映画の撮影中に俳優が急死したり、トラブルで降板したりしたらどうなると思う?実はハリウッドには「フェイク・シェンプ」っていう裏技があって、後ろ姿だけ映したり暗闇に沈めたりして代役でごまかしながら撮影を続けるテクニックがあるんやって。この言葉、めちゃくちゃ古い映画コメディがルーツらしくて、しかもあの『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』でも一悶着あったらしいで。今日はこの「フェイク・シェンプ」の意外な歴史をまとめてみたわ。
この言葉の元ネタは、実は「三ばか大将」のシェンプ・ハワード。1955年に急死したんだけど、スタジオ側にはあと4本映画を届ける契約が残ってた。なんとか完成させるため、監督は代役(ジョー・パルマ)を立てて「フェイク・シェンプ」テクニックで乗り切った。後ろ姿だけ撮る、物の陰に顔を隠す、あるいは顔が見えないくらい暗闇に沈めて過去の音声素材を流す——みたいな感じでw のちにカルト監督のサム・ライミが、『死霊のはらわた』のエンドロールで自分の代役を「フェイク・シェンプ」ってクレジット表記したことで、この用語が広く知られるようになったってわけ。
原文を見る
The term actually comes from Shemp Howard of The Three Stooges. He died unexpectedly in 1955, but the studio still had a contract to deliver four more films.
To finish them, the director used a body double (Joe Palma) and relied on "Fake Shemp" tricks: filming him only from the back, hiding his face behind objects, or keeping him in deep shadows while using old voice clips. The cult director Sam Raimi later popularized the term by listing his own stand-ins as "Fake Shemps" in the credits of The Evil Dead.
✍️ 管理人: 契約が残ってるから死んでても映画作り続けるとか、資本主義のパワーを感じるわw 日本だと俳優が亡くなった場合は基本的にお蔵入りか、CGで顔だけ合成するパターンが多い印象やけど、1950年代のアメリカはとにかく現場の工夫でどうにかしてたんやな。ちなみにサム・ライミがこの用語を広めたのは有名な話で、彼の作品には今でも「Fake Shemp」ってクレジットがよく登場するから、B級ホラー好きなら一度は目にしたことあるかもな。個人的にはこういう業界の隠語って、知れば知るほど映画の見方変わって面白いと思う。
ビートルジュースで、あの児童性愛者の俳優をキャラクターの「首なしバージョン」で代用したの笑ったわw
原文を見る
I thought it was funny that they replaced the pedophile actor from Beetlejuice with just a headless version of the character.
✍️ 管理人: 2024年の『ビートルジュース ビートルジュース』の話やな、ジェフリー・ジョーンズが過去の児童ポルノ所持で有罪判決を受けてるから、キャラだけ出して顔は映さないっていう荒業に出たわけや。日本だと不祥事起こした俳優の出演シーンはCG消去したりシーン自体カットしたりすることが多いけど、キャラは残しつつ「首なし」にするっていうブラックユーモア込みの対応は海外っぽいセンスやなと思う。Redditではこの手の「コンプラ対応の苦肉の策」をネタにするスレがよく伸びる印象あるわ。
やり方を間違えると訴えられるぞ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』みたいにな(草)
原文を見る
Which can get you sued if done improperly like in Back to the Future II
✍️ 管理人: これ有名な訴訟事件で、PART1でマーティ役やったマイケル・J・フォックスが続編に出れなくなった際、代役の顔をCG合成で似せて撮ったんやけど、それを不服とした別の俳優クリスピン・グローバー(ジョージ・マクフライ役)が「無断で自分の顔を使われた」として訴訟を起こしたのが有名な話や。この一件以降、ハリウッドでは俳優の肖像権に関する契約がかなり厳格化されたって言われてる。日本の芸能界でも肖像権トラブルはあるけど、ここまで大規模な訴訟に発展するケースは珍しいから、アメリカの契約社会っぷりを感じるエピソードやわ。
ブルース・キャンベルは『ダークマン』(1990年)で「Fake Shemp」としてクレジットされてる。どうやらリーアム・ニーソンのキャラが逃走するシーンの代役らしい。でも、ニーソンがラストのあのシーンをやるのを拒否したとは思えないけどねw
原文を見る
Bruce Campbell is credited as 'Fake Shemp' in Darkman (1990) as he's apparently Liam Neeson's character on the run. I doubt that Neeson refused to do that one last scene however.
✍️ 管理人: サム・ライミ組の常連ブルース・キャンベルらしいエピソードやな、単純にスケジュールの都合で代役立てただけっぽいけど、あえて「Fake Shemp」ってクレジットする遊び心が最高やわ。日本の映画やドラマでもスタントマンや吹き替えは普通にあるけど、それをわざわざ茶目っ気あるクレジット名にする文化はあんまりないよな。個人的にはこういう内輪ネタをファンサービスとしてクレジットに残すの、めちゃくちゃ好きなセンスやと思う。
『死亡遊戯』、ブルース・リーの遺作、ブルース本人が出演してるのは最後のオクトゴンの決戦シーンだけ。残りはずっとサングラス欠かさない怪しいそっくりさんで撮り直されたっていうw
原文を見る
Game of Death, Bruce Lee's last movie, only has Bruce in it for the final pagoda fight. The rest of the movie was shot with a dubious look-a-like who always wore sunglasses
✍️ 管理人: ブルース・リーは1973年に32歳の若さで急死してて、『死亡遊戯』は未完成のまま撮影が中断されてたのを、死後に代役とアーカイブ映像でつなぎ合わせて公開したっていう経緯があるんよな。サングラスで顔隠すのは今見るとシュールすぎて草生えるけど、当時のファンは複雑な気持ちで観たんやろなと思う。日本でも未完の遺作を無理やり完成させる例はあるけど(美空ひばりの映像とか)、ここまであからさまな代役ゴリ押しは珍しいパターンやわ。
ブルース・キャンベルが出してた本、高校1年の頃に読んだけど、もう遥か昔の話でさ。その中で、サーミ・レイミー監督と映画撮ってた頃の"シェンピング"について語ってたんだよな!
