海外の中華街って北京語か広東語がメジャーってイメージない?実はイタリアの華人コミュニティでは「温州語」って方言がめっちゃ幅きかせてるらしいんよ。しかもこの温州語、同じ中国語族の中でも別格に独特で、北京語ネイティブでも全然聞き取れないんだとか。なんでイタリアだけそんなことになってんのか、r/todayilearnedで盛り上がってたから紹介するで。
うおおおお温州あってるううう!!
親は温州出身なんだけど、あそこは移民が多いことで有名な都市なんだよね。父は叔父に影響を受けたらしいから、まあ連鎖反応ってやつか。温州語は确实、北京語話者には全く理解できない。広東語と同じ感じ。でも単語や文法はほぼ同じで、発音が違いすぎるだけ。
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RAAAHHHH WENZHOU MENTIONED
My parents are from Wenzhou, a city famous for having lots of emigrants. My father was inspired by his brother so I guess it's a chain reaction. Wenzhounese is indeed completely unintelligible for Mandarin speakers, like Cantonese, but it mostly has the same words and grammar, just pronounced very differently
✍️ 管理人: 本人降臨で草。親戚が先に移住してそこを頼って後続が続くってやつ、いわゆるチェーンマイグレーションってやつやな。日本でも昔ブラジル移民とかで同じ現象あったし、これ世界共通の移民あるあるなんよな。文法同じで発音だけ違うって説明、日本で言うと津軽弁と標準語くらいの感覚なんかもしれん(それでも津軽弁は聞けばなんとなく分かるけど)。個人的には「文字は共通」ってのがポイントで、漢字があるから話せなくても筆談できるのが中国語圏の強みだと思う。
海外のいろんなコミュニティで、意外な方言が主流になってるのってめっちゃ面白いよね。
例えばアメリカだと、1960年代まで台山語が一番よく話されてた中国語だったんだよね。ってのも、アメリカの中国系移民の大半が珠江デルタの片側から来てたし、その後中国からの移民がストップしちゃったから。1960年代になって移民法が変わって、今度は主に香港周辺からの新移民が増えたおかげで、広東語が一気にメジャーになった。
アメリカで北京語がそれなりに話されるようになったのは、ようやく80年代の終わり頃なんだよね。
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There's a lot of funny oddities about what specific language is common in different overseas communities.
For example, up until the 1960s, Taishanese was the most common Chinese language in the United States due to most Chinese-Americans having come from one side of the Pearl River Delta and then Chinese immigration being halted. In the 1960s, Cantonese became much more common due to changes to immigration law bringing in new immigrants largely from the Hong Kong area.
It was only sometime in the late 80s that Mandarin became notable in the US.
✍️ 管理人: 有能な解説コメで草。1965年の移民法改正(Hart-Celler Act)が転換点なんよな、あれで出身国割当が撤廃されて移民の流れがガラッと変わった。日本だと在日コリアンのコミュニティが済州島出身者多めってのも似た構造で、特定の地域が特定の移民先に集中するのは世界中で起きてる現象なんよ。今のアメリカでニューヨークのチャイナタウンが福建語コミュニティ多いのも、この歴史の延長線上にあるって考えると面白いわ。
中国語を話さない人の多くは「中国語」の幅の広さを甘く見てる。方言の数がエグくて、ほとんど互いに何言ってるか理解不能。一部の地域じゃ、一応「北京語(マンダリン)」で話してるはずなのに、アクセントが強すぎてほぼ聞き取れないっていうね。
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A lot of non-Chinese-speakers underestimate the breadth of "Chinese". There are a ton of dialects and most of them are incomprehensible to each other. In some regions, it's extremely difficult if not impossible to understand even when they're speaking "Mandarin" due to their extremely strong accent.
✍️ 管理人: これぐう正論。「中国語」って一言で言うけど、実態はヨーロッパで言うロマンス諸語(フランス語・イタリア語・スペイン語)くらい離れてる言語の集合体なんよな。中国政府が「方言」って呼んでるのは政治的な理由が大きくて、言語学的にはガチで別言語レベルの違いがある。日本の方言なんて可愛いもんで、標準語と全く別物レベルの差があるのが呉語・粤語・閩語のグループなんよ。ちなみに中国全土で「普通話(標準中国語)」教育が本格化したのは1950年代以降だから、それ以前の高齢者は今でも方言オンリーって人も結構いるらしい。
それってどうやって起きたんだろうな。
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I wonder how that occured.
