1755年、サミュエル・ジョンソンってオッサンが7年かけてほぼ一人で英語辞書を作ったの知ってる?しかも4万語以上、引用10万件超というバケモノ仕事なんだが、定義文に「辞書編纂者:害のない苦役者」とか自虐を混ぜてきて、フランス人への悪口まで載せてる狂気。これOEDが出るまで170年君臨した伝説の書なんよ。
サミュエル・ジョンソンが辞書を完成させたとき、さぞや盛大な「おめでとうございまくり」的な称賛を浴びたんだろう。ところが残念なことに、彼は「Sausage」と「Aardvark」を載せ忘れてて、それを摂政皇太子――のちのジョージ4世――の側近が指摘した。その側近は、そんな指摘で彼をあそこまで大混乱させてしまったことに、実にイラつき気味で、わけのわからん感じで、しまいには良心までチクチクしていたのだった草
【訳注: 意味ありげなデタラメ語を連発する英国コメディの有名ネタ】
原文を見る
I believe Samuel Johnson was given enthusiastic contrafribularities upon completion of the Dictionary.
Unfortunately he left out the words "Sausage" and "Aardvark" and this was pointed out by a close associate of the Prince Regent, the future King George IV. The associate was anaspeptic, frasmotic, even compunctious to have caused him such pericombobulation.
✍️ 管理人: いきなり一番人気のコメントがコレなのジワるわ。これ『ブラックアダー第三章』の有名シーンのオマージュで、ヒュー・ローリー(ハウス役の人)演じるジョージ皇太子が意味不明な造語連発するネタなんよな。日本で言うと『バカ殿』が辞書編纂者に絡んでくるみたいな構図で、イギリス人はこういう権威を茶化すコメディが大好物。ちなみに実際のジョンソンも辞書に「Oats(オート麦):イングランドでは馬の餌、スコットランドでは人間の食糧」とか書いてて、普通に皇太子に喧嘩売れるキャラだった模様。
タイトルをパッと見して、「なんでサミュエル・L・ジャクソンが辞書なんか書いたんだ?」って理解しようとしてて草
原文を見る
I read the title quickly, then tried to understand why Samuel L. Jackson wrote a dictionary
✍️ 管理人: ファーwwwこれ絶対みんな一瞬思ったやつ。日本でも「サミュエル」って聞いたら9割の人がジャクソン思い浮かべるよな。でもサミュエル・L・ジャクソンが定義する辞書とか絶対読みたいわ、全単語に『motherf***er』入ってそう。ちなみにジャクソンの本名は Samuel Leroy Jackson で、ジョンソンと被ってないけどパッと見の字面が似すぎなんよ。個人的にはパルプ・フィクション版『害のない苦役者』の朗読聞きたい。
1755年4月15日、サミュエル・ジョンソンは『A Dictionary of the English Language』を刊行した。ほぼ一人で7年という短期間でまとめた、とんでもない大仕事だった。収録語4万超、シェイクスピアやミルトンらの引用が約11万4,000件、つづりや用法がバラバラだった時代の英語を標準化する上で大きな役割を果たした。
それまでの辞書と違って「難しい単語」だけを並べるものじゃなく、実際に使われている言葉を捉えようとしていた。定義のあちこちに本人のキャラがにじんでて、lexicographer(辞書編纂者)を「害のない苦役人」と定義したり、辛口で妙にユーモラスな一言を差し込んでる。
その後OEDが完成するまで、170年以上にわたって英語辞書の決定版とみなされた。普通は学士院みたいな組織ぐるみでやる事業を個人でやってのけたのだから、マジで偉業。
原文を見る
On 15 April 1755, Samuel Johnson published A Dictionary of the English Language, a monumental work he compiled largely alone in just seven years. It contained over 40,000 words and around 114,000 quotations from writers like Shakespeare and Milton, helping to standardise English at a time when spelling and usage were highly inconsistent.
Unlike earlier dictionaries, Johnson’s didn’t just list “difficult” words but aimed to capture the language as it was actually used. He also injected personality into many definitions – famously calling a “lexicographer” “a harmless drudge” – and frequently slipped in the occasional sharp or humorous aside.
For more than 170 years, until the completion of the Oxford English Dictionary, it was regarded as the definitive English dictionary – an extraordinary achievement for a single individual in an age when such projects were usually entrusted to entire academies.
✍️ 管理人: ガチ解説ニキ降臨で助かるわ。7年で4万語って1日16語ペースなんだが、引用文まで付けて例文チェックしてることを考えると人間の所業じゃない。日本だと同時代に『和蘭字彙』(1855年)が作られてるけど、あれも完成まで50年以上かかってるからな。しかも面白いのが、OED(オックスフォード英語辞典)は1857年開始〜1928年完成で70年以上+数百人がかりという対比。一人vs軍団で結果が170年持つとか、ジョンソンのスペックどうなってんねん。
それなら、彼には心からのお悔やみ(っぽい何か)を申し上げますw
【訳注: “contrafibularities” は英語圏の古いユーモア表現で、もっともらしいが実在しない単語を使って「お悔やみ申し上げます」風にふざけている】
原文を見る
In that case, allow me to offer him my contrafibularities.
