ニューヨークって「眠らない街(The city that never sleeps)」って呼ばれるくらい、深夜でも街の明かりが消えないことで有名やんな。じゃあその真逆、「いつも眠ってる街」ってどこよ?ってスレがRedditで立って、アメリカ人たちが自分の地元をネタにディスり合う祭りが開催されとった。宗教的な理由で夜が早い街、産業衰退でシャッター街になった街、単に気候的に巣ごもりしがちな街まで、理由は様々。海外の地方あるあるが詰まってて、地味に面白いから見ていこうや。
オハイオ州ヤングスタウン。あるとき夕食後に走りに出たら、歩道を片付けてた連中に「もう店じまいだから引き返せ」って言われたよ。【訳注:「夜になると歩道を丸めて片付ける(roll up the sidewalks)」は、夜が早く街に人けがなくなる田舎町をからかう慣用表現。】
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Youngstown, OH. I went for a run after dinner once and the crew rolling up the sidewalks told me that I had to turn around.
✍️ 管理人: これは笑うわ、歩道巻いて片付けるって表現がもうパワーワードやろ。日本でも地方のシャッター商店街とか、19時過ぎたら本当に人っ子一人いなくなる商店街あるよな、あの感じに近いんやろな。ちなみにヤングスタウンって昔は鉄鋼業で栄えた街で、産業衰退で人口が最盛期の3分の1くらいまで減ったらしい。景気が良かった頃はニューヨーク並みに賑わってたらしいから、余計に切ないわ。
ユタ州プロボ。ユタじゃ夜遅くまで開いてる店なんてないよ。その時間は悪魔がうろつく時間だからなw
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Provo, UT. Nothing is open late in Utah. That's when the devil hangs out lol.
✍️ 管理人: プロボはモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)の総本山ブリガムヤング大学がある街やから、飲酒や夜遊びに厳しい土地柄なんよな。ユタ州は今でも酒類販売に独自規制があって、アルコール度数低めの銘柄しか置けない店があったりする。日本で言うと地方の宗教色強めの門前町みたいなノリかもしれん。個人的にはこういう「街全体が特定の価値観で統一されてる」感じ、海外ならではで面白いと思うわ。
カリフォルニア州スタンフォード
ここには、スタンフォード大学医学部に属する、世界最高峰かつ最も潤沢な資金を誇る睡眠研究機関がある。
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Stanford, California
It's home to the world's premier and best funded sleep institution within Stanford Medical school.
✍️ 管理人: これガチの話で、スタンフォード大学医学部にはCenter for Sleep Sciences and Medicineっていう世界最先端の睡眠研究施設が本当にあるんよな。1970年代からナルコレプシー研究とかで有名で、睡眠医学の礎を作った場所の一つなんや。ネタコメントかと思ったら真面目に豆知識として成立してるの草。日本だと睡眠専門の研究機関ってあんまり聞かないから、アメリカの研究予算の規模がうかがえるわ。
コネチカット州ハートフォード。平日でも5時半には人っ子ひとりいなくなるし、週末なんて終末世界みたいだよ。
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Hartford Connecticut. That's place is empty by 5:30 on a weekday and looks apocalyptic on the weekends
✍️ 管理人: ハートフォードは保険会社の本社がめっちゃ集まってる「保険の街」として有名で、平日は9時5時で働くオフィスワーカーばっかりやから、終業したらみんなさっさと郊外の自宅に帰っちゃうんよな。日本で言うと大手町とか丸の内が土日に閑散とするのに近い現象かもしれん。都心のオフィス街あるあるって感じで、これは万国共通なんやなって思ったわ。
「眠らない街」とはとても言えないけど、シアトルは夜9時か10時には店じまいする。
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I'm not sure I'd say it "always sleeps" but Seattle shuts down at 9 or 10 Pm.
