地球の地殻に存在する量が「1グラム未満」の元素があるって知ってた?金属でもレアメタルでもなく、これガチで宇宙一(地球一)レアな元素の話なんよ。理由が単純明快で、半減期がめちゃくちゃ短いから作った端から消えていくんやと。今回はそんな激レア元素アスタチンにまつわるRedditのスレをまとめてみたで、スケール感がバグってて普通に面白い。
アスタチンは、どこにも大量には存在しない。半減期がほんの数時間しかないからだ。必要になったら、粒子加速器でビスマスに粒子をぶち当てて、その場で作る。
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Astatine doesn't exist in large amounts anywhere. It's half life is a couple hours. When we require astatine we produce it on the spot in a particle accelerator by blasting some bismuth.
✍️ 管理人: これもう「保存できない元素」よな、有能すぎる説明でこれがベストアンサーやわ。日本だと理化学研究所の加速器(RIBF)でも新元素ニホニウムを似たような手法で作ってるから、実は日本人にも馴染み深い分野なんよな。ちなみにアスタチンの名前の由来はギリシャ語で「不安定」を意味する「astatos」らしい、ネーミングセンス完全に的確で草。個人的にはこの「必要な分だけその場で作る」って発想、3Dプリンターみたいでロマンあると思うわ。
ランドール・マンロー著『What If?』より:
アスタチンには化学物質安全性データシートが存在しない。仮にあったとしても、焦げた血で「ダメ」と何度も殴り書きされているだけだろう。
この立方体には、ほんの一瞬だけ、これまでに合成された総量を上回るアスタチンが収まることになる。「ほんの一瞬」と言ったのは、即座に超高温の気体の柱へと変わるからだ。その熱だけでも、近くにいる人は全員Ⅲ度熱傷を負い、建物は跡形もなく吹き飛ぶ。
高温のガス雲は、熱と放射線をまき散らしながら、ものすごい勢いで空へ昇っていく。そしてこの爆発は、研究所が処理しなければならない書類の量を最大化するのに、まさに絶妙な規模となる。
もう少し小さな爆発なら、もみ消せるかもしれない。もう少し大きければ、書類を提出する相手が街に一人も残っていない。
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From the book “What If” by Randall Munroe:
There’s no material safety data sheet for astatine. If there were, it would just be the word “NO” scrawled over and over in charred blood. Our cube would, briefly, contain more astatine than has ever been synthesized. I say “briefly” because it would immediately turn into a column of superheated gas. The heat alone would give third-degree burns to anyone nearby, and the building would be demolished. The cloud of hot gas would rise rapidly into the sky, pouring out heat and radiation. The explosion would be just the right size to maximize the amount of paperwork your lab would face. If the explosion were smaller, you could potentially cover it up. If it were larger, there would be no one left in the city to submit paperwork to.
✍️ 管理人: ファーwww「焦げた血でダメと殴り書き」の表現がブラックユーモア効きすぎてて草生えるわ。ランドール・マンローって『xkcd』の作者で、この『What If?』シリーズは「もし〜だったら物理的にどうなる?」をガチ計算で答える人気科学読み物なんよ、日本語版も出版されてるから気になった人は読んでみてほしい。海外Redditだとこの本の引用ネタは鉄板でめちゃくちゃ擦られる、いわば海外オタクの共通言語みたいなもんやな。個人的にはこの「書類仕事の量が最大化される絶妙な爆発規模」って発想がいかにも理系ジョークで好き。
それじゃ足りなさそうだな。調達担当にメールしておくよ。
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That doesn't sound like enough, I'll send an e-mail to provisioning.
✍️ 管理人: 淡々とした事務員ノリのボケが逆に効いてて草、こういう「大惨事をサラッと業務連絡にする」ボケは海外ミームでよく見るテンプレやわ。日本の会社なら「稟議書出しときますね」くらいのノリになりそうやなって想像したら余計面白い。個人的にはこの手のドライなオチ、Redditのコメント欄の中でも一番好きなジャンルなんよな。
「先日、かなりの時間をかけて計算した末、いつも私に辛抱強く付き合ってくれている妻にこう言った。『アスタチン215がどれほど希少か知ってるかい? 南北アメリカ大陸全土を地下10マイルまで、原子を一つひとつ調べたとして、アスタチン215の原子がいくつ見つかると思う?』妻は『さあ、いくつ?』と答えた。そこで私は言った。『実質ゼロだよ。たったの1兆個しかない』」――アイザック・アシモフ
ご指摘ありがとうございます! 修正しました。
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"After considerable computation one day recently I said to my long-suffering wife: “Do you know how rare astatine-215 is? If you inspected all of North and South America to a depth of ten miles, atom by atom, do you know how many atoms of astatine-215 you would find?” My wife said, “No. How many?” To which I replied, 'Practically none. Only a trillion.' ". Isaac Asimov
Thank you for the correction! Fixed.
