【海外の反応】記者が「危険な狂人」を演じて精神病院に潜入→12人を救った1872年の実話

海外の反応

みんな知ってた?19世紀のアメリカじゃ、正気な人間でも医者にひと言「狂人」と言われるだけで精神病院にぶち込まれることがあったんやって。今日紹介するのは、そんな時代にあえて自分から「危険な狂人」のフリをして潜入した記者の話。ジャーナリズムの力だけで実際に法律まで変えさせた、ガチのレジェンド案件やで。

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サブレディット: r/todayilearned

言語: 🇺🇸 英語

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ネリー・ブライもたしか1880年代に同じことをやってたよね。彼女はチェンバーズのことを知ってたのかな。俺は知らなかった。

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Nelly Bly did this same thing in the, I believe, 1880s. I wonder if she was aware of Chambers. I wasn’t.

✍️ 管理人: ネリー・ブライの『Ten Days in a Mad-House』は1887年やから、チェンバーズより15年も後の話なんよな。でも歴史的にはブライの方が圧倒的に有名で、教科書にも載るレベル。ちなみに日本だと明治時代、精神障害者は『私宅監置』っていって座敷牢に閉じ込めるのが普通で、そもそも潜入取材できるような病院自体が少なかったんよ。個人的には、こういう先駆者が埋もれて後発の方が有名になるパターン、歴史あるあるだと思うわ。

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背景:全面的な暴露記事を掲載する前に、ニューヨーク・トリビューン紙は、自分たちの調査がいかに厳密な手法で行われたかを説明する声明を発表した。

1872年8月30日の予告記事で編集部はこう書いている:

「8月14日、THE TRIBUNEの記者ジュリアス・チェンバーズは、正式な法的手続きによりブルーミングデール精神病院へ収容され、危険な狂人とみなされて、担当の助手医師によって興奮状態の患者用病棟に入れられた。1週間の終わりには、彼は(本社の指示により)かなり回復したように見せかけたため、静穏な患者用の病棟に移され、同じ医師から、6、7週間後には退院できるかもしれないとの見通しまで示された。先週土曜日、釈放を求める人身保護令状が送達された後、施設長のデイヴィッド・T・ブラウン医師が彼と1、2時間話し、彼が装っていた病気に通じていたため、その記者が正気であることをただちに見抜いた。月曜日、病院側の医師と法律顧問から強く求められたため、これ以上公の法的手続きを進めずに彼を釈放することに同意した。しかし昨日、釈放申請の名義人であるジョン・D・タウンゼンド氏が最高裁判所で、この件への自身の関与と、収容された人物が本紙の記者であった事実を説明した。この記者が病院に収容されていた間の体験談は、明日のTRIBUNE紙で詳細に語られ、彼の述べるすべてが真実であることを示す宣誓供述書も添えられる。この施設を調査するにあたり、THE TRIBUNEには野次馬根性も、事実を歪める意図もなく、ただ正しい方法で、世論を納得させ確信させる形で真実を明らかにする以外の目的はなかった。彼の狂気を偽って証明させるために2人の医師に賄賂を渡したところで、それは医療界にも悪党がいると証明するだけである。したがって、狂気を装い、収容を認定する医師たちの科学的知識を試すことに決めたのである……」

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Context: Before publishing the full exposé, the New-York Tribune released a statement explaining the rigorous methodology of their investigation.

[As the editors wrote in their teaser on August 30, 1872:](https://undercover.hosting.nyu.edu/s/undercover-reporting/item/13853)

"On August 14, Julius Chambers, a reporter of THE TRIBUNE, was consigned to Bloomingdale Lunatic Asylum by regular process of law, and was placed by the Assistant Physician in charge in the wards for excited patients, being thought a dangerous maniac.

At the end of the week he appeared (by instruction of this office) to be so much improved that he was removed to the ward for quiet patients, and encouragement was held out by the same physician that in six or seven weeks he might be discharged. On Saturday last, after a write of habeus corpus for his release had been served, Dr. David T. Brown, Superintendent of the institution, talked with him for an hour or two, and, being familiar with the disease which he simulated, at once saw the reporter was sane.

