1996年、一人の少年が『ジョーズ』を観てクイントの独白シーンに衝撃を受けたんよ。そこからインディアナポリス号の話にドハマりして、生存者150人に取材して14歳で米議会で証言するまでに至ったって話。しかもその結果、50年以上も不当に汚名を着せられてた海軍大佐の名誉が回復されたっていう、映画みたいな実話なんだわ。
この話の本当の修羅場は、アメリカ政府がインディアナポリス号の艦長をスケープゴートにしようとして、それに対して日本軍の司令官が何十年にもわたって何度も「いや、それはおかしい」と擁護の証言をしてるところなんだよな。自分が文字どおり仕えてたはずの自国政府にあまりにもひどい扱いをされて、しまいには敵国の軍人まで出てきて「それはないだろ」って言うレベルになると、もう何もかも完全におかしくなってるってわかる。
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The real drama of this story is the us govt trying to string up the captain of the Indianapolis and the Japanese commander testifying in his defense MULTIPLE TIMES over the decades. When even foreign military personnel are stepping in to say "that's not right" because your own government, the govt you're literally working for, is treating you so badly, you know things have gone very sideways.
✍️ 管理人: 敵国の軍人が擁護してくれるってもう意味不明な状況やろこれ。ちなみにこの日本側の人物ってのは伊58潜水艦の艦長だった橋本以行さんで、戦後もマクベイ大佐の無罪を訴える手紙を米議会に送ってたらしいんよ。日本だと『武士の情け』みたいに美談として語られがちだけど、本人は純粋に『戦術的に回避不可能だった』って事実を主張しただけなんよな。個人的にはこういう敵味方を超えた証言って、戦争の虚しさと人間の良心の両方が見える感じがして刺さる。
ああいう話って、人生に対してめちゃくちゃ冷めた気持ちになるんだよな。艦長に落ち度はなかったし、生き残った乗組員たちも艦長を責めてはいなかった。それなのに政府は、組織ぐるみの失敗を隠すために艦長に責任をなすりつけて、そのウソの筋書きを何十年も撤回しなかった。しかも、タイトルで触れられてる出来事が起きる前に、その艦長は自殺してしまってた。
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That’s one of those stories that can make you very cynical about life.
The captain wasn’t at fault and the surviving crew members did not blame him.
Still, the government pinned the blame on the captain to cover up systemic failures, wouldn’t come off that false narrative for decades, and the captain had committed suicide before the events you mention in the title.
✍️ 管理人: マクベイ大佐は1968年に自宅で拳銃自殺してるんよ。毎年クリスマスになると遺族から『お前のせいで息子が死んだ』って手紙が送られてきてたらしい。日本でも組織のスケープゴートにされる話は多いけど(福島原発の吉田所長とか、色々あったやろ)、50年以上放置ってのはさすがにエグいわ。名誉回復が2000年だから、本人は結局救われずに死んだんよな…これは救いがなさすぎる。
「不名誉を着せられた艦長」ってのは、旧日本海軍の潜水艦に撃沈されたUSSインディアナポリスの艦長のこと。しかも、その潜水艦の艦長ですら「USSインディアナポリスが魚雷攻撃を回避するのは無理だった」と証言していて、これは戦時国際法上も正当な攻撃だった。
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The Disgraced captain is the captain of USS Indianapolis that sunk by Japanese submarine , even the captain of the submarine testified that there is no way USS Indianapolis could avoid the torpedo attack and this is all justified in rule of war.
✍️ 管理人: ちなみにインディアナポリス号って、広島に落とされた原爆の部品をテニアン島に運んだ直後に沈められた船なんよ。歴史の皮肉すぎるやろこれ。生存者は約316人で、救助まで4日間サメに襲われ続けたって話で、これがクイントの独白のネタ元なんよな。海軍が艦長を叩いた理由の一つが『この事件を大きくしたくなかったから』って説もあって、軍の隠蔽体質は日米共通なんやなって思う。
まるで人形の目をのぞき込んでるみたいだな。
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Like looking into a dolls eyes
✍️ 管理人: これクイントの独白シーンの名セリフをそのまま持ってきてるやつやな。『サメの目は人形の目みたいに生気がなくて黒い』ってやつ。映画史に残る名シーンで、脚本を書いたのはジョン・ミリアスって人で、ロバート・ショウが一部アドリブ入れて仕上げたって話。日本で言うと『バス停で待ってる』レベルの有名セリフなんやけど、日本だとジョーズってそこまで語られないから伝わりにくいんよな。
事件から50年以上たった後、フロリダ州ペンサコーラの12歳の学生ハンター・スコットが、艦長の軍法会議で起きた冤罪への世間の関心を高めるうえで大きな役割を果たした。全米ヒストリーデー・プログラムの学校課題の一環として、彼はインディアナポリス沈没の生存者およそ150人に聞き取りを行い、800件の資料を調べ上げた。さらに彼が米連邦議会で行った証言によって、この問題は全米レベルで注目を集めることになった。組織が自分たちを守るために隠蔽したって思うとつらいな。Wikipediaによれば、そのせいでマクベイは自ら命を絶つまで追い込まれたらしい。
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"Over fifty years after the incident, a 12-year-old student in Pensacola, Florida, Hunter Scott, was instrumental in raising awareness of the miscarriage of justice that occurred at the captain's court-martial. As part of a school project for the National History Day program, the young man interviewed nearly 150 survivors of the Indianapolis sinking and reviewed 800 documents. His testimony before the U.S. Congress brought national attention to the situation.[21][22][20]"
https://en.wikipedia.org/wiki/Charles_B._McVay_III#:~:text=Over%20fifty%20years,%5B20%5D
Sad to think that the system covered itself. Per Wikipedia, it drove McVay to take his own life.