✍️ 管理人: シアトルって言うとAmazonやMicrosoftのお膝元でイケイケなイメージあるけど、実は住民気質は真逆で早寝早起きなんよな。「シアトルフリーズ」って呼ばれる、初対面にはめちゃくちゃ愛想いいのに深い関係にはなかなか踏み込まない独特の人間関係の壁があるって話も有名で、夜の街に繰り出すノリとは相性悪いんかもしれん。日本だと「意識高い系IT企業のある街=眠らない街」ってイメージしがちやけど、現地は全然違うんやな。
実際これについて調査が行われていて、平均就寝時刻が最も早い都市はルイビルとミネアポリスだったらしい。どちらも平均で夜11時5分くらい。
ルイビルはめちゃくちゃ納得。東部時間と中部時間の境目にあるし、夜8時くらいには街のいろんなところが閉まっちゃう。冬なんて夕方4時半くらいには暗くなるし。自分はナッシュビルに住んでるけど、ブロードウェイさえなければ、たぶん次にランクインしてたと思うw
ミネアポリスも納得。冬の天候が厳しくて、みんな日常的にめちゃくちゃ早寝するから。
追記:夜10時就寝でも自分にとっては遅いほうなので、これを見て「自分、つまんなすぎでは?」ってなったw
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There was actually a study done on this and the cities with the earliest bedtimes were Louisville and Minneapolis on average at like 11:05PM average.
Louisville makes a ton of sense. It's right on the edge of the eastern/central time zone, and stuff shuts down there at like 8PM. In the winters, it gets dark at like 4:30pm. I'm in Nashville and we would probably be next up on the list if it weren't for Broadway lol.
Minneapolis makes sense because of the winter season weather where people go to bed super early consistently.
Edit: also made me feel lame because going to bed at 10PM is late for me lol.
✍️ 管理人: これ元ネタ多分Jawbone(活動量計メーカー)が出した大規模睡眠データの都市ランキングやと思うわ、実際にルイビルとミネアポリスが早寝な都市として上位に来てたはず。ミネアポリスは冬の寒さと日照時間の短さで自然と巣ごもり生活になるって言われてて、雪国あるあるやな。日本でも北海道とか東北の日照時間短い地域は冬場の生活リズム変わるって聞くし、緯度と気候が睡眠時間に与える影響ってバカにできんのやろな。ナッシュビルがブロードウェイ(カントリーミュージックのライブハウス街)のおかげで踏みとどまってるって話も好きやわ。
サンディエゴは、大麻キメて昼寝ばっかしてる。
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San Diego takes a lot of weed naps.
✍️ 管理人: カリフォルニアは2016年の住民投票で嗜好用大麻が合法化されてるから、サンディエゴみたいに気候良くてリラックスした土地柄やと「昼から一服して昼寝」ってライフスタイルが割と普通にあるんよな。日本だと大麻はもちろん違法やから、この感覚はマジで別世界の話やわ。個人的には「眠らない街の逆」を「寝る努力すらしてない、ただ怠惰」って方向でボケてくるコメント好きやわ。
寝る時間についてはよく分からないけど、アイルランドのダブリンでは店やバーが閉まるのがあまりにも早くて、かなり驚いた。
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I'm not sure about sleeping but we were very surprised at how early businesses and bars closed in Dublin Ireland.
✍️ 管理人: アイルランドって実はパブの営業時間が法律でガッチガチに決まってて、伝統的に日曜の午後は「ホーリーアワー」って呼ばれる一時休憩時間まであったくらい厳しかったんよな(今は緩和されてる)。日本だと24時間営業の居酒屋とかコンビニに慣れてるから、パブ文化の本場のはずのダブリンで意外と早く閉まるのはちょっと意外に感じる人多そう。ワイも旅行先で「え、もう閉店?」ってなった経験あるから共感するわ。
私が住んでいるのは、ハワイのカウアイ島。島全体が基本的に夜9時には店じまいする。遅くまで開いているバーも何軒かあるけど、それ以外は何もない。夜の娯楽も、ルアウみたいな観光客向けのものを除けばほとんどない。【訳注:ルアウは、ハワイの伝統料理や音楽、フラダンスなどを楽しむ宴会・ショー】のんびりしにハワイへ来るならカウアイ島。パーティーを楽しみたいならオアフ島(特にワイキキ)って感じ。
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Where I live – Kauai, Hawaii. Our island basically shuts down at 9pm. There are a few bars open late but nothing else. Very little evening entertainment except tourist stuff like luaus. If you want to come to Hawaii to relax, you come to Kauai. If you want to party, you go to Oahu (specifically, Waikiki).