✍️ 管理人: アイザック・アシモフといえばSF小説「アイ、ロボット」やファウンデーションシリーズで有名な巨匠やけど、実は化学の博士号持ちのガチ科学者でもあるんよな、この手のエッセイもめちゃくちゃ書いてる。「1兆個あるのに実質ゼロ」っていうスケール感の伝え方、さすが名文家って感じでぐう正論やわ。ちなみに末尾の「修正しました」は他のユーザーから引用元の数字を指摘されて直したコメントで、Redditあるあるの訂正文化がちゃんと機能してる証拠やな。個人的にはこの「妻に語りかける導入」がアシモフっぽくて好き。
ふん、そんなのなら台所の戸棚に山ほどあるぞ。白い小さな錠剤で、紅茶を甘くするのに何粒かポイッと入れてる。
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Pfft I've got loads in my kitchen cupboard. Little white tablets, pop a few in my tea to sweeten it.
✍️ 管理人: これ「Astatine(アスタチン)」と「a statin(コレステロール薬のスタチン)」とか甘味料の錠剤をかけた言葉遊びのボケやと思うわ、英語圏特有の駄洒落ネタなんよな。日本語に訳すと伝わりづらいけど、要は「そんな身近にあるわけないやろ」を装って笑いを取る系のツッコミボケや。海外の掲示板だとこういう「まさか感」を煽るシュールなボケがかなり人気のジャンルなんよ。個人的にはこの手の翻訳泣かせのダジャレ、拾ってくれる人がいる時点で有能やと思う。
そして8時間18分後には、0.5グラムになってる。
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And in 8 hours and 18 minutes, there will be half a gram.
✍️ 管理人: これ半減期ネタの完璧な返し、理系のツッコミってこういうことよなって感心したわ。実際アスタチンの同位体アスタチン210は半減期が約8.1時間で、まさにこのコメント通りのタイムスケールなんよ、ちゃんと調べて突っ込んでるの草。日本だと医療用のPET検査でも半減期の短い放射性同位体を使うけど、時間との勝負って点では通じる話やな。個人的にはこういう「数字でボケを完成させる」ツッコミが一番好きなタイプのコメントや。
以前から、地球上およびその周辺に常時だいたい1個だけ原子が存在するような同位体って何だろう、と気になっていた。
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I have wondered in the past what isotopes has approximately one atom on and around earth at any time.
✍️ 管理人: 地味やけどこれ結構深い疑問で、ぐう良問だと思うわ。実はフランシウムって元素もアスタチンと似た立ち位置で、ある瞬間の地球上の総量が数十グラム程度しかないと言われてて、常時1個レベルの元素は探せば他にもありそうなんよな。日本だと理科の授業で周期表は暗記させられるけど、こういう「実は存在量がバグってる元素がある」って話は教科書にはあんまり載らへんから新鮮やわ。個人的にはこういう素朴な疑問系コメントがスレを締めるオチとしてちょうどええバランスやと思う。
💭 管理人の感想
今回まとめたアスタチン、周期表にちゃんと載ってるのに地球全体で1gも存在しないっていうスケール感が完全にバグってたわ。理由は単純で半減期が数時間しかないから、作った端から崩壊して消えていくんよな。日本だと理化学研究所がニホニウムを加速器で合成したニュースが話題になったけど、あれと同じノリで「必要な分だけその場で作る」元素が実在するって考えると化学ってロマンあるなと思うわ。ランドール・マンローの『What If?』の引用みたいに、海外だと科学トリビアをブラックユーモアで料理する文化が根付いてて、この辺の温度感は日本の理系ネタとちょっと違う気がする。個人的に一番刺さったのはアシモフの「1兆個あるのに実質ゼロ」って言い回しで、数字のマジックをうまく使った説明やなと感心した。この手の「存在量が極端に少ない元素」の話は前にフランシウムのスレでも似たような盛り上がり方してたから、気になる人は調べてみてほしいわ。みんなは他にこういう「スケール感がバグってる科学トリビア」知ってる?コメントで教えてほしいわ。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“I've got loads of”
🔊 読み方: アイヴ ガット ローズ オブ
🇯🇵 意味: 〜がたくさんある、山ほどある
💡 カジュアルな会話で「たくさん持っている」と言いたいときに使う。例えば友人に「うちに甘味料の錠剤が山ほどあるよ」と言うときの 'I've got loads of little white tablets in my cupboard' のように、日常の軽い場面で 'a lot of' の代わりによく使われるイギリス英語寄りのくだけた表現。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Ich hab jede Menge davon (イッヒ ハプ イェーデ メンゲ ダフォン)
→ 'jede Menge' は口語で「山ほど、たっぷり」を意味し、友人同士の軽い会話で頻繁に使われる。
🇫🇷 フランス語: J'en ai des tonnes (ジャンネ デ トンヌ)
→ 直訳は「トン単位である」だが、フランス語日常会話で「山ほどある」を表すごく自然なくだけた言い方。
🇰🇷 韓国語: 완전 많아 (ワンジョン マナ)
→ '완전' は「めちゃくちゃ、超」という強調の口語表現で、若者言葉としても日常的に使われる。
🇪🇸 スペイン語: Tengo un montón de eso (テンゴ ウン モントン デ エソ)
→ 'un montón' は「山」を意味し、スペイン語圏で「たくさん」をカジュアルに言うときの定番表現。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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