宇宙人や惑星間戦争を描いた最古の作品が、なんと西暦2世紀のギリシャって知ってた?サモサタのルキアノスが書いた『本当の話』がそれなんだけど、これがただのSFじゃなくて「ウソくさい冒険談」をおちょくる風刺作品なんよ。ジャンルの開祖がいきなり毒舌パロディとか、人類のノリ2000年前から変わってなくて草。
あるジャンルにおける現存最古の作品が、それ以前の作品の風刺だったって考えると面白いよね。想像してみてよ、1000年後にアニメが全部失われたのに、なぜか『ワンパンマン』だけ残ってる、みたいな。
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The oldest known story of a genre being a satire of prior works is an interesting thing to think about. Imagine if in like 1000 years we lose all anime but somehow still have, like, One Punch Man.
✍️ 管理人: この例えうますぎて思わず膝打ったわ。ワンパンマンって確かにバトル漫画のお約束を全部ネタにして成立してる作品だもんな。日本で言えば、後世にギャグ漫画日和だけ残って「これが日本のシリアス文学です」って研究されるみたいな地獄。ちなみに『本当の話』の風刺対象だった旅行記の数々は本当にほぼ現存してなくて、皮肉にもパロディ側だけが生き残ったっていうオチがマジで起きてるんよ。
彼は、月にはふくらはぎから子どもを産む男たちが住んでる、なんて話を書いた。太陽の住人と月の住人の戦争の話もあるし、異国の人がなぜかギリシャ語を話すっていう旅行記あるあるを茶化したり、「美女だらけの島を発見しました」みたいなお決まり展開もネタにしてた。ルキアノスが主にからかってたのは旅行記ってジャンルなんよ。当時の人は旅もしてないのに旅の話をでっち上げて売ってたからな。
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He wrote of how the moon was populated by males that gave birth from their calf. About a war between the people who inhabited the Sun and the Moon. Made fun of the travelogue cliche of people from foreign land speaking greek also made fun of the: we found a Island or city of inhabited by beatiful ladies cliche.
The main genre Lucian was making fun of was travelogues. People in Lucian times used to travel or sometimes not travel.And then they would write and sell stories about their tavels and in them they would invent the most outlandish stories ever.
✍️ 管理人: ふくらはぎから出産は情報量バグってて草。でも「異国の人がなぜか自分の言語ペラペラ」ってツッコミ、これ現代の異世界転生モノの『なぜか言葉が通じる』問題と完全に同じで、2000年前から定番ツッコミだったの面白すぎる。日本だと松尾芭蕉の『奥の細道』も実は史実通りじゃなくて演出盛ってるって研究があるし、紀行文を盛るのは万国共通の文化なんやろな。月と太陽の戦争を「住民同士の領土争い」として描くセンス、個人的にめっちゃ好きだわ。
実際に読んだことあるけど、むしろあれには「宇宙空間」とか「宇宙人」みたいな概念はほとんどないよ。船が風で空中に吹き飛ばされて、そこでは人々がいろんな天体に住んでる感じ。太陽系とか軌道みたいな現代的な理解を持ち込むと、かえって話がわけわかんなくなる。どっちかというと全部「島々」で起きてる感覚で、距離には意味がない。地球を離れて別の天体へ行くって発想自体がないんよ、当時の人は現実をそう見てなかったから。
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I've actually read it. If anything it has no real concept of outer space or "aliens".
A ship is blown up into the air, by the wind, where people inhabit various celestial bodies. Any modern understanding of the solar system, outer space, distances or orbits of planets just make the story confusing.
It's all more like it happens on islands, and distance has no meaning. There is no concept of leaving the Earth for similar objects, because.thay was not how they viewed reality.
✍️ 管理人: これぐう有能なツッコミ。確かに現代人は「宇宙=真空の暗黒空間」って前提で読むけど、当時の宇宙観は天動説どころか天体を『海の向こうの島』みたいに捉えてたんよな。地動説のコペルニクスが出るのが16世紀だから、ルキアノスより1400年も後の話。だから「惑星間戦争」ってより「ご近所の島同士の小競り合い」って理解のほうが原文に忠実なんやろ。前提知識ゼロで読むと逆に楽しめるってのは、日本の古典を現代語訳で読むときの注意点とも通じるな。
プリニウスもこの話題について語ってるんだけど……実りある変な方向にね。あの人、話があっちこっち飛びまくるけど、ちょっと面白いんだよな。
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Pliny discusses this topic as well.. in fruitfully weird ways. The dude was all over the place but kinda funny.