原文を見る
Bruce Campbell had this book I read my freshmen year of high school, waaaaaay back in the day, and he talked about "shemping" with Sami Rami when they made films!
✍️ 管理人: これ多分『If Chins Could Kill: Confessions of a B Movie Actor』っていう自伝本のことやろな、B級映画俳優のリアルな裏話が満載で映画マニアには人気の一冊や。ちなみに「シェンピング」っていう動詞まで業界内で定着してるあたり、この技法がどれだけ現場で日常的に使われてるかが伺えるわ。日本にも撮影現場ならではの隠語はいっぱいあるけど、こうやって俳優自身が本にまとめて公開してくれるのはファンとしてはありがたいよな。
『地獄の黙示録』でマーティン・シーンが心臓発作から回復中に撮影できなかった期間、代わりに弟のジョー・エステベスがスタンドインとしていくつかのシーンを撮ったそうだ。
原文を見る
In Apocalypse Now Martin Sheen couldn't film while recovering from a heart attack so they filmed some scenes with Joe Estevez (his brother) as his stand in.
✍️ 管理人: 『地獄の黙示録』の撮影は台風やセット崩壊、キャストの体調不良と伝説的なトラブル続きやったのは有名やけど、主演が撮影中に心臓発作起こしてたっていうのはマジで洒落にならんレベルやな。しかも実の弟を代役に使うっていう家族総出感、なんか泣ける話やわ。日本でも撮影中の事故や体調不良はあるけど、大作映画の主演が命に関わる事態になったっていうのはなかなか聞かない話で、ハリウッド超大作の撮影現場の過酷さを物語ってるエピソードやと思う。
オリバー・リード(プロキシモ役)は『グラディエーター』の撮影中に亡くなった。彼のシーンはボディダブルとCGIで無理やり仕上げるしかなかった草
原文を見る
Oliver Reid (Proximo) died while filming Gladiator. They had to improvise with body doubles and CGI to finish his scenes.
✍️ 管理人: 2000年公開の『グラディエーター』は撮影終盤にオリバー・リードが心臓発作で急死してて、残りのシーンはボディダブルの体に当時最先端のCGで顔を合成する技術で乗り切ったんよな。今見るとちょっと不自然な部分もあるけど、当時としてはかなり画期的な技術やったらしい。日本円換算で数千万〜数億円規模の追加費用がかかったとも言われてて、それでも代役を立てず本人の顔をCGで再現する執念がすごいわ。個人的には、こういう技術が今のディープフェイク的な俳優再現技術の礎になったんちゃうかなと思ってる。
💭 管理人の感想
今回のスレを見て思ったのは、映画って一度撮影が始まったら「役者が死のうがトラブろうが止まらない」っていうハリウッドの執念深さがすごいってことやな。三ばか大将のシェンプ・ハワードから始まって、ブルース・リー、オリバー・リード、マーティン・シーンと、時代を超えて似たような対応が繰り返されてるのが興味深いわ。日本だと俳優の降板や不祥事があった場合、作品ごとお蔵入りにしたりシーンをカットしたりする「引き算」の対応が多い印象やけど、アメリカは代役やCGでとにかく「完成させる」方向に全振りする文化があるんかもしれん。ビートルジュースの首なし対応とか、バック・トゥ・ザ・フューチャーの訴訟沙汰とか、技術が進化しても新しい形のトラブルが生まれ続けてるのも面白いポイントやな。個人的には、こういう「裏技」を知ってから改めて映画を見返すと、あのシーンもしかして代役やったんかなって深読みしちゃうようになったわ。ディープフェイク技術が発達してきた今、今後は死んだ俳優をAIで完全再現する時代も来るんちゃうかって話も海外では議論されてるから、この「フェイク・シェンプ」文化もどんどん変化していきそうやな。みんなは映画観てて「これ絶対代役やろ」って気づいた瞬間ある?コメントで教えてくれや。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“back in the day”
🔊 読み方: バック・イン・ザ・デイ
🇯🇵 意味: 昔は、当時は(昔を懐かしむニュアンス)
💡 過去の出来事や思い出を懐かしそうに語り出すときに使うカジュアルな前置き表現。例:「Back in the day, we used to rent VHS tapes from Blockbuster.」のように、世代や時代を感じさせるエピソードの枕詞として使う。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: in der guten alten Zeit (イン・デア・グーテン・アルテン・ツァイト)
→ 「古き良き時代には」という意味で、懐かしむ雰囲気を出すときに日常会話でよく使われる。
🇫🇷 フランス語: à l'époque (ア・レポック)
→ 「あの頃は」という意味で、フランス語で最も自然かつ頻出のノスタルジックな導入句。
🇰🇷 韓国語: 왕년에 (ワンニョネ)
→ 「その昔は」の意味で、少し自慢げ・懐古的なニュアンスを含みつつカジュアルな会話でよく使われる。
🇪🇸 スペイン語: en mis tiempos (エン・ミス・ティエンポス)
→ 「私の若い頃は」という意味合いで、年長者が昔話をする際に自虐的・ユーモラスに使うことが多い。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


コメント