✍️ 管理人: シンプルな疑問だけど核心突いてるわこれ。答えは下の方のコメでも出てるけど、要は「最初に移住した人の出身地」がそのコミュニティの言語を決めるってことなんよな。温州は昔から「出稼ぎ・移民気質」が強い地域で、イタリアとは19世紀末〜20世紀初頭から皮革・繊維業の商売繋がりがあったらしい。一度パイプができると、そこから親戚づてにどんどん人が流れ込む連鎖が起きるんよ。日本で言うと特定の県から特定の海外都市に移民が集中したブラジル移民のパターンとほぼ同じ構造やな。
彼らの言葉は外部の人間には全く理解不能だったので、日中戦争の時に国民党軍が暗号通信の通話者として使っていた。まるでアメリカがナバホ族を使ったり、イギリスがウェールズ語を使ったりしたのと同じ仕組み。【訳注: 第二次世界大戦時、アメリカ軍はナバホ族の言語を暗号通信に利用し、イギリスもウェールズ語を同様の目的で使用しました。】
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Their language was so difficult for outsiders that it was used by the Nationalist military for code-speakers during the Japanese invasion, similar to how the US used Navajos or the Brits used Welsh.
✍️ 管理人: これ豆知識としてガチで面白い。ナバホ・コードトーカーは映画にもなって有名やけど、温州語も似たような役割果たしてたって初めて知ったわ。理解不能な言語をそのまま暗号として使うって発想、原始的やけど超実用的なんよな。日本軍も似たようなことやろうとしたか気になって調べたら、規模は違えどアイヌ語とか少数言語の活用は検討されてなかったっぽい。言語の孤立性が軍事的資産になるってのは平時じゃ考えもしないことやな。
同じ地域の人は同じ場所に移住する傾向があるから、別に珍しい話じゃない。ペルーは華人の子孫が比較的多くて(うちの家族もそう)、昔から一番よく話されてる方言は広東語だった。移民の大部分が広州周辺出身だったからね。
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Not uncommon since people from a same region tend to migrate to the same place. Peru has a relatively large population of Chinese descendants (including my family) and the most common dialect for a long time was Cantonese since most immigrants came from the Guangzhou region.
✍️ 管理人: ペルーの華人(トゥサン)コミュニティ、実は南米最大級で人口の1割くらいが華人系って言われてるレベルなんよな。ペルー料理の「チーファ」って中華とペルー料理の融合料理ジャンルまであるくらい、文化に深く根付いてるのがおもろい。日本だと横浜中華街が広東系ルーツ強いのも同じ理屈で、19世紀の開港期に来た移民の出身地が今も色濃く残ってる。移民の出身地一つで数百年後の街の文化圏が決まるって考えると、なかなかロマンあるよな。
💭 管理人の感想
今回のスレ、結局のところ「移民コミュニティの言語は最初に来た人たちの出身地で決まる」っていうシンプルだけど奥深い法則が全部の根っこにあったわ。イタリアは温州、アメリカは台山→広東、ペルーは広州周辺って、見事にバラバラなのが面白いよな。日本で例えると、もし仮に日本人移民が特定の国に集中してたら、標準語じゃなくて津軽弁とか薩摩弁がその国の「日本語代表」になってた可能性もあるってことで、なんかシュールな想像が捗るわ。中国語が方言というより別言語レベルで枝分かれしてるって話も改めて興味深くて、漢字っていう共通文字があるから「読み書きはできても会話は不可能」っていう独特な状況が生まれてるのがポイントやな。ナバホ・コードトーカーみたいに、言語の孤立性が戦時中は軍事的資産になったってエピソードも今回初めて知った人多いんちゃう?これ前に「なんで中国は方言差が激しいのに一つの国としてまとまってるのか」ってスレも別で盛り上がってたの思い出したわ。移民の出身地って一世代二世代じゃ薄れなくて、下手すると百年単位でその街の文化を規定し続けるってことなんよな。みんなの街や国にも、こういう「なんでこの地域出身者が多いんだろう」っていう移民コミュニティある?知ってたらコメントで教えてほしいわ。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“I wonder how that happened”
🔊 読み方: アイ・ワンダー・ハウ・ザット・ハプンド
🇯🇵 意味: それがどうしてそうなったのか、経緯や理由に興味を持つときに使う表現
💡 何か意外な事実や結果を聞いて、その裏にある経緯を知りたいと感じたときに使うカジュアルな相槌。例:「彼女、2週間で辞めたらしいよ」「I wonder how that happened(何があったんだろうね)」のように使う。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Ich frage mich, wie das passiert ist (イッヒ・フラーゲ・ミッヒ、ヴィー・ダス・パシールト・イスト)
→ ドイツ語日常会話で経緯への軽い疑問・好奇心を表す際によく使われる自然な言い回し
🇫🇷 フランス語: Je me demande comment c'est arrivé (ジュ・ム・ドゥマンド・コモン・セ・タリヴェ)
→ フランス語で「どうしてそうなったんだろう」と経緯を気にするときの定番表現
🇰🇷 韓国語: 왜 그렇게 됐는지 궁금하네 (ウェ・グロッケ・トェンヌンジ・クングマネ)
→ 韓国語会話で意外な結果の理由を軽く尋ねる際に使う、友人同士でも使えるカジュアルな表現
🇪🇸 スペイン語: Me pregunto cómo pasó eso (メ・プレグント・コモ・パソ・エソ)
→ スペイン語日常会話で「なんでそうなったんだろう」と好奇心を示す自然な言い方
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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