On Monday, at the earnest solicitation of the physician and the legal adviser of the Asylum, consent was given that he be released without further public legal proceedings. Yesterday, however, Mr John D. Townsend, in whose name the application for release was made, explained in the Supreme Court his connection with the case and the fact that the person committed was a reporter for this paper.

"The reporter's story of his incarceration in the Asylum will be told in detail in tomorrow's TRIBUNE, accompanied by his sworn affidavid of the truth of all he states. "In making this investigation of this institution, THE TRIBUNE was prompted by no motive of idle curiosity, no purpose to misrepresent, no object other than xxxxxx correct way, and in a manner which would satisfy and convince the public. Its examination was made on a fixed and carefully elaborated plan to test the legal issues involved, and the truth of the charges previously put forth by former employes of the Asylum.

To have bribed two physicians to certify falsely his madness would have been to prove only tht there were rogues in the profession; hence it was decided to feign insanity and test the scientific knowledge of the committing physicians.

. . . It was charged that strangers to patients sometimes committed them. It was therefore decided that absolute strangers should be employed. It was said that police justices committed men without examination. The Justice who sent our reporter to Bloomingdale never saw him at all, and does not know the names of the persons or physicians who made the application . . .

The detailed story of those adventures to be told by the reporter will be a plain, unvarnished tale, without reservation of names or facts, and we are sorry to say that it will be adverse to the institution, and reflect painfully on the law of commitment and its administration in this city."

✍️ 管理人: これ読むとトリビューン紙、めちゃくちゃ慎重にやってるのが分かるわ。医者を買収せず、記者と病院に接点がない状態で正規の法的手続きを踏ませてる辺り、今の調査報道でも通用するレベルの厳密さやろ。人身保護令状(habeas corpus)っていうのは、不当に拘束された人を裁判所の命令で釈放させる仕組みで、アメリカの司法制度の根幹の一つなんよ。日本の新聞倫理綱領でも『事実の正確性』は謳われてるけど、150年前にここまで手続きの正当性にこだわってた米国メディアの意識の高さは素直に有能やと思う。

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24時間365日続く慢性的な痛みのせいで「自分を消したい」みたいな考えが浮かんで、自分から精神科病棟に入院した。1週間近く経ってそこを出たときには、もう完全にボロボロだった。生き地獄みたいな体験だった。あまりにも悪夢すぎて、今いちばん自分を消さずにいる理由は、「もし失敗したらまたあそこに戻される」と分かってるから。それが本当に怖い。

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I self checked into a behavior ward after having some self deletion thoughts due to 24/7 chronic pain.

Nearly a week later, I left that place an absolute mess. A living nightmare of an experience.

Such a nightmare that my biggest reason not to self delete is knowing if I fail I’ll end up in that place again, and that scares me.

✍️ 管理人: これはマジで重い話やわ…お大事に。日本だと精神科の入院日数は平均で数ヶ月単位になることもあって、実はOECD諸国の中でも入院期間の長さがダントツで突出してるんよな。海外だと基本は数日〜数週間で退院させる方針の国が多いから、この人の『1週間』っていうのも国によっては『まだ短い方』だったりするんよ。個人的には精神医療の閉鎖病棟って良くも悪くも密室になりがちやから、透明性の話はいつの時代も大事なテーマだと思うわ。

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あいつ、どうやって精神病院から抜け出したんだ?じっと機会をうかがってたのか?

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How did he get out of the asylum? Did he bide his time?

