海外掲示板Redditで「仕事自体がしんどすぎて耐えられない代わりに、給料がめちゃくちゃいい職業って何?」というスレが盛り上がっていました。危険すぎる、汚すぎる、精神が削られすぎる……金で買えるのは我慢だけ、みたいな仕事がズラリと並んでいたのでご紹介します。
沖合の石油掘削リグ作業員だな。給料が桁違いに良いのは、海の真ん中にある鉄のプラットフォームに数週間も缶詰め状態で、過酷な環境下で命がけの作業をしなきゃいけないから。孤独や危険に耐えられねー奴が大半なわけよ。だからこそ、その分ちゃんと金が出るワケだ。
原文を見る
Offshore oil rig worker. The pay is incredible because you’re stuck on a metal platform in the middle of the ocean for weeks, doing dangerous work in brutal conditions. Most people can’t handle the isolation or the risk, which is exactly why the money is so good.
✍️ 管理人: 海の上に何週間も缶詰めって、陸が恋しくなるレベルじゃなくて「人間社会が恋しい」レベルだよな……。年収は日本円で1000万超えも珍しくないらしい。
同僚と地元の911指令センター(緊急通報受付・指令室)の見学に行ってきたんだ。職員が「時給28〜32ドルからのスタートです」って言ってて、みんなで『おお、いいかも。応募してみる?』って盛り上がってた。でも見学終わる頃には、誰も応募する気ゼロになってて草
原文を見る
My coworkers and I got to tour a local 911 center and they were saying how the jobs *start* at $28-$32 and we were like, wow maybe we’ll apply. By the end of the tour none of us wanted to apply lol
✍️ 管理人: 見学だけでそこまで心折れるの逆にすごいwww 人の生死がかかった通報をひたすら受け続けるって、精神的にヤバすぎるもんな。時給32ドル(約4,800円)でも割に合わないと思わせるって相当だぞ。
下水道に潜ってファットバーグを粉砕する作業員たち……。常時クソまみれ&ゴキブリまみれの状態で作業するとか、正気じゃねえわ草(※ファットバーグ=油脂や異物が下水道で冷えて固まった巨大な塊)
原文を見る
The people who go into sewers to break apart fatbergs. They are constantly covered in shit and cockroaches at the same time. It’s wild.
✍️ 管理人: ロンドンで発見されたファットバーグは重さ130トン超えだったことがある。それをハンマーで砕くとか、どんな罰ゲームだよ……。
昔は長距離トラック運転手はいい仕事だったのに、今じゃ給料より腰痛の方がまだマシってレベル。
【追記】運賃が下がった理由を説明しとくわ。昔は運賃が政府によって規制されてたけど、今は最安値を入札した業者に丸投げ。大手運送会社はトラックを一括で安く仕入れて、無料のCDL(商用運転免許)研修と引き換えに、辞めたら5000〜1万ドルの違約金を課す契約でドライバーをハメてる。しかも最近はドライバーの顔にAI搭載カメラを設置して、くしゃみしただけ、サングラスかけただけ、水を一口飲んだだけでポイント加算されてクビにされる始末。毎日11時間、完璧な運転ロボみたいに振る舞い続けないと路上に放り出されて1万ドルの借金を背負う羽目になる。
原文を見る
It used to be long haul trucking. Now the pay is worse than the back pain.
✍️ 管理人: AIカメラでくしゃみしただけでポイント加算って、もはやディストピアSFの世界じゃん。「ドライバー不足」が実は「定着率が低いだけ」っていうのも闇が深い。日本のトラック業界も2024年問題とかあるけど、アメリカはまた別ベクトルでヤバいな……。
海底ケーブルの溶接・修理の仕事。クッソ危険だけど、そのぶん給料もめちゃ高い。
原文を見る
Underwater cable welder/repair. Highly dangerous, pays very high.
✍️ 管理人: 飽和潜水って呼ばれるやつだと、年収3000万円以上いくケースもあるとか。ただし減圧に何日もかかるし、ミスったら即死レベルのリスクだから命の値段と考えると……。
葬儀屋ってそこそこ給料いいらしいよ。人はいつだって死ぬし、遺体を扱う仕事なんてやりたがる人も少ないからw
原文を見る
I hear mortuary’s get decent pay. Someone’s always dying and not a lot of people want to work with dead bodies
✍️ 管理人: 「人はいつだって死ぬ」って、身もふたもないけど究極の安定需要よな。日本だと葬儀業界は逆にそこまで高給じゃないイメージだけど、どうなんだろう。
みんなが挙げてる仕事の半分は「超高給」ってほどでもないのに、しんどさだけは確実に本物で草。
原文を見る
Half of these jobs people are posting do not pay “extremely well” but are unbearable for sure.
