「drinking the Kool-Aid(盲信する)」って言い回し、知ってる?ジョーンズタウンの集団自殺事件が由来だと思ってる人多いんやけど、実はちゃうらしいんよ。元ネタはケン・キージーとヒッピー集団「メリー・プランクスターズ」を描いたトム・ウルフのノンフィクション本なんやと。しかもジョーンズタウンで実際に使われたのはクールエイドじゃなくて安物のフレーバー・エイドやったという、二重のオチがついてくる話や。
厳密に言うと、ジョーンズタウンでは必要な量をどっちかのブランドだけじゃ確保できんかったから、両方使っとったらしい。ただ主に使われたのはフレーバー・エイドのほう。
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Technically Jonestown used both brands, because they couldn't get enough of either for their needs. They mostly used Flavor Aid, though.
✍️ 管理人: これ地味に重要な訂正やな。「フレーバー・エイド説」も実は半分正解半分不正確ってことか。日本で例えるなら「コーラ」って言ってるけど実はペプシとコカコーラ両方あった、みたいな感じやろか。細かい話やけど、こういう「定説のさらに定説」を掘り返すのがredditの醍醐味やと思う。
そもそも「メリー・プランクスター」って何?
「このフレーズが初めて使われたのは、トム・ウルフによる1968年のノンフィクション『The Electric Kool-Aid Acid Test』の一節。そこで『ロサンゼルス・フリー・プレス』のクレア・ブラッシュが、精神疾患の既往歴がある人物にLSD入りクールエイドを飲ませまいとして失敗し、その人物が後にひどいサイケデリック体験に陥った出来事を表現するのにこのフレーズを使った。The Atlanticは、この話が広まったことで多くのアメリカ人が『普通じゃない化学物質入りのクールエイドを飲むよう勧められる』という発想を知るようになり、それがジョーンズタウン事件でクールエイドが使われたという誤解が広まる一因になったのでは、と推測してる」
へえ、興味深い。
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What’s a merry prankster though?
“The first known use of the phrase was in a passage from the 1968 non-fiction book [*The Electric Kool-Aid Acid Test*](https://en.wikipedia.org/wiki/The_Electric_Kool-Aid_Acid_Test) by [Tom Wolfe](https://en.wikipedia.org/wiki/Tom_Wolfe), where it is used by Clair Brush, who works for the *Los Angeles Free Press*, to describe an unsuccessful attempt to stop someone with a poor mental health record from drinking Kool-Aid laced with [LSD](https://en.wikipedia.org/wiki/LSD), who then subsequently had a bad [psychedelic experience](https://en.wikipedia.org/wiki/Psychedelic_experience). [*The Atlantic*](https://en.wikipedia.org/wiki/The_Atlantic)hypothesized that this story, which caused "many Americans \[to become\] familiar with the idea of being urged to drink Kool-Aid containing … unusual chemicals", contributed to the misconception that Kool-Aid was used in Jonestown.”
Oh interesting
✍️ 管理人: メリー・プランクスターズは1960年代のケン・キージー(『カッコーの巣の上で』の作者)率いるヒッピー集団で、改造バスで全米を回りながらLSDパーティーを開いてたガチのサブカル伝説なんよ。日本だと知る人ぞ知る存在やけど、アメリカのカウンターカルチャー史では超重要人物。個人的にはこの「元ネタは薬物体験の比喩で、事件とは別の文脈で生まれた言葉が後から意味を上書きされた」って流れがめちゃ面白いと思う。
正直、「クールエイドを飲む」ってジョーンズタウン限定の表現だと思っとった。たぶん俺が間違ってるんやろうけど、言葉の意味が時代とともにねじ曲がっていくのってなんかすごいよな。普段何気なく使っとる言い回しにも、実は暗い由来があるんじゃないかって気になってくる……。
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ngl, I thought "drinking the Kool-Aid" was just a Jonestown thing too. Im probably wrong, but its kinda wild how words twist over time, right? makes you wonder what other phrases we use have dark origins…
✍️ 管理人: それな、これ英語ネイティブでもほぼ全員誤解してるレベルの話やと思う。日本語でも似た現象あって、例えば「情けは人のためならず」が本来の意味と逆に解釈されがちなのと構造は近いかもな。言葉の由来って一度広まった誤解が定説化すると、もう誰も元ネタ調べへんくなるんよな。今回みたいにTILで掘り返されるまで気づかれへんパターン多そう。
付け加えとくべきなのは、ジョーンズタウンで亡くなった909人の大半は自ら進んで毒を飲んだわけやないってこと。集会所の周りは武装警備員に囲まれてた。親たちは、生きる意味を失わせるためにまず自分の子どもに飲ませるよう命じられた。拒んだ人らは押さえつけられて注射器で毒を打たれた。これを「集団自殺」と呼ぶんは、ジム・ジョーンズの罪を軽く見せることになる。実態は、少数の狂信的信奉者が混じっとっただけの大量殺人や。
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The Kool aide related plot in *The Studio* is the funniest thing in the last 5 years at least.
✍️ 管理人: これマジで重要な指摘やと思う。日本だと「ジョーンズタウン=集団自殺」ってざっくり教わることが多いけど、実際は強制殺害の側面がめちゃくちゃ強いんよな。1978年に起きたこの事件は当時9.11以前で単独テロとしては米国史上最大の民間人死者数やったって話もある。「言葉狩り」的な指摘やけど、こういう歴史用語のニュアンスは大事にせなあかんと個人的にも思う。
『ザ・スタジオ』のクールエイド絡みのくだり、少なくともここ5年で一番笑った。
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The Kool aide related plot in *The Studio* is the funniest thing in the last 5 years at least.