✍️ 管理人: これは上のコメント2の詳細を読むと分かるんやけど、身内が人身保護令状を申請して、施設長が直接面談した結果『正気だ』ってすぐ見抜かれて釈放されてるんよな。1〜2時間話しただけで見抜けたってことは、逆に言うと普段の診察はそこまで丁寧にやってなかったってことの証明でもあるわけで。日本でも措置入院の解除には精神保健指定医の診察が必要やけど、この時代のアメリカはそのへんがガバガバすぎたんやろな。

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次点として挙げたいのは、シャーロット・パーキンス・ギルマンの『黄色い壁紙』。女性の強制的な施設収容、産後うつ、メンタルヘルスをテーマにしたホラー小説ジャンルの短編です。1891年に書かれた作品で、あの時代にこのジャンルの物語を読めるのはかなり興味深いです。

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Honorable mention of The Yellow Wallpaper by Charlotte Perkins Gilman. A short story in the horror fiction genre on the theme of forced institutionalization of women, postpartum depression, mental health. It was written in 1891, very interesting reading a story in that genre from that era. [https://en.wikipedia.org/wiki/The\_Yellow\_Wallpaper](https://en.wikipedia.org/wiki/The_Yellow_Wallpaper)

✍️ 管理人: 『黄色い壁紙』はマジで名作短編やから未読の人はぜひ読んでほしいわ。作者のシャーロット・パーキンス・ギルマンは実際に産後うつで『安静療法』を受けさせられて、それがトラウマになってこの小説を書いたっていうガチの実体験ベースの話なんよな。日本だと似たテーマだと夏目漱石の『こころ』とかが精神的な閉塞感を扱ってるけど、女性の強制収容っていう切り口はアメリカ文学特有の社会批評って感じがする。ホラーというより社会派として読むと一気に深みが増す作品やで。

💭 管理人の感想

今回の話をまとめると、19世紀のアメリカでは医者のさじ加減ひとつで正気の人間でも簡単に精神病院送りになってたっていう、制度のガバガバさが浮き彫りになった事件やったな。それを暴いたのが行政でも司法でもなく、一人の記者の潜入取材だったってのがポイントで、ジャーナリズムが社会を動かした好例やと思う。日本でも明治〜昭和にかけて『私宅監置』っていう、精神障害者を家の座敷牢に閉じ込める制度が1950年まで法律で認められてて、規模は違えど『簡単に自由を奪える制度』が存在してたのは共通してるんよな。ちなみにこの事件の15年後にはネリー・ブライがほぼ同じ手法でさらに有名な潜入取材をやってて、アメリカの精神医療改革の流れの中でこの手のジャーナリズムが何度も効いてたのが興味深いわ。コメント欄にもあったけど、自分の意思で入院してひどい目に遭った人の話とか、150年経った今でも精神医療の透明性って完全には解決してない問題なんやと思う。制度を変えるのに『内部からの告発』じゃなくて『外部からの潜入』が必要だったってのは、当時の病院の閉鎖性を物語ってるわな。みんなは今の精神医療とか福祉施設の透明性についてどう思う?もし自分の身内が『ちょっと様子がおかしい』ってだけで簡単に収容されるような制度が今もあったらと思うとゾッとするわ。

📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜

“I wonder if”

🔊 読み方: アイ・ワンダー・イフ

🇯🇵 意味: 〜かどうか気になるな、〜かなと思う

💡 何かについてふと疑問や好奇心を口にするときに使うカジュアルな前置き表現。例えば「I wonder if she was aware of Chambers.(彼女はチェンバースのことを知っていたのかな)」のように、確信はないが気になっていることを軽く述べる場面で使う。

🌍 他の言語では?

🇩🇪 ドイツ語: Ich frage mich, ob (イッヒ・フラーゲ・ミッヒ、オプ)

→ 直訳は「自分に問う」だが、ドイツ語でも日常的に「〜かなと思う」という軽い疑問を表す定番表現。

🇫🇷 フランス語: Je me demande si (ジュ・ム・ドゥマンド・シ)

→ フランス語で最も自然な「〜かなと思う」の言い方で、会話でもよく使われる。

🇰🇷 韓国語: ~인지 궁금하네 (インジ クングムハネ)

→ 文末につけて「〜かどうか気になるな」というニュアンスを出す、韓国語会話で頻出のフレーズ。

🇪🇸 スペイン語: Me pregunto si (メ・プレグント・シ)

→ スペイン語でも直訳的だが日常会話でごく自然に使われる、軽い疑問を投げかける表現。


※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned

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