✍️ 管理人: これも『ブラックアダー』ネタ続きやな、完全に内輪ノリで盛り上がってて草。英語圏のネット民ってこういう「それっぽいが存在しない単語で会話する」遊びが本当に好きで、Redditでも定期的に流行るんよ。日本で言うと「ルー語」とか「ギャル文字」に近いノリかも。ちなみに contrafibularities を本気でググる外国人が後を絶たず、ジョンソンの辞書に載ってるか確認しに行く人まで出る始末らしい。
ブラックアダーが言ってたけど、それは「『フランス語の勉強法』がフランス語に翻訳されて以来、いちばん無意味な本」ってやつだよな。
原文を見る
As Blackadder once put it, it's "the most pointless book since How To Learn French was translated into French."
✍️ 管理人: 『ブラックアダー』はローワン・アトキンソン(Mr.ビーンの人)主演の歴史コメディで、イギリス人にとっては『水戸黄門』並みの国民的番組なんよ。このセリフが出る回はマジで歴代最高エピソード扱いされてて、Netflix常連。日本だと知名度ゼロに近いけど、イギリス英語ジョークの教科書として英文科の学生が見るレベル。個人的にはアトキンソンの無言芸より毒舌の方が好きなんで、配信で字幕付けて見てほしい。
ここで『ブラックアダー』ネタがこんなに通じてるの、めっちゃ嬉しいw
原文を見る
The amount of blackadder references here makes me very happy.
✍️ 管理人: それな〜、Reddit民の教養レベルが垣間見えるスレは見てて気持ちいいわ。r/todayilearned は学術寄りのサブレディットだから、こういう古典コメディネタが刺さる層が集まりやすいんよな。日本で例えると、はてな匿名ダイアリーでいきなり『踊る大捜査線』ネタが総ツッコミ入るみたいな安心感。ちなみにブラックアダーは1983年から90年代まで続いたシリーズで、若き日のヒュー・ローリーも出てる伝説の番組。
犬の定義が「猫じゃない」なの、めっちゃ好き草
原文を見る
I really like the definition of dog: "Not a cat".
✍️ 管理人: いやそれただの消去法やんけwwww辞書としてどうなのそれ。実はジョンソン辞書にはこういう投げやり定義が結構あって、有名なのが Network(網)を「糸が等間隔に交差して隙間のある状態」とか、誰も理解できない定義にしてしまうやつ。日本の広辞苑は逆に定義カッチリ系だから文化の違いが出るわ。個人的にはこういう『定義する気ない定義』って禅問答みたいで好き、「犬とは何か?」に「猫ではない」で答えるの哲学の域やろ。
心からお祝い申し上げますw
原文を見る
My sincere contrafibularities
✍️ 管理人: 結局スレの大半が『ブラックアダー』ごっこで終わるの最高にイギリスって感じで草。ジョンソンの偉業を称える流れが、いつの間にか意味不明な造語で祝福するネタスレに変わっててオチとして完璧。日本のまとめ掲示板でも名スレほど途中から関係ない内輪ネタに突入するあるあるで、人類共通なんだな〜って。ちなみに本物のジョンソン辞書は現在でも大英図書館に現物があって、2011年には初版が4700万円くらいで落札されたらしい、狂気。
💭 管理人の感想
いや〜、18世紀に一人で7年かけて辞書作った男とか、令和の感覚だと完全にギネス案件なんよ。しかもその定義文に自虐(辞書編纂者=害のない苦役者)やフランス人への軽蔑(Monsieur)を混ぜ込んでる辺り、ジョンソンおじさんの人間味が出まくっててガチで好きになるレベル。日本だと大槻文彦が『言海』を一人で編纂した例(1891年完成)があるけど、それでも17年かかってるから、ジョンソンの7年はマジで異常速度なんよな。で、コメント欄がほぼ『ブラックアダー』ネタ祭りになってるのも、イギリス文化の懐の深さというか、権威を徹底的に茶化す国民性が出ててジワる。ちなみにこのジョンソン辞書、初版は現在の価値で数千万円、一家の家三軒分くらいの価格で売られてたらしい。OEDが出るまで170年天下を取った辞書を、学会でも国家プロジェクトでもなくオッサン一人が作ったって事実、考えれば考えるほど狂気。みんなは7年間一つの仕事に没頭できると思う?ワイは無理やわ、3日でSwitch起動しそう。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“That makes me very happy”
🔊 読み方: ザット メイクス ミー ベリー ハッピー
🇯🇵 意味: それはとても嬉しい/すごく幸せな気持ちになる
💡 好きなものや嬉しい出来事に出会ったときに使うカジュアルな表現。例えば「懐かしいアニメの話題がたくさん出てて、すごく嬉しい」のように、SNSや日常会話で素直な喜びを伝える場面で使える。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Das macht mich sehr glücklich (ダス マハト ミッヒ ゼア グリュックリッヒ)
→ 英語とほぼ同じ構造で、素直な喜びを表す日常的な表現。
🇫🇷 フランス語: Ça me rend très heureux (サ ム ラン トレ ウールー)
→ 「それが私をとても幸せにする」という意味で、感情をストレートに伝える自然な言い回し。
🇰🇷 韓国語: 그거 보니까 너무 행복해요 (クゴ ポニカ ノム ヘンボケヨ)
→ 「それを見ていると本当に幸せ」というニュアンスで、SNSコメントでもよく使われる。
🇪🇸 スペイン語: Eso me hace muy feliz (エソ メ アセ ムイ フェリス)
→ 喜びや満足を素直に表現する最も一般的なフレーズ。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


コメント