✍️ 管理人: 『ザ・スタジオ』はセス・ローゲン主演のApple TV+コメディドラマで、2025年に配信された話題作やな。ハリウッド映画スタジオの裏側を風刺したコメディで、こういう時事ネタや言葉遊びをうまく組み込んでくるのが海外ドラマの強みやと思う。日本のコメディやとここまでピンポイントに社会的タブーをネタにするのはなかなか難しい気がするわ。
>実はジョーンズタウンで使われたのは、クールエイドじゃなくて安物のフレーバー・エイドやった。
とことんケチな奴らやな。
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>Jonestown actually used Flavor Aid.
Those cheap bastards.
✍️ 管理人: 草。こういう惨劇の中にすら「ブランド品じゃなくて安物使ってた」っていう妙にリアルな生活感が混じるの、ブラックユーモアとして成立しとるのがすごいわ。日本の事件報道やとこういうゲスい笑いのコメントってあんまり表には出てこんけど、redditやと平然と一番人気コメントになったりするんよな。文化的な距離の取り方の違いを感じる。
ジョーンズタウンにおった人らの多くは、無理やり毒入りの飲み物を飲まされたり、射殺されたりした。ある高齢の女性は、眠っとる間に友人たちが全員殺され、信者らから彼女も死んどると思われたおかげで生き延びれた。確かに自ら死を選んだ人も多かったけど、逃げ出したいと思っても誰にも逃げ道なんてまったくなかった。そこはガイアナのジャングルの奥深くやったからな。もちろん、電話もインターネットもなかった。
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A lot of the people in Jonestown were forced to drink or shot dead. One elderly woman survived because she was asleep and all her friends had been killed, and the faithful thought that she was dead too. Yes, many of them chose to die, but there was absolutely no escape for anybody who wanted to leave – they were deep in the jungles of Guyana. No phones, no internet, of course.
✍️ 管理人: この「眠ってる間に生き残った」エピソード、映画かって思うくらい壮絶やな。ジョーンズタウンがあったガイアナは南米大陸北東部の小国で、首都からも遠く離れたジャングルの奥地に教団のコミューンを作ってたから、物理的に逃げ場がなかったんよな。日本の似た事例やとオウム真理教が浮かぶけど、あっちは都市部にも拠点があった分、まだ外部との接触は残ってた気がする。個人的にはこの地理的な閉鎖性がカルトの支配力を極端に強めた要因やと思う。
反骨精神あふれる高校の国語教師が、俺が15歳のときにこっそりその本を渡してきて、それ以来、俺の人生は完全に道を踏み外した。結局、二度と元の道には戻れんかった。
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My subversive high school writing teacher slipped me a copy of that book when I was fifteen and it took my life completely off the rails. I never really got back on them.
✍️ 管理人: ファーwww 一番オチとして完璧なコメントやんこれ。カウンターカルチャーの元祖みたいな本を多感な15歳に渡す先生、控えめに言ってヤバい有能やと思う。日本の高校教師が生徒に村上龍の『限りなく透明に近いブルー』こっそり渡すくらいのインパクトはありそう。人生変えた一冊、みんなにもあるんちゃう?
💭 管理人の感想
まとめると、「drinking the Kool-Aid」はジョーンズタウン発の言葉やと思われがちやけど、実際はトム・ウルフの1968年のノンフィクション本が元ネタで、ジョーンズタウン自体はフレーバー・エイドと両方使ってたっていう、二段階でイメージと事実がズレとる話やったわけや。個人的にはこの「有名な悲劇に後付けで語源が結びつく」現象がめちゃくちゃ興味深くて、言葉って一度広まった俗説が事実より強く定着してしまうんやなと改めて思わされたわ。日本語でも「情けは人のためならず」みたいに本来の意味からズレて広まった表現があるし、これは万国共通の現象なんかもしれん。あと今回のスレでコメント民が指摘しとった「909人の大半は強制的に殺された」って部分、日本の教科書的な「集団自殺」イメージとはだいぶ違って、ちゃんと知っとくべき歴史的事実やと思う。前にもredditで「実は誤解されてる歴史用語」系のスレが盛り上がってたの見た記憶あるし、こういう「常識のアップデート」ネタはTILの得意分野やな。みんなが普段何気なく使っとる言葉、実は由来を勘違いしとるものあるんちゃう?ちょっと調べてみると面白い発見あるかもよ。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“drink the Kool-Aid”
🔊 読み方: ドリンク・ザ・クールエイド
🇯🇵 意味: 疑いもなく、ある集団の思想や方針を盲目的に信じ込んで受け入れること
💡 会社の企業文化や政治的主張、流行りの考え方などを批判的に検討せず丸ごと信じてしまった人を指すときに使う。例えば同僚が新しい経営陣の方針を無条件に称賛していたら "He totally drank the Kool-Aid."(あいつ完全に洗脳されたな)のように使う。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: etwas für bare Münze nehmen (エトヴァス・フューア・バーレ・ミュンツェ・ネーメン)
→ 「額面通りに受け取る」が原義で、誰かの主張や宣伝文句を疑わずそのまま信じ込んでしまう場面でよく使われる。
🇫🇷 フランス語: tout gober (トゥ・ゴベ)
→ 「まる飲みする」が原義のくだけた表現で、誰かの話やプロパガンダを検証せずに丸ごと信じてしまう人に対して使う。
🇰🇷 韓国語: 그 물이 들었다 (ク・ムリ・トゥルオッタ)
→ 「その色に染まった」という意味で、特定の組織や思想に染まって疑いなく染まってしまった様子を指すカジュアルな言い回し。
🇪🇸 スペイン語: tragarse el cuento (トラガールセ・エル・クエント)
→ 「その話を丸飲みする」が直訳で、誰かの言い分や宣伝を検証せずに完全に信じてしまうことを表す口語表現。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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