な人生。日本でも徳川家の血統が様々な大名家に広がったり、源氏の子孫を名乗る一族が全国にいたりするけど、部族の半数が一人の外国人にルーツがあるってのはまた次元が違う話だよな。血統的には8分の7がスコットランド人でもチェロキーの首長として「涙の道」を率いたジョン・ロスの話が象徴的で、民族のアイデンティティって血の割合じゃなくて文化や帰属意識で決まるものなんだなって改めて思ったわ。あとスコットランド人と先住民の相性が良すぎて毛皮商人がほぼ全員スコットランド人だったって話、アパラチア訛り=スコットランド訛り説とか、遺伝的に酒さが受け継がれてるとか、混血の歴史が言語や遺伝子にまで刻まれてるのがすごい。170年後にアイルランド人がコロナ禍でネイティブアメリカンに恩返しした話といい、歴史の繋がりって本当に奥が深い。みんなは自分のルーツってどこまで遡れる?意外と辿ったら面白い発見があるかもしれんで。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“pretty on par for”
🔊 読み方: プリティ・オン・パー・フォー
🇯🇵 意味: 〜としてはまあ典型的な、〜にはよくあること
💡 何かが予想通り・いつも通りだと言いたいときに使う。例:'The delay is pretty on par for this airline.'(この航空会社なら遅延は平常運転だよ)のように、驚きのなさをカジュアルに伝える表現。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Das passt voll ins Bild (ダス・パスト・フォル・インス・ビルト)
→ 直訳は『完全にイメージ通り』で、『やっぱりね』という納得感を含むくだけた表現。
🇫🇷 フランス語: C'est assez classique pour (セ・タセ・クラシック・プー)
→ 『〜にしてはまあお決まりだね』という軽い呆れや納得を込めた日常表現。
🇰🇷 韓国語: 뭐 원래 그렇지 (ムォ・ウォルレ・クロッチ)
→ 『まあもともとそういうもんだよ』と、驚かない態度をカジュアルに示す口語表現。
🇪🇸 スペイン語: Es lo típico de (エス・ロ・ティピコ・デ)
→ 『〜のいつものパターンだよ』と、予想通りであることを軽く伝える日常会話表現。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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