✍️ 管理人: 大プリニウスね、あの『博物誌』書いた人。あれマジで雑学の宝庫なんだけど、information玉石混交で「ダチョウは鉄を消化する」とか普通に書いてあって今読むとツッコミ待ちなんよ。ちなみにプリニウスはヴェスヴィオ火山の噴火を観察しに行って亡くなったガチの好奇心モンスター。日本で例えるなら南方熊楠みたいな『何でも書く博覧強記おじさん』ポジで、話が脱線しまくるのも含めて愛されてるのわかるわ。
実話です
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A true story
✍️ 管理人: タイトルが『本当の話(A True Story)』なのに全部ウソっていう前提を踏まえた一言ボケ、シンプルにキレてて好き。これ原文でもルキアノス本人が冒頭で「これから書くことは全部ウソだし、自分はウソをつくと正直に白状する点でだけ本当のことを言ってる」って宣言してるんよな。逆説的な誠実さ。日本のネットでいう「これはフィクションです(フィクションとは言ってない)」みたいなノリで、2000年前からメタギャグは存在したわけだ。
その人は風刺としてSFを書いてたのに、2000年後の今でも俺たちはネットで誰が本気で言ってるのか見分けられないんだよな。
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Dude was writing sci-fi as satire and we still can't tell when people are serious on the internet 2000 years later.
✍️ 管理人: うわ、これがオチか…ぐう刺さる正論。ルキアノスは「ウソを真実っぽく語る奴ら」を皮肉ったのに、SNS時代の今は釣りとガチの区別がつかず大喜利か本気か永遠に判別不能っていう。人類、2000年かけて何も学んでなくて草。だからこそネットには『/s(皮肉です)』タグが必要になったわけで、ルキアノスが現代に転生したら絶対Twitterでバズる才能持ってると思うわ。皮肉が通じない世界を皮肉った作品が、皮肉の通じない世界で読まれてる構図がもう完成された風刺なんよ。
💭 管理人の感想
いやー、人類最古のSFがいきなり「空想話あるある」をイジり倒す風刺作品だったって、ジャンルの始まりとしてあまりに完成度高くて笑うわ。月と太陽の戦争とか、ふくらはぎ出産とか、設定のぶっ飛び具合は2000年前とは思えん。でも一番グッとくるのは、ルキアノスが叩いた「ウソを本当っぽく語る人たち」が現代のネットでそのまま生き残ってるってこと。釣りなのかガチなのか分からん投稿に毎日振り回されてる俺らと、当時のデタラメ旅行記に騙されてた古代ギリシャ人、本質的に何も変わってないんよな。日本でも『今昔物語集』みたいに「実話風の作り話」を集めた古典があるし、人間って昔から「ありそうでウソな話」が大好物なんやろ。風刺やパロディがジャンルの最初に来るっていう逆転現象は、ワンパンマンの例えが言うように文化が成熟しきった証でもある。みんなは2000年後に何の作品が「これが21世紀の文学です」って残ってほしい?逆に、何が残ったら絶望する?コメントで教えてくれや。
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“all over the place”
🔊 読み方: オール・オーヴァー・ザ・プレイス
🇯🇵 意味: 話や考えがあちこちに飛んでまとまりがない、めちゃくちゃな状態。
💡 話題が散らばって一貫性のない人や説明を表すときに使う。例: 「His presentation was all over the place.(彼のプレゼンはとっ散らかってた)」。物理的に「あちこちにある」意味でも使える。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: völlig durcheinander (フェリッヒ・ドゥルヒアイナンダー)
→ 「すっかりごちゃごちゃ・混乱している」の意で、話も物も整理がついていない状態に日常的に使う。
🇫🇷 フランス語: ça part dans tous les sens (サ・パール・ダン・トゥ・レ・サンス)
→ 「話があらゆる方向に飛んでまとまらない」という意味で、散漫な議論や説明を表す定番のカジュアル表現。
🇰🇷 韓国語: 두서가 없다 (トゥソガ・オプタ)
→ 話や文章に筋道・順序がなく取りとめがない様子を指し、まとまりのない説明への定番フレーズ。
🇪🇸 スペイン語: va de un lado para otro (バ・デ・ウン・ラド・パラ・オトロ)
→ 「あちこちに行ったり来たりする」が原義で、話題が定まらず散漫な様子にも日常的に使われる。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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