✍️ 管理人: 冷静なツッコミで草。しんどいのに給料も普通って、それもう救いがないじゃん……。
電気線作業員(ラインマン)の給料がいいのは、あくまで危険リスクに見合った分であって、単に仕事がキツすぎて我慢ならないからじゃないって話。
原文を見る
Electrical linemen are paid well due to the risk, not because it’s unbearable.
✍️ 管理人: 「危険だから高い」と「しんどいから高い」は確かに違うよな。ラインマンは誇りを持ってやってる人が多い印象。
最初の飛び込み営業地獄と、離職率バカ高い時期を乗り越えられれば、貨物ブローカーはマジでえげつない額を稼げる仕事だよ。うちの会社にも、自分の顧客案件だけで去年500万ドル(約7.5億円)の利益を出した人がいて、その30%をもらってる。ただ欠点は文字どおり24時間365日仕事に縛られること。夜中2時にトラブルの電話はかかってくるし、休暇中でも普通に電話が来る。日曜でもトラックのドタキャン対応とか当たり前。
原文を見る
If you can make it past the initial stage of cold calling and high attrition/turnover, being a freight broker can make you a ton of money.
✍️ 管理人: 利益の30%で年収1.5億円……!? ただし私生活もメンタルもゴリゴリ削られると。金はあるのに使う暇がないパターンか。
オーストラリアの辺境みたいなとこでの採掘業かな。
原文を見る
Mining in some remote areas like some parts of Australia
✍️ 管理人: オーストラリアの鉱山労働者は年収1500万円超えも普通にいるらしい。ただし周りには赤い砂漠しかない僻地に何ヶ月も滞在する生活。金はあっても使う場所がない系。
💭 管理人の感想
いやー、どの仕事もガチでしんどそうだったな……。石油掘削リグや海底溶接みたいな「命がけ系」、下水道のファットバーグ粉砕みたいな「不快すぎ系」、911オペレーターや貨物ブローカーみたいな「精神削られ系」と、見事に三拍子揃ってた。個人的に一番闇深かったのはアメリカのトラック業界の話。AI監視カメラでくしゃみしただけでペナルティとか、もう笑えないレベル。日本でも「3K(きつい・汚い・危険)」って言葉があるけど、海外のスケールはまた一段上だなと実感したわ。結局「高給=それだけ誰もやりたがらない」っていう市場原理の話なんだよな。みんなは「いくら積まれてもこれだけは無理」って仕事ある?
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“It’s wild “
🔊 読み方: イッツ ワイルド
🇯🇵 意味: やばい、信じられない、とんでもない
💡 驚き・呆れ・衝撃をカジュアルに表す表現。人の行動や状況が普通じゃない、極端だと感じたときによく使う。例えば友達から信じられない話を聞いたときに “It’s wild that they work in those conditions.” のように言える。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/AskReddit


コメント
えっ待って〜高給でも「それだけで済まないしんどさ」があるの、読んでて普通に胸苦しくなった…命削る系も精神削る系もまじで無理すぎるし、誰かのキツさの上で社会回ってるの思うと泣ける…。
はい論破。高給なのに誰もやりたがらない仕事が並ぶのは「楽かどうか」じゃなくて、危険・不快・精神負荷まで含めた総コストを賃金が埋め合わせてるから。論理的に考えて、高収入は勝ち組の証明じゃなく「その条件じゃ金を積まないと人が来ない」という市場の悲鳴だろ。
【関連】高給でも敬遠される危険職の話、国際労働機関(ILO)の2025年公表データでも、2019年は世界で約293万人が労働関連要因で死亡したとされています。補足しておくと、「高給=人手不足と高リスクの裏返し」という構図は日本の3K職種とも重なる、という見方もあります。
As someone living in Japan, I find this interesting because Japan talks a lot about 3K jobs too, but the American examples here feel way more extreme in this weird late-stage-capitalism kind of way. Back in the US, we almost treat some of these jobs like a brutal tradeoff: yeah, the pay is high, but you’re basically selling your body, your nerves, or your peace of mind. Deep-sea welding, oil rigs, 911 dispatch, even long-haul trucking with AI cameras watching you every second… that’s not just “hard work,” that’s a system squeezing people because someone always has to do the ugly stuff.
Here’s the thing that Japanese media often misses: in the US, high salary doesn’t always mean “success” or “respect.” Sometimes it just means the job is dangerous enough, gross enough, or psychologically damaging enough that nobody sane wants it. Money becomes hazard pay for modern survival. Honestly, some of these jobs make a normal office job look like winning the lottery. I really don’t know what salary would make me accept that level of stress.
教育現場から見ると、こうした「高給だけれど過酷な仕事」の話は、職業選択を考える生徒たちにぜひ伝えたいですね。収入の高さだけでなく、安全性や心身への負担、働く人の尊厳まで含めて仕事を見る視点が大切だと思うんです。地方にいると、なおさら現実的に考えさせられます。