✍️ 管理人: カウアイ島はハワイ4大島の中でも一番開発が抑えられてて、高層ホテル禁止条例(建物はヤシの木より高く建てられない)まである自然重視の島なんよな。オアフ島のワイキキと違って歓楽街的な要素がほぼないから、夜遊び目的で行くと肩透かし食らう人多いと思うわ。日本で言うと沖縄でも那覇の国際通りと離島の宮古島・石垣島くらい雰囲気違う、みたいな感覚に近いかもな。オチとしてめちゃくちゃ綺麗にまとまってて好きやわこれ。
💭 管理人の感想
今回のスレ見て思ったのは、「眠らない街」の反対って一つのイメージに収まらんってことやな。宗教的な理由で夜遊びが制限されるプロボ、産業衰退で単純に人がいなくなったヤングスタウン、保険会社ばかりでオフィス街化したハートフォードみたいに、それぞれ全然違う理由で「早寝の街」になってるのが面白いわ。日本で言うと、東京みたいに終電間際までコンビニも居酒屋も煌々と灯りがついてる街がある一方、地方都市だと19時にはシャッター商店街になる場所も普通にあるから、実は同じ現象が国内にも存在するんよな。ルイビルやミネアポリスの話に出てきた「冬の寒さと日照時間が睡眠時間に影響する」ってのは、日本の北国事情とも重なる部分があって普遍的な話やと思う。個人的に一番刺さったのはスタンフォードのオチで、ジョークかと思ったらガチで世界的な睡眠研究機関があるっていう、いわゆる「事実は小説より奇なり」パターンやったな。あと大麻合法州ならではのサンディエゴネタとか、アイルランドのパブ営業規制とか、その国・地域特有の法律や文化がそのまま「眠る街」のキャラになってるのも興味深いわ。これ前に「世界の物価が安い都市ランキング」系のスレでも思ったけど、海外の都市ネタは背景の法律や産業構造まで掘ると一気に解像度上がるから面白いんよな。みんなの街や地元は「眠らない街」派?それとも「いつも眠ってる街」派?コメント欄で教えてクレメンス。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“roll up the sidewalks”
🔊 読み方: ロール・アップ・ザ・サイドウォークス
🇯🇵 意味: 夜になると街が完全に静まり返り、店も何もかも閉まってしまうこと
💡 地方都市や田舎町が夜早くに閑散とすることを表す口語表現。例えば『This town rolls up the sidewalks by 8pm.』のように使い、退屈な田舎町を軽くからかうニュアンスがある。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Hier ist abends tote Hose (ヒア・イスト・アーベンツ・トーテ・ホーゼ)
→ 「まったく何も起きていない、死んだように静か」という意味の口語表現で、退屈な街や夜を評する際によく使われる。
🇫🇷 フランス語: Il n'y a pas un chat le soir (イル・ニヤ・パ・アン・シャ・ル・ソワール)
→ 直訳は「猫一匹いない」で、夜になると人っ子一人いなくなるほど静かな街を表す定番のカジュアル表現。
🇰🇷 韓国語: 여긴 밤 되면 개미 새끼 한 마리 없어 (ヨギン・パム・テミョン・ケミ・セッキ・ハン・マリ・オプソ)
→ 「アリ一匹いない」というイディオムで、夜になると人通りが完全になくなる街を表す時に使うくだけた言い方。
🇪🇸 スペイン語: Aquí no queda ni un alma por la noche (アキ・ノ・ケダ・ニ・ウン・アルマ・ポル・ラ・ノチェ)
→ 「魂一つ残らない」が直訳で、夜になると街から人の気配が消えてしまう様子を表す自然な口語表現。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/AskReddit


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