✍️ 管理人: 12歳の自由研究がガチで歴史を動かした神事例やん…。全米ヒストリーデーって日本の夏休みの自由研究みたいなもんなんやけど、規模がえげつないんよ。生存者150人に取材+資料800件とか大学の博士論文レベルやろこれ。日本だったら『いい子の自由研究』で終わって終了だけど、アメリカだと議会まで行けるのがすごい。子どもの声を社会が真面目に受け止める文化があるんやろなって感心するわ。
海軍が――しかも意図的に――やってもいないことで艦長に責任をおっ被せたって知ったのに、それで……海軍に入ったの? 草
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He learned the Navy—quite deliberately—let a captain take the fall for something he didn’t do and then he…joined the Navy?
✍️ 管理人: ハンター・スコットくん、その後海軍兵学校行ってヘリパイロットになってるんよな。普通はトラウマになって絶対近づかんやろって思うけど、逆に『自分がまともな軍人になってやる』って思ったのかもしれん。日本でも冤罪事件を知った子が弁護士になるみたいなパターンあるし、それに近い動機なんかな。この流れで海軍入るのRedditでもネタにされてて草生えるわ。
💭 管理人の感想
映画の2分間のシーンが、50年間放置されてた冤罪を晴らすきっかけになったって、もう小説より出来すぎてる話やろ。特にグッとくるのが、敵国だった日本の潜水艦艦長・橋本以行さんが何十年もマクベイ大佐を擁護し続けてたって部分なんよ。敵味方の枠を超えて『これは不当だ』って声を上げ続けた人間の良心と、それを50年間無視し続けた米海軍の組織論理の対比が重すぎる。日本でも冤罪事件は多いけど(袴田事件は58年かかってるし)、組織の隠蔽体質って万国共通なんやなって改めて思うわ。しかも結局マクベイ大佐本人は1968年に自殺してて、名誉回復は2000年。本人には一切届かなかったんよな。一方で、12歳の自由研究が議会を動かすっていうアメリカの子どもへの本気度も見逃せないポイントで、日本との文化差を感じる。映画『ジョーズ』のクイントの独白って実はこの事件がモデルで、スピルバーグも後にハンター少年を称賛してるんよ。みんなは子どもの頃、映画の1シーンで人生変わった経験ある?
📖 この記事のチャンク〜英語フレーズを覚えよう〜
“things have gone very sideways”
🔊 読み方: シングス ハヴ ゴーン ヴェリー サイドウェイズ
🇯🇵 意味: 事態がひどく悪い方向に進んでしまった、という意味のカジュアル表現。
💡 計画やプロジェクトが想定外にこじれた時に使う。例:「The meeting started fine, but then things went sideways(会議は順調に始まったけど、その後めちゃくちゃになった)」。
🌍 他の言語では?
🇩🇪 ドイツ語: Da ist einiges schiefgelaufen (ダー イスト アイニゲス シーフゲラオフェン)
→ 「色々うまくいかなかった」というニュアンスで、状況が悪化した時の定番表現。
🇫🇷 フランス語: Ça a vraiment mal tourné (サ ア ヴレマン マル トゥルネ)
→ 「本当に悪い方向に転がった」という意味で、口語で頻繁に使われる。
🇰🇷 韓国語: 일이 완전히 꼬였어 (イリ ワンジョニ コヨッソ)
→ 「物事が完全にこじれた」という意味で、計画が崩れた時のカジュアルな言い方。
🇪🇸 スペイン語: La cosa se torció bastante (ラ コサ セ トルシオ バスタンテ)
→ 「事態がかなりねじれた」という意味で、状況が悪化した時に自然に使われる。
※翻訳は意訳を含みます。正確な表現は原文リンクからご確認ください。
※引用元: r